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<宝石人形>蛍石フローティア
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【人形とゲームセンター】
それより少し前──
煤内 都々
もそんな騒ぎを街頭で知った一人だった。
偶然、都々がシーサイドタウンを歩いている最中。
それを、店員がヒステリックに叫んでいる内容と同様の姿で歩く少女の姿を目撃してしまった日には。
「……うわ、本当にいた。
寝子島に来てさほど長くないけど、やっぱ何が起こるかわからないぜ、この島は」
見ない方がいい物を見てしまったかもしれない。そう思いつつも、店員の混乱っぷりを見てしまった以上、ついお節介かも知れないと思いながらも、恐る恐る歩み寄って声を掛けた。
「──なあ、あんた。人形のひと……っつーのも変か。
フローティアって人形なんだろ? お店戻んなくていいのかよ?」
その声に、少女は日傘ごとびくりと硬直して、恐る恐る都々の方を見た。
日傘に隠れていた、柔らかく後ろで編みこんだガラス繊維を思わせるつややかな薄紫色の髪が揺れる。
そして、鮮やかな緑色の虹彩が都々の姿を捉えた。
「ごきげんよう、初めまして」
「あ、いや……どーも」
お互いが道端でお辞儀をしあう不思議な光景。
「いや、そーじゃなくて……っ。
店員が叫んでたけど……たしか目、日光に弱いんだったか? 店戻んなくていいのかよ?」
「は、はい。もう戻らなくていいんです」
少々どもりながらではあるが、即答だった。
都々は、その人形少女の経歴を思案する。
「人形にも大事にされすぎて自由が欲しくなるときがあるってことか…」
言葉はフローティアの耳には入らなかったらしく、彼女は不思議そうに首を傾げる。
「どうすっかな…すげー高価な人形らしいし、とりあえず大人に連絡しないとだよな。あやめさんなら店にいるかな」
「お、お店の方を呼ぶつもりですか……?」
少女は、この場から駆け出し逃げるつもりなのが明確に分かる程、一気に都々から距離を取る。
「あ、いや違うって!
あんた、このままだと目を悪くするんだろっ?
俺、良い眼鏡屋さん知ってるんだ!
浅葱 あやめ
さんって言って──というか、俺のバイト先なんだけどさっ。
きっと良い知恵貸してくれるって」
その言葉に、フローティアは緊迫していた雰囲気を僅かに緩めた。
「眼鏡屋さん……」
呟きながら、己の瞳を確かめるようにフローティアはそっと目じりに手をあてがう。
フローティアは携帯で連絡を掛ける相手を確かめるように、都々の側に寄った。
「あ、あやめさん? 実は──」
携帯をしまって、都々がフローティアへと振り返る。
「なんかこっちの方まで来てくれるみたいだな。
なあ、一人でフラフラすんのも危ないから一緒にどっか入って待とうぜ。…ゲームセンターとか」
少女は小首を傾げて呟いた。
「げー、せん?」
フローティアの目には、そこは輝く宝石箱のように見えた様子だった。
あちこち光でちらつくビデオゲームは自由自在に動く絵。
クレーンゲームは可愛らしいぬいぐるみが詰まっている宝箱のよう。
音ゲーの台などはその音量と画面を見ているだけで眩暈がする。
軽く頭を押さえるフローティアに、都々はその様子を見て、そんな彼女にも遊べそうなものを探した。
「(女の子はどういうゲームが楽しいんだ?)」
都々は僅かに思案する。
まず浮んだ、BORNYA BRAKEは、今寝子島で流行っている筐体内からの仮想ゲームにおけるロボットによる対人戦。
「~オブ・ザ・デッド」シリーズもガンアクションシューティングだが、見ている限り、ゾンビを見て後ずさっている彼女を見ればそれも対象外だなと思える。
「あー…プリクラ? とかあるぜ」
「………?」
──案の定、プリクラを知らない彼女の為に、都々が「大体こんな感じ」と慣れない調子で説明する。
「……自分の姿を、紙に印刷できるのですね……!」
フローティアは感慨深くまぶたが動く可動式の瞳を輝かせて大きく頷いた。
都々は、やっと彼女のお気に召すものが見つかったと安堵のため息をつく。
そして、撮影が終わって写真を分けている所で、ふと二人のいる道路際のゲームセンターの側に一台の軽自動車が停車した。
「ああ……こんな所に、いたんですね……」
その中で、沢山の眼鏡ケースが入った袋を丁重に抱えるように持った、眼鏡屋の店長あやめが姿を現した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月03日
参加申し込みの期限
2014年11月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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