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宿題終わってない子、集まれー!
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「さて、休んだら後半追い上げしますですよ? サボる子は、ピコハンが飛びますからそのつもりで!」
猫姫が高らかに宣言し、
加藤 戦乙女
もマイ写真を数枚増強して、シャーペンを握る。
可愛いわたし写真に囲まれると、モチベーションが上がるらしい。
「これなら頑張れそう! えと、じゃあ数学でもやろっかなー。
……んー? ……んー?? ……うんー???
だ、誰か! 数学わかる人! このかわいい乙女ちゃんに、教えてくれないかなっ!」
「オレさまちゃんに、任せとけっ!」
名乗りを上げたのは、
結緑 一色
。
「えー、キミって小学生なんじゃないの?」
「なーに、オレさまちゃんに不可能という文字はないぜ!!」
ドヤ顔の、一色。だが。
「お? おおおぉ? おおおお~??」
中学生の数学は、小学生には難問すぎた。
「へー、中学生ってこんな勉強してるんだ。見たことない記号ばっかで、ムズそう。
おれはどの教科も苦手だから、ちょっと不安だなあ……」
異変に気付いて様子見に来た
花月 勝治郎
は、鉛筆を鼻と唇の間に挟んで天を仰いだが、すぐに気持ちを切り替えた。
「今は3年生だし、3年の勉強しとけばいいもんな! 大丈夫だ、だいじょうぶ!」
深呼吸すると、勝治郎は再び算数のドリルに取り掛かった。
「おれは逃げたりしないぜ、逃げることは負けることだし。勉強は苦手だけど。算数は特に……」
そんな勝治郎に、
新江 天懸
が教えについてくれた。
中3の彼から見れば欠伸が出るほど簡単な問題だが、意外と細かい性格が功を奏してか、考え方の基礎から隙無く教えている。
勝治郎も憧れのワルっぽいお兄さんに教えてもらえて、ご満悦なようだ。
ついさっきまで、他の人のしてる事を気にしたり、
夢月 姫
や
椎名 あさひ
とおしゃべりしながら、
霧生 里桜
が持ってきてくれた高級お菓子を食べて、歓声をあげていたとは思えない集中力。
この分なら、宿題は捗るだろう。
果敢に数字と睨めっこする一色は、未だに妙な唸り声を上げている。
肝心の戦乙女は、マイ写真とアイコンタクトを取るのに夢中で、宿題の事を忘れている。
嫌な予感しかしない。
「おい、大丈夫かよ?」
若干ニヤついて煽る天懸に、手を貸すつもりは無さそうだ。
「大丈夫に決まってんだろ、ばぁか……!」
強がってみる一色も、ぷしゅぅ~と電池切れを起して、結局はテーブルに突っ伏した。
「私も算数のドリルも、あと2ページです」
ふぅ、と軽く息をついて夢姫が言えば、
樹弥・エヴァンズ
が「見ようか?」と優しく問い掛ける。
「ありがとうございます。難しくはないけど、問題が多いんですよね」
「偉いな、計画的に進めてきたんだな」
お兄さんに誉められて、夢姫はちょっぴり恥ずかしそうに頷いた。
「分からない所があったら、遠慮なく聞いてくれ。俺で良ければ、いつでも力になるから」
「はい!」
そんな皆の勉強姿を撮りつつ、
鍋島 奈々美
は自分の勉強もぼちぼち進めていたのだが。
「……ニャハハ……宿題なんか出来て無くても、死にはしないんや!」
とうとう、畳の上にごろんと仰向けに転がった。
それを咎めるのは、自称お目付け役の
赤羽 勇樹
である。
「奈々美! 待て!! 今日という今日は、許さんぞ!」
腕を掴んで、無理に起そうと躍起になる勇樹だったが
「うちは疲れたんや、放っといてんか? ……ええい! これでどうや!」
豊満なバストを包んだ服の胸元を、少し開いてチラ見せすれば、勇樹は見る間に茹蛸のように赤くなって――鼻血を噴出した。
「……フッ、これで煩い奴は片づけたで」
ほくそ笑む奈々美。
最初は呆れて見ていた
猫屋敷 姫
だったが、一向に止まる様子の無い奔流に、青くなった。
「ちょ、大丈夫なのです……?」
「きゃー! 誰かティッシュ持ってない!?」
里桜は服や
雲見 充
のノートを汚さないように、さくっと回収して半径3Mの距離をキッチリ保って、可愛い悲鳴を上げた。
さしずめ女子力(精神)と言った所か。兄弟揃って女子力高え。
「私、持ってます……!」
夢姫が千切ったティッシュを丸めて、勇樹の左右の鼻に詰めた。
充はタオルを持って井戸へ走ると、冷たいおしぼりにして勇樹の鼻にあてがう。
「これで冷やすといいよ」
「す、すまん……恩に着る……」
「扇風機の前で、少し休むといいのです」
「そうさせてもらうよ……」
「ほぇ~、吃驚したわぁ。あんなに出るとは思わんかったわ」
脱力する奈々美に、ピコリとハンマーを打ち下ろして、猫姫は教師役を引き継いだ。
「堪忍してやぁ!」
「シャラーップ! 中学生にもなって、情けないと思わないのですか。恥を知るのです!」
もひとつ、ピコッ!
結局、奈々美は猫姫と復帰した勇樹のダブル教師に、鬼軍曹の如く気迫でコーチされ、死に物狂いで宿題を終わらせたそうな。
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担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月01日
参加申し込みの期限
2014年09月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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