モテモテ呪いを解け！　キャッキャウフフな悪夢の一日｜リアクション

モテモテ呪いを解け！　キャッキャウフフな悪夢の一日

【猫神様は見てる】

　エノコロ岬にある祠は、ぼんやりと光を放っていた。
　そこに、氷華が『ウルトラ・サンマさん人形』。
　次に、美野梨が『ハイパーオーラ・ミルク』。
　最後に、みゆきが『素晴らしい高級猫缶』。
　これで、三つがそろって納められ、ぼうっと光が収まっていったのであった。
「はっ……何をしていたのデースか！」
　正気に戻った露草が美野梨に謝り。
「やれやれ……なんとかなった。今回は助けられたな」
　修は、みゆきに礼を言っていた。
「……これで、みんな元に戻るはずだ！」
　こうして、事件は収束に向かったのであった。

「ふっふっふ、良い絵が取れたぜ」
　その様子をミゾレはばっちりとカメラに納める。
　果たしてうまく取れているのだろうか。
　後日、現像した結果、ややゆがんではいるが、スクープ主張するに十分な証拠が出るのは違いないだろう、しかし、この写真だと……きっと与太話ということで終わる可能性が高いのだが。
　しかし、ミゾレは見てしまったのだ。
　この不思議な現象を……。
「……しかし、どう伝達してもこれは難しいな。さて、何か考えないとな！」
　が、ネタは掴んだので少しだけ機嫌は良いのであった。

　後日、また何か起こりそうな、そんな気がしないでもない。

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