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遠足! 小学生、横浜へ
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◎ニャンドマークタワー
バスは無事横浜に着き、子供たちは少人数の班と全体行動組に分かれた。
全体と言っても数が多いので、2~3グループに分かれる。
少人数の班が先に動き出した。
「初めての横浜です! これが楽しみでないはずがありません! 楽しむしかないのです!」
白のキャスケットをかぶった2班の4年生の
暁桜 逢莉
は、今日もハイペース。
「一体どんなものがあるのか楽しみっす! まずはあの高いビルに行ってみまっす」
その近くで、同じクラスの
剣崎 一心
も言った。
「あら、いっしんくんもニャンドマークタワーに行くのですね! 班はちがうけど、一緒に行けますね!」
「い、いやその、遠足ではなるべく班で一緒に行動するっす!」
一心は顔を赤くしてかぶりを振る。
(女の子は……ちょっと、苦手っすから……!)
幼いころから剣の腕を鍛える事ばかりやっていたせいで女の子との交流は皆無だった一心は、男子だけの1班に入っていた。
それは、近づくにつれ、どんどん大きくなっていった。
「……近くで見るとでかすぎるっす! なんという、なんというでかさっすか!」
タワーを見上げていると首が痛くなりそうで、一心は首を戻した。
「これはてっぺんに行ったらすごく眺めが良さそうで愉しみっす!」
「これがニャンドマークタワーか! でけえ! すげえ!」
2班の3年生、
花月 勝治郎
も感嘆の声を上げた。
普段通りどこかの制服らしき学ランを上着に、学生帽をかぶっている。しかし肩にはリュックサック。
「とりあえずテンボーフロアに行けば高いところが見えるんだよな」
しかし、タワーに感動する子ばかりではなかった。
「フッ、今の俺は大好きな妹に傷心の海の男さ……海はいい……この心の傷を癒してくれるからな」
一心と同じ1班の4年生、
鬼崎 葉月
は傷心のポーズを決めていた。
そのとき、潮風の悪戯で前を歩いていた大人のお姉さんのスカートがふわりとめくれ上がる。
(ベストショット! いつも心にエロを……大事な事だぜ!)
傷心していても、お姉さんのパンツをベストショットで見たり、逞しい海のお兄さんの筋肉を堪能するのは忘れない。
ランドマークタワーに上る時もお姉さんのパンチラを見逃さないようにしようと心に誓う葉月だった。
「エレベーターは向こうですね! 行きましょう!」
逢莉は班の皆に声をかけ、一直線にエレベーターに向かう。
「エレベーターが早い! 一気に上がるんだ! かっけー!」
勝治郎が興奮して声を上げる。
69Fの展望フロアへの直通エレベーターは時速45km、日本最速なのだ。
「ロケットみたいだ! ほらほらもうこんなに……」
「ほんとだね! すごい!」
逢莉も一緒になってはしゃぎたかったけれど。
「お客様、エレベーター内ではお静かに願います」
エレベーターガールのお姉さんに優しい笑みと共に注意されてしまった。
「あ、ごめんなさい」
(大声出しすぎちゃって怒られたぜ……番長はさわいだりしないんだ、反省しないと!)
不良(ワル)な番長に憧れる勝治郎だが、彼の言う「番長」は不良学生な服装で言動は正義のヒーローという姿なのである。
一方葉月は。
(しまった! エレベーターだとパンチラが見えねえ!)
少しでもエレベーターガールのお姉さんのほうに近づきながら、いっそしゃがもうか、でも怒られそうだな、と悩むのだった。
エレベーターが開くのを待ちかねて、逢莉は近くの窓に駆け寄った。
360度全面が壁で、ぐるりと展望を楽しむことができる。
「まあああ、これがニャンドマークタワーからの眺めですか!
霜は降りてませんが、きっとこれが風霜高潔の眺め! 澄んだ空のもとの町並みが美しいです!」
「フウソウコウケツ?」
小学生らしからぬ難しい言葉にきょとんとしつつ、勝治郎も下を見下ろす。
「高いと下に見える町がおもちゃみたいだなー。人はまめつぶぐらいにしか見えない小さい車……ミニカーが勝手に走ってる」
「けれど町並みだけではなくて、海も山も、ここから見えるあちこちがとってもすばらしいです! ほらほらかつじろーくん、あのむこーう側に見えるのは寝子島でしょうか?」
逢莉は目を遠くに転じ、遥か海のかなたに見える何かを指さす。
「うーん。遠くて、なんだかわからないな」
「……よく見えませんか? あら、そう言われるとわたくしも自信がなくなりました!
でもわたくしたちはこんなに遠くへ来たということですね! すごいことです!」
勝治郎がもっとよく見ようとすると、窓の近くを鳥が横切った。
「いつもこんな高い所の景色で飛んでる鳥っていいなあ、気持ちよさそうだ」
「そういえばこの下はどうなっているのでしょう? 大きなビルのお店というものが、ちょっと気になります!」
逢莉は行きたそうに軽く両手を合わせた。
「意外と会社や病院が多いみたいだよ。食べ物とかお土産のお店は下に集中してるんだって」
物知りな班の子が返事をした。
「へええ、そうなんですの! 楽しいお店がいっぱいだったらいいのに」
近くでは一心が感嘆の声を上げていた。
「なんという、なんという眺めっすか! 予想以上っす! びっくりっす! なんだか日本のどこまでも見られるような気がしてきたっすよ!」
「未月がそのへんを歩いていないかな……この景色見せてやりたかったぜ」
兄らしいことを言う葉月だったが。
「うおっ、パンチラ!」
まめつぶほどのパンチラも見逃さない残念さを発揮していた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月17日
参加申し込みの期限
2014年11月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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