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\ オーバータイム!/
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買い物を終えた
雨崎 荒太郎
と
西野町 かなえ
は、狙い通りレストラン半額券を手にし、レストランにやってきた。
案内された席は勿論海が綺麗に見える席で、かなえは思わずため息を漏らす。
海水浴をする人間は一人もおらず、大きな窓の向こうにはただただ真っ青な海が広がっていた。
波が押し寄せる時に、かすかに日の光を弾いて生まれる白とのコントラストも、また絶妙だった。
「こんなレストランで食事なんて……こーたんスゴイなぁ」
「へへ、喜んでもらえてよかったよ」
食事も、そんな景色に遜色ないものだった。
でも、一番魅力的なのは、そのどれでもなくて。
かなえは、正面に座る荒太郎を見つめる。
「今日のこーたんは一段とカッコええで」
「かなたん……そう言ってもらえると、嬉しいなぁ」
荒太郎は頬を染め、メインディッシュにかぶりついた。
食事を終えて会話にも区切りがついたところで、荒太郎はおもむろに鞄を開ける。
そこから、小さな紙袋を取り出し、荒太郎はかなえに手渡した。
「あ、かなたん、これ」
「え、これって……プレゼント?」
紙袋には可愛らしいシールが貼ってあり、それはどう見ても、プレゼント用のラッピングだ。
「だってさっき買うたんは、出来上がるのに時間が掛かるって……」
「へへ、それとは別のなんだ!」
かなえの驚きようは、つまり喜びの裏返しで、それがひどく嬉しかった。
でも、大事なのは中身だ。
「開けてみてよっ」
荒太郎がそう言うと、ようやくかなえは包みを開き、ゆっくりと中身を取り出す。
全部出し切っても、かなえは黙ったまま。
荒太郎は、その無言を埋めるように、言葉を重ねた。
「これから寒くなるだろうから、いつでもかなたんの小さくてきれいな手をあたためたいと思って……」
そう。中身はミトンの手袋。ファー付きで手首まですっぽり覆うことができるものだった。
ふかふかとした感触に、指先が埋まる。
それだけで、温かい。
(……こーたん)
こんなプレゼントなんて、ずるいわ。
こんなん、めっちゃかっこよくて、優しくて……また、惚れてしまうやん。
「うっ……うぅぅ……」
そして喜びは涙となって、溢れ出る。
「ありがとう、こーたん大好きぃ!」
場所も忘れて、かなえは手袋を、荒太郎の代わりに強く強く抱きしめる。
せっかく貰ったミトンにかなえの涙が染みこんでいくが、どうしても涙は止まらなかった。
そんなかなえの隣に荒太郎はやってきてそっと抱きしめてくれる。
こーたん、ほんま、ありがとう。
帰り道、かなえは、荒太郎に腕を絡め、身体を寄せる。
「手袋も温かいけど、それより心がポカポカやで」
そうしていると、大きくなった胸も、その中も、もっともっと温かくなる気がした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月20日
参加申し込みの期限
2014年11月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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