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水着で「饗宴」!―エロスとは何か?―
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「初島っち、今の話でそこを拾うの?」
呆れるように言う信彦はちらちらと博士の方を伺っている。
まだ名前を聞き出すことを諦めた訳ではないらしい。
「個性的な格好をしたキミ、おっぱいは好きかね?」
信彦の視線には全く気づかず、かつ唐突に、博士は問いかけた。
「ファファファ……。おっぱいは好きかだと? 当然だ! 揺れる弾む大きなおっぱい! そのボリューム、その柔らかさ! 凄まじいアピール力である!」
そんな色々な意味でストレート過ぎるセリフを、『Sub rosa』から少し離れた岩浜で耳にした者がいた。
(ん? 海岸の方が騒がしいな。何かイベントでもやってるのか?)
握 利平
はノスリーブ、ハーフパンツのウェットスーツ姿で、サザエを取っていた。
「結構採れたし、今日は上がって覗きに行くか」
と、やって来たのだが、耳にしたのは、
「小さく薄いおっぱいもまた良いものだ! 控えめに主張する小さな膨らみ……それもまた乙なものである! 胸が服を圧迫しないが故に隙間ができ、そこから『色々』見える事が……堪らないな!」
これである。
(何なんだ何なんだ、この語り大会は)
「ちょ、初島っち、暴走しすぎじゃない?」
信彦が軌道修正を試みる。
「おっと今回は性癖ではなくエロスであったな……。エロス、それは突き詰めればやはり異性へのアピール力となるのだろう……異性を誘い、子を成す……動物的な、本能的な衝動!」
(エロスだと? そんなもん、1000人が語れば1000通りの答えがあるのは分かってるよな)
紙袋さんの言葉に、利平がそんなことを考えていると、下心がようやくダメージから復活したようだった。
「あー。ヒドイ目にあった。えっとエロスについてだよね」
幾分、落ち着いたかのような下心は、すっと真面目な顔を作り、大きく息を吸って、そして、
「エロスとは! 人類が子孫を残し、繁栄していくために必要な行為を促すためのエネルギーだ!! 無から有を生み出そうとするためのパワーだ!」
思うさま、魂の雄叫びを上げた。
(分かる、分かるぞ!)
頷く利平にチラリと視線を送り、下心がなおも続ける。
「それが俺の中から抑え切れないほど溢れ出てきて、そしてそこから生まれる衝動に突き動かされるんだ。そう、ちょっとおっぱいを揉みたくなったり、お尻を触りたくなったり、太ももに挟まれたくなったり、更にエロい事をしたくなるのもその衝動に突き動かされてなんだ!」
「分かるぞ、隊長!」
「分かるか、紙袋さん!」
盛り上がり、通じ合うPEC2人。
「おー、語ってるねー、横島。いいぜ、俺も一つ語ってみようじゃねえか。いい? 八十八旗?」
にやりと笑いながら、利平は参戦を決めた。
「りへーくんか。やー、俺は責任者じゃないから。責任者はこの……えっと、お名前なんでしたっけ?」
「ああ、私は――」
「エロスとは!」
博士の声を遮って利平が叫んだ。
「まあ、色々有るよな。例えば、おっぱい。見て良し、揉んで良し、小さいのも、大きいのも、それぞれ趣が有る。まあ、俺は大きいのが好きだけどな。目の前に生で二つ並んでりゃ、言う事はねえが……違うよな? エロスってのは、そうじゃ無い」
そこで少し利平は声の調子を落とした。
「エロスってなあ、もっと奥ゆかしいもんだ。例えば、目の前のエロイおっぱいに、薄布を被せる。何が生まれた? そう、ラインだ。ボディラインだ。もっと言うと、おっぱいラインだ。略して、オッパインでも良いかもしれねえ」
そしておもむろに、くわっと目を見開き、
「そうっ、このラインこそがエロス! 薄布の向こう側、おっぱいを形取りながらも、姿は晒さねえ! 見せずに魅せる! これがエロスだ!」
利平の顔には微塵の後悔も浮かんでいない。
「さあ、行こうじゃねえか。薄布が作りだすファンタジーへ。妄想の海は果てしない。皆で一緒に、ダイブしようぜ!」
誰も止めない。
止めないどころか『Sub rosa』はますますピンク色に染まっていく。
紙袋さんが後に続いた。
「エロスを毛嫌いする者もいるが……人が人である限り、それをするのは当然の事である! 『当然の事』を否定する、否定される……それは大きなストレスとなるのだ! そして忘れてはならない……子を成す事に密接に関わるが故に「愛」や「恋」といった感情とも密接に関わるという事を!」
紙袋ごしに女性陣の水着姿を見る目が血走っている。
紙袋内温度40度オーバー。
熱暴走を起こしていつも以上に暴走中である。
「エロスを否定する事無かれ! それは人間を……ひいては己をも否定する事と同義である! エロスを否定する事無かれ! それは人間を絶滅へと追いやる悪しき行動であると理解せよ!」
まるで神託を告げるかのような声であった。
だが、水着に紙袋だ。
下心と利平が後を続ける。
「だから……その乳尻太ももをもっとじっくりと見せて揉ませて触らせて! 凄くエロい事させて下さいって思って動いちゃうのは仕方ないんだーーーーーー!」
「女子はブラ取って一列に並んでなー。薄布ちゃんを、俺が直々に……あれ? 皆さん? どうしたの?」
海で泳ぐ前に、とたまたま店に寄った
恵御納 夏朝
のぼんやりとした表情が、下心、紙袋さん、利平以外の人間のおおよその感想を如実に表していた。
ついてけない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つづり
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月11日
参加申し込みの期限
2014年07月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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