this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ある華道部の放課後
<< もどる
1
2
3
4
華道部の体験入部、その案内を見て興味が湧いた。
御鏡 聖
は特別教室内で、黒板を見つめる。書かれている言葉は、『重陽の節句』である。9月9日のことだ。
長寿を願う……大切な人とずっと一緒に居たいと思い、ずっと一緒に居られたら素敵なことだと思う。
(私は相手を見つけるところから始めないとですけれども)
心の内で呟いて、聖は畳の部屋の方へ移動した。床の部屋と繋がっているようだが、そちらは他の生徒でいっぱいになっていたからだ。
畳に座るときは正座だろう。正座することには慣れている。座ったときに綺麗な姿勢でいることができると、きちんと納まっている感じがして、気持ちが良い。
それにしても、華道というのはどういった流れから生まれたのだろう。生け花とは少し違うのだろうか。
茶道や書道などにつく『道』は、人の道だと聞いたことがある。その道を歩み、高みを目指すものだと。華道もそういったもののひとつだと思ったのだが、どうなのだろう。
『神道』にもそういった一面があるのかもしれない。『仏教』と呼ぶのに、『神教』とは呼ばないから。
(私はまだ修業中ですし詳しいことを学んではいないのですが、これから学んでいこうと思います)
聖はもう一度心の内で呟いた。
そうして、気持ちを切り替えて、花を生けることに取り掛かる。
わからないことは、先生や華道部員に教えてもらいながら生けるのだ。
どうすればバランスよく綺麗に生けられるのか。
これを見てくれる人に何を伝えたいのか。
自分の中にある何かを込めるように花を生ける。
「全て生け終わったら、前からではなく横から見てみようねぇ。窮屈になっていないかどうか、その方がわかりやすいときもあるからねぇ」
ウォルター先生のアドバイスに従って、横から見てみる。窮屈になってしまっているようだ。空間を取り入れるように、調整する。
生け終わったら、鑑賞タイムだ。菊サイダーというものが振る舞われ、飲みながら華道部の話を聞いたり、学校生活の話をしたりする。
「こういうの良いですね、これからも部活動したくなっちゃいます」
八神 修
は信楽焼の素朴な花器の前に立っていた。中心花材は栗、そして栗を引き立てる菊である。
栗は良い枝ぶりのもので、青い栗がたくさん実っている。最初にそれを数本、不等辺三角形を組み合わせるように生け、整えた。それから、菊を生ける。主役はあくまで栗である。花器を置いている敷物の上にも、栗と栗の葉をいくつか配置して、自然を切り取ったような風景を創り出す。
針金等で整形するやり方も華道にはある。が、修はそのやり方は好みではなかった。自然の形を生かす。自然の季節や命を表わす。その根底には調和が有るという考えだ。
そんな生け花をしながら、修は気になっていることをウォルター先生に聞いてみた。
「ウォルター先生は、どんな風にして華道と出会ったんですか?」
ウォルター先生は、修が所属する射撃部の顧問でもある。そんな先生が、どのようにして華道と出会ったのかは、とても気になるところだ。
「僕と華道の出会いは、高校時代だねぇ」
「高校時代、ですか?」
先生はそうだねぇと頷いた。
「高校時代に華に魅せられて、部活に入ってしていたねぇ」
「そうなんですか」
この学校に来られて顧問になってから華道と出会ったのかとも思っていたが、そうではなかったようだ。
それにしても、と先生は続ける。
「八神は慣れているようだねぇ。初めてではないのかなぁ?」
「俺? まあ……軽く嗜んではいますから基本はできます」
そう答えはしたが、修は花よりは動物の方が好きだ。
粗方生け終わって、先生にも見てもらって、修の作品は完成した。
「せっかくですから、持って帰って飾りたいですね」
みんなの作品が出来上がると、修の作品も含め、みんなの作品を写真に撮った。華道部の活動内容紹介と併せて、新聞にも載せるのだ。なお、生けている最中の写真については、同じ新聞部の真央が撮っているはずである。
しかし、真央の姿は特別教室内には無かった。確かに開始したときにはいたはずなのだが……騒いでいた記憶もあるから、追い出されてしまった可能性もある。
写真を撮ってから、振る舞われた菊サイダーを口にして、修は真央を探しに廊下へ出た。そこで見たのは、くうくう寝ている真央と朱蘭2人の姿だった。
<< もどる
1
2
3
4
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
鳴葉ゆらゆ
ファンレターはマスターページから!
シナリオにご参加いただき、ありがとうございました。
鳴葉ゆらゆです。
華道部での活動や体験入部はいかがだったでしょうか。
ウォルター先生のアドバイスの一部は、私が中学生時代にお花の先生に教わったことです。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ある華道部の放課後
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月04日
参加申し込みの期限
2014年11月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!