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寝子島高校
装飾譚:スポーツアイテム「トモエ」
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学校指定の体操着姿で歩く
椿 美咲紀
。本日、彼女は
八神 修
と共に走るための靴を探しに来た。部長と部員の関係である。
「シュー君どうして体育祭実行委員になったんですか? いろいろ掛け持ち大変じゃありません?」
「まあ、忙しくはあるけどな。新聞部として広報や報道、記録等を担当したかったんだ」
「熱心ですねえ」
「学校ジャージのそちらに言われたくはないぞ……。美咲紀、それは本来学校で着るものだ。言いたくないが悪い意味で浮いている」
「まあまあいいじゃありませんか! あ、店員さんすみませーん! ジャージに合うシューズをすすめてくださいな。軽くて速く走れるタイプが欲しいです」
美咲紀は修の助言をひらりとかわし、店の奥へと進んだ。後を追う修はやれやれと肩をすくめる。美咲紀のサイズに合ったシューズを用意すると店員は別の客に呼ばれ、その場を去った。
「ジョギング経験者から言わせてもらうと、はじめは重めで安定したシューズを選ぶのがいいぞ」
「むう。正論ですが、今回は早さを優先したいのです」
「なら、中間を選んだほうがいいな。俺のおすすめは――」
美咲紀は修の意見も取り入れながら靴を選ぶ。候補のひとつである黒の限定軽量シューズが気になり手に取った。その靴は近くで見るとコスモスの模様で、光の加減で風にそよぐ花弁が浮かび上がった。
「これ、きっとチョコレートコスモスですね。秋に花をつけるんです」
「ああ、赤みがかった黒の……。色がチョコレートに似ているからそんな名前なのか」
「ふっふっふ。実は香りもチョコレートみたいなんですよ!」
「へえ、興味深いな」
「今度機会があったら紹介しますね。決めたっ、私、このシューズにします!」
高らかに宣言する美咲紀。シューズをレジに取り置きしてもらうと、ふたりは靴下を探しに小物のコーナーに向かった。
「ソックスと、ソックス止めも買った……。あっ、あの子、夏休みに一緒に補習を受けた子じゃないですか?」
「ん? ああ、本当だ。宮祀だな」
智瑜はさゆると、トモエオリジナルのスポーツアイテムを見ているようだ。トモエはスポーツ時にあると便利な小物などにも力を入れており、髪留めやシューズケース、ウェストポーチなども開発・販売を行っていた。
「こんにちは、宮祀さん。あなたもお買いものなんだね」
「奇遇だな。ところで、そちらの方は? 俺は八神と言います」
「こんにちは、美咲紀さん。修さん。私もスポーツ始めようかな、と遊びに来ました。こちらは同じ学校の先輩です」
「……よろしく」
さゆるは自分の名前をぼかしながら挨拶をする。
智瑜とさゆるは髪留めのコーナーを見ていたらしい。ちょうど帰るところだったようで、修たちはそのまま彼女らを見送った。
「美咲紀は髪が長いから、こういうのも必要なのか」
「そうですねえ、結ぶなり纏めるなりしないと……あ。ここのゴム、色が花の名前になってる!」
ふうん、と修が色名を確認する。ヤマブキ、キキョウ、モモ――。
「ツバキもあるじゃないか」
「本当ですね! これは買うしかありません!」
美咲紀は赤いスポーティーなゴムを自分の顔に近づけ鏡にうつす。そうだ、と何か思いついたように修に顔を向けた。
「そういえば、シュー君の気になる人も植物系ですよねー」
「……!? なんだ、藪から棒に」
「彼女にプレゼントしたらどうですかー? 好感度アップかもですよ~」
「赤い椿の花言葉は『謙虚な美徳』らしいぞ」
「ちょっ、シュー君どこ行きますか!」
修は捨て台詞を残すと早足で男性向けコーナーに向かってしまった。美咲紀は急いで後を追う。追いつくと、なぜか修はダンベルをわざとらしく持ち上げていた。腕がぷるぷるとしている。
「ああ、ダンベルですか。(これはかなり動揺してますねー。でもつっこまないであげましょう)いいですね。シュー君! こういうの使うともっと筋肉つくですよ」
「(適当にごまかせたようだ。このまま話題をそらしてしまうか)一応、ペットボトルに水いれたものとか使っているけど……う」
と、言いながら修は手近な場所にあったダンベルを持ち上げた。さっきのも重いが、こちらは更に重い。
「うわ、重そうですね」
と、言いながら修のダンベルをひょいと持ち上げる美咲紀。
「『ひょい』……」
「ひゃー。これは結構キますよ」
笑顔でダンベルを動かす美咲紀。
「……美咲紀、買い物が終わったら走りに行くか」
「え? いいですけど?」
「レジ行くぞ」
「はーい!」
曇りのない表情で答える美咲紀。
買ったシューズは履いて帰ることにした。彼女の靴は今から履けば体育祭までには足になじむだろう。早く軽やかに。走るのが待ち遠しいとばかりに、美咲紀は軽く飛び上がった。
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あとがき
担当マスター:
相馬 円
ファンレターはマスターページから!
お世話になっております。相馬です。
スポーツ用品店、お楽しみいただけたでしょうか。
私も肩こり予防に時々運動しています。
次回もご縁がありますように。ではでは!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
相馬 円
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月24日
参加申し込みの期限
2014年12月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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