伊勢 エリカの所属する
華道部には、礼を知り伝統を学ぶという目標がある。
たとえ礼儀作法が心にもなくても、あくまで花が主役だということを忘れないように。
華道部活動のある日の朝は忙しい。
登校したらまずバケツに水を汲み、事務室前に置いておく。
午前中に、注文した花が届くからだ。
昼休みのうちにバケツごと花を活動教室まで運ぶ。
放課後には活動教室で活動の準備をするのだ。
今日届いたお花はいつもより少し多い。
体験入部として華道部以外の生徒の受け入れもしているからだ。
戸棚から活動に必要な道具を出す。
花器に、華道用の花ばさみ、それから剣山など。
そうして、エリカは黒板に【重陽の節句】と書いた。
重陽の節句とは、9月9日のことだ。
菊の花が咲く季節であることから、菊の節句とも言われるらしい。
注文した花の中に、菊も入っている。
「どんな華が見られるのか、楽しみだ」
エリカは意気込むようにぐっと手を握った。
こんにちは、鳴葉ゆらゆです。
中学校時代、華道部に所属していましたので、
とても懐かしい気持ちです。
今回、舞台は華道部ですが、
華道部以外の人も、体験入部をしたり、華道部に遊びに来たり、
華道部に関連するアクションであれば参加して大丈夫です。
【概要】華道部として、あるいは体験入部して、楽しくお花を活けましょう。
【目的】華道を通して礼を知り、伝統を学ぶ。
【時間】放課後
【場所】北校舎の1階の特別教室
【活けるお花】
ご希望の花があれば、アクションにお書きください。(サンプルアクション参照)
手に入れにくいものや、あまりに大きいものでなければ、大丈夫です。
特にこだわりがなければ、書かずにマスターにお任せいただいても大丈夫です。
【登場可能なNPC】
ウォルター・ブラックウッド先生
【重陽の節句】
重陽の節句は、五節句のひとつで、9月9日のことです。
菊が咲く季節であることから、菊の節句ともいわれます。
長寿を願って、菊の花を飾ったり、湯船に菊を浮かべたり、枕に詰めたりされるようです。
なお、重陽の節句は無視しても大丈夫です。
華道部として、もしくは華道部に関連して、
やりたいことを自由にアクションに書いてください。
ご参加お待ちしております。