this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
サマー! 部活動のお時間です! ~文化部編~
<< もどる
1
…
13
14
15
16
17
…
24
つぎへ >>
○夏休みも一緒に~化学部
「こんにちは。今日も暑いですね……」
御巫 時子
はろっこんで近くを飛んでいる鳥さんとお話しながら学校へ向かった。
「そういえば先日はこのあたりで先生とお会いしたのでした……」
カミキリ事件の時もだが、夏休みに入っても時子は時々
五十嵐 尚輝
先生にお弁当を届けに学校へ来ている。
「とても暑いですから体調を崩されてないか心配です……」
廊下の窓から覗くと、理科室にはいつもの通り、前髪で目が隠れた尚輝先生がいた。
その髪を見て、時子はホッとする。
(守れてよかった……)
例によって実験中のようだ。白衣姿の数人の生徒がいた。
その時、お昼のサイレンが聞こえてきた。
「それじゃ、休憩にします」
五十嵐先生が言い、生徒たちが動き出すのを見計らって、時子は声をかけた。
「こんにちは……先生、お昼にしませんか……? 暑いときはアイスコーヒーがいいでしょうか……?」
「こんにちは。そうですね。お願いできますか」
五十嵐先生の返事を聞き、手慣れた様子で、時子は部員の分もアイスコーヒーを作った。
コーヒーを淹れた時子は先生にお弁当とコーヒーを渡す。
「どうぞ……夏休み中も化学部は活動されてるのでしょうか?」
五十嵐先生は化学部の顧問をしている。
時子に礼を言ってそれを受け取り、五十嵐先生は答える。
「あまり活動はしてませんね。たまに立ち寄る生徒もいて、今日はたまたま来ていますが」
部員たちはそれぞれに持参した昼食をとっているようだ。
時子も五十嵐先生と一緒に、自分の分のお弁当を食べ始めた。
「主な活動は実験なんでしょうか?」
「そうですね。自主的な活動に任せています。合宿をする部もあるようですが、幸い僕にはお呼びがかかりませんでした」
「そうですか……」
部活に入る予定は今のところない時子だが、大好きな五十嵐先生が好きなことに興味はある。
「部の活動されてたら見学させていただきたいです……難しそうな実験じゃなくて楽しそうな実験なら私もしてみたいです。お邪魔にならなければですが……」
「楽しくない実験なんかありませんよ」
五十嵐先生が笑った。
「でも夏休みだし、とっておきのをしましょうか」
「とっておき、ですか……あ、先生」
何やら考え始めた五十嵐に、心配そうに時子は言った。
「お弁当、ちゃんと食べてからにしてくださいね……」
「あ、ええ美味しいですよ。ちゃんと食べます」
弁当箱を空にすると、五十嵐はさっそく立ち上がった。
「花火をしましょう。水中花火です」
「水中花火、ですか……?」
五十嵐は小さめの水槽のような容器を取り出し部員たちに指示をする。
「これに水を8分目ほどくんでください」
そして自分は部屋から何か持ち出してきた。
どこにでも売っているような花火だ。
「水……ですよね?」
「そうです。では始めましょう」
取りだした花火を水面の上で持ち、五十嵐はマッチで火をつける。
その一つ一つの動作を、見逃すまいと目を凝らす時子。
バチバチと綺麗な花火が始まったかと思うと、そのまま五十嵐は花火を水の中に入れる。
「えっ……?」
時子は驚きの声を上げた。
「水の中なのに、消えないですね……不思議です」
色が変わった炎を、五十嵐は再び空中に持ち上げる。
「どうして……?」
「御巫さんにもできますよ」
五十嵐は新しい花火を取り出し、時子に渡した。
「そのまま持っていて……はい、火がつきました。ゆっくり水に下ろして」
言われた通りにすると、やはり水中の中でも花火は消えなかった。
「何かが燃えるために必要なものは何ですか?」
五十嵐が問う。先生の質問が嬉しくて、時子は一生懸命考えた。
「ええと……熱と、酸素と……燃えるものでしょうか?」
「そうです。花火の火薬には、燃えやすいものと、酸素を出す物質(酸化剤)が含まれています。火をつけて熱がでれば、酸化剤が分解して、自分で酸素を出し始めます」
「それで、水の中でも大丈夫なんですね……」
時子は感心して花火を見つめた。
実験が終わり、時子は、換気をして花火と水槽の水を綺麗に片付けた。
カップ麺などの空容器も纏めて捨てる。
「今日は楽しい実験をありがとうございました」
頭を下げると、時子は空のお弁当箱を持って理科室を後にした。
<< もどる
1
…
13
14
15
16
17
…
24
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
サマー! 部活動のお時間です! ~文化部編~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
37人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月25日
参加申し込みの期限
2014年06月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!