this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【体育祭】部活対抗リレー ―つないで、魅せて、走りぬけ―
<< もどる
1
…
20
21
22
23
24
…
26
つぎへ >>
… … … … … …
「いよいよスタートなのだ! その前に1枚欲しいのだ」
新聞部の
後木 真央
がお願いすれば、
八十八旗 信彦
や
西川 夕莉
、
新井 すばる
は了承する。ホスト部のバトンを勤める
相原 まゆ
は少し考えた後、遅れて肯いた。
「先生、優しくエスコートしてみませすから」
「……優しくなくていいから速くね。恥ずかしいから」
信彦がにっこりとハンサムな笑顔で言えば、まゆは苦笑する。その傍ら、すばるは改めて真面目に思う。
(部員確保と部費UPの両方狙うなんて、アルナイルもよくばりさんだね。でも、ぼくも賛成だよ。では……生物部員の力……いや、日頃の活動の成果をお見せしようかな)
眼鏡を但し、強気の笑みを浮かべるすばる。そして、夕莉もまた鬘を被り小道具の剣を片手に気合を入れる。
(私はトップバッター。通常でも、このリレーでも重要なポジションなんだ。私の役目は、他の人達……観客の目を引く事!)
役になりきるため、しばし目を閉ざし、深呼吸。再び目を開いたとき、そこには凛々しい女戦士が佇んでいた。真央が撮った写真を後から見れば、誰もがうっとりするほどカッコいい彼女の姿が捉えられていたそうだ。
「位置について。よーい……」
パァン、と銃声が響き渡る。他のチームが走り出す中、夕莉が剣を高々と掲げる!
「さぁ行くぞ! 我が寝子高演劇部!」
素早く剣を鞘に収め、真剣に走る夕莉。その姿は大切な物を命がけで守り届けようとする兵士のそれだ。
(戦士が走るという事は、重要なアイテムを急いで運ばなきゃいけない、ってシチュエーションかな? それなら、優雅にというよりは……)
本気の走りを見せる彼女は直ぐに並んでいたすばると信彦に追いつき、越してしまった。因みにまゆをお姫様抱っこする信彦の隣に、名誉顧問(人体骨格標本)をお姫様抱っこするすばる。ものすごくシュールである。
それでも、2人の顔に焦りは浮かんでいない。
(2番の神野さんに余裕をあたえる為にも早く走らねば……)
内心で冷静に決意を固めるすばるは確実に内側のレーンをとり、信彦を一歩リード。一方、信彦は信彦でクールな笑みを浮かべている。走りやすいようなるだけまゆに密着してもらっている上、振動にも注意を払った走りをしていた。
(俺たちホスト部は、少々走りにくくても個性的で目立てばOKなのさ♪)
と爽やかな笑顔だ。そんな3人の前方で、真央が流星のようにレーンを駆け抜けていく。最初からダッシュで突っ走った真央は、流石陸上部というべきフォームで内側のレーンを攻める。その顔は真剣そのものだ。
(次は護ちゃんなのだ。ちょっとでも速く走って稼ぐのだ。そんでもって撮影に戻るのだっ!)
にゃふっ! と意気込んで加速する真央。その背中を追うのが戦場を駆けるが如き勢いの女戦士・夕莉!
(急がなくては! あの方が待っているのだからっ!)
第2走者である
アニエス・クロッツ
の姿を見、カーブを曲がりながら真央より1つ外側のレーンへ。あとは追い抜くタイミングを計るだけだ。
徐々に信彦との差を広げていくすばる。彼は内側のレーンを走りぬけると少しずつ前を行く2人へ近づいていく。少しでも第2走者である
神野 美野梨
の為にタイムを稼いで起きたいのだ。
(もう少し、スピードを上げてもいいかな? となると振動が強くなるかも)
ホストらしく女性第一に考えて走る信彦は僅かに速度をあげつつ、振動にも気をつける。まゆはお姫様抱っこから見る景色を楽しむ余裕も無く、心配そうに信彦を見上げる。
「大丈夫? 無理はしないで」
「大丈夫ですって。大船に乗ったつもりでいてくださいよ」
信彦は額に汗を浮かべつつも爽やかに笑って走る。コツさえつかめば振動を少なめに走る事が出来、少しはすばるとの間を縮めることが出来た。
最後の直線レーンを突っ切って、真央はトップで第2走者である
遠矢 護
のもとへたどり着いた。護は素早く改造腕章を外して真央に渡し、彼女は的確に護の腕へと巻きつける。
「護ちゃんっ、ヨロシクなのだ! 頑張れなのだ~」
「うんっ!」
護は、真央の声援を受けて走り始める。あのラインに立つまで緊張していたし「女の子さえ抜けないかもしれない」とか「せめて抜かれないようにがんばろう」とか思っていた。
(で、でも順位よりも腕章の着け外しでみんなの仲の良さをアピール出来たら、素敵かも)
そんな思いを胸に、護は突き進んでいった。
護がスタートした頃、夕莉が到着。彼女は鬘をそっと外すと、ガラス細工を扱うかのように恭しくアニエスへと渡す。
「こちらをお持ち致しました。後は、任せましたよ」
「ありがとデス、西川君! 魔法少女『ターコイズ・アニィ』! 皆にシアワセのレインを降らせて見せまショウ♪」
魔法少女っぽい台詞を考え、杖を片手にかわいらしくポーズ! その後ウインクして走り出せばこれまた結構早い。
(あたし、これでも走る得意デス! 意外でしタ?)
驚くクラスメイトの声が聞こえる。アニエスはそれもお構い無しに笑顔でレーンを駆け抜ける。
夕莉がアニエスへと鬘を渡している間にすばるが美野梨へバトンパス。すばるは余裕の笑みで名誉顧問を差し出した。
「よろしくね」
「ええ!」
打ち合わせどおりに受け取り、美野梨はがんばって抱えて走り出す。ふと、思い出したのは仲間の顔と早朝練習。彼女は僅かに微笑んだ。
(せっかくバトンをつなぐのだし練習の時間と労力を無駄にしたくないわ。屋敷野さんをがっかりさせたくないし)
個人だったら順位に興味などなかった。けれどこれはチーム戦だ。先をいく護やアニエスを追って、真面目に『普通に』走ろうと懸命になる。
ちょっと遅れて信彦が到着。第2走者はたおやかな笑みが似合う
早坂 恩
だ。
「まゆ先生、楽しいひとときをありがとうございました」
ウインクして信彦が言えば、ありがと、と恥ずかしそうに言うまゆ。お姫様抱っこのまま受け取ると、恩は笑みを向けた。
「信彦ちゃん、お疲れ様。まゆ先生、ここからのエスコートは私がするわ」
照れた様子のまゆに、やんわりと言うと恩は走り始める。まゆ先生と瓶への考慮に加え元々体が弱い事もありダッシュはできないが、それでも恩は心を込めて走ろう、と思う。
(他の人とは少し速度が落ちちゃうけど、お姫様だもの。しっかり抱きしめないとね)
あまり上下に揺れないほうがいいだろうと判断し、それでも自分のできる範囲で走っていく。先を行く3人は遠いが、順位よりも印象に残ることがホスト部の目的だった。
「にゃふ。みんながんばれなのだ!」
ジャージを再び羽織った真央は、第2走者全員にエールを送る。そして、バトンパスの様子もちゃっかり写真に収めているのだった。
<< もどる
1
…
20
21
22
23
24
…
26
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【体育祭】部活対抗リレー ―つないで、魅せて、走りぬけ―
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
64人
参加キャラクター数
64人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月20日
参加申し込みの期限
2014年12月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!