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【ネコミケ】萌えろ!2日目の幻想バトルロイヤル!
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<3>
お手洗いを案内し終えた玄武は、何故か竹松婆ちゃんの茶飲み話に付き合うハメに。
「おもろいな! いっぱい出したろ!」
竹松婆ちゃんが愛用のステッキを振ると、そこから梅の花が咲き、花が次第に松・丈・梅の妖精となって走り回るのだ。
「お婆ちゃん、上手だね! 魔法使いの素質あるかも!」
「ほんまに? それはえらいこっちゃ。なんや、わたい、叫びたくなってもうた」
竹松婆ちゃんは杖を天へ掲げ、老人とは思えない張りのある声で叫んだ。
「高潔なる乙女、魔法老女プラムブロッサム見参!」
妖精たちが万歳して婆ちゃんを持て囃していた。
「はあーよっこいしょ」
一通り終わると、適当な椅子に腰を掛け、ペットボトルのお茶をゴクゴク飲んでいた。
「玉露やな」
「それ玉露じゃないよ、お婆ちゃん?」
ちょっとボケてる竹松婆ちゃんに、玄武は「可愛いお婆ちゃんだなぁ」と微笑んでいた。
だが、平和な時間は続かない。
「そこまでよ、誘拐犯!」
フジカが颯爽と躍り出た。
「玄武! その老人を離しなさい!」
栖来も玄武の前に飛び出し、しまった、と咳払いを1つ。
(今の私はベルロットよ。忘れないで、私!)
栖来――ベルロットはマリ専門同人サークルを指差した。
「あ~こほん! マリちゃん!見て、マリちゃんの本がいっぱい! 人気者だね♪」
確かに、そのサークルはどこもかしこもマリ一色だった。
「すげぇ、うわ、これエグいな……」
マリのイヤンアッハン♪な同人誌の中身に滝原の顔が鬼灯のように染まった。
しかし、玄武の表情は暗い。
「弄られてるだけよ……。原作で色々あったせいで、マリのファンは鬼畜変態さんばっかり!」
「あーうん、正直イロモノだよな」
滝原は同人誌の内容がマニアックすぎて目眩を起こしていた。
「イロモノはイヤーッ! マリもナゼカちゃんやベルみたいに正統派路線を進みたかったー!」
玄武がションボリしていると、ベルロットは満面の笑みでこう言った。
「イロモノ? 首飛ばないマリちゃん、ただの脇役じゃん♪」
「ベル、酷い!」
玄武は既に涙目だ。
原作のマリは、油断をしたせいで首を刎ねられ死んでしまった。
その経緯か、首が取れるネタを題材にした同人誌が氾濫しているのが現状だ。
「油断しなければ勝ててたもん! 魔法少女の素質はマリが最強だって公式設定もあるんだから!」
反論する玄武だが、ベルロットの口撃は緩む気配はない。
「最強? マリちゃん、あっさり死んじゃったよね? 最強設定持ち出されても、結局ナゼカちゃんの覚醒でマリちゃん最強説は消し飛んじゃったね♪」
「ベル! 3次元でもマリを馬鹿にするんだね!」
玄武はショットガンの銃口をベルロットへ向ける。
「あれ、怒った? 怒ったよね? きゃはは! ならやろうか、最強の魔法少女決定ゲーム!」
応呼するようにデスサイズを構えるベルロット。
「そこの2人も参加する権利を与えるよ!」
「「え、俺もぉ?」」
滝原とフジカが困り果てていた。
「でも、あんた倒さないと元の姿に戻れないのよね。だったらやるわ!」
フジカも戦闘態勢に入った。
「おい、そこの偽マリ! 俺と勝負だ! とっとと男に戻せ! そしてお婆さんを解放しろ!」
滝原もなし崩し的に参戦決定!
「というか、お婆ちゃんを誘拐なんてしてないよ!」
玄武は誤解が晴れないと悟ると、肩をすくめて溜息を吐いた。
通りすがりの
追分 義一
(光線浴び済)も、玄武に向かって説得を試みる。
スキンヘッドの目つき悪いオタクがTシャツジーパン頭に白タオルという出で立ちで小鹿のように震えながら、
「そんな……マリさん……魔女以外の人と闘うなんてやめて……」
と、乙女走りで駆け寄ってくるのだ。
「約束したよね? 魔法少女コンビを結成するって……」
いや、そもそもナゼカちゃんはスキンヘッドじゃないよ、とツッコミしたくても、容姿以外のなりきりが完璧だった追分への驚きが優って言葉を失ってしまう玄武だった。
「がんばれー、がんばれー」
盛り上がる4人を、精霊さんたちとのんびり観戦する竹松婆ちゃんは、呑気そのものだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月02日
参加申し込みの期限
2014年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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