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闇曜日の旧市街
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「ひいい。ごめんなちゃい~」
寝子島大橋を、本土に向かってよろよろと逃げるように走っていく木天蓼工業高校の不良男子が数人がいる。
その姿を見ながら、手をパンパンと叩いて砂ぼこりを払っている少女がいた。
時代錯誤な長いスカート姿のツッパリ少女、
桜崎 巴
だ。
「まったく懲りない連中だね。またラーメン食べたくなってきちゃったじゃないかい……ん?」
不良男子が去っていったかと思うと、今度は不良男子が大きく「立派に」育った姿でやってきた。
「なんだい、あのヤーさんは」
その男は、闇鴉会の鉄砲玉
円道リキヤ
の弟、
円道リッキー
。
リッキーは寝子島大橋の真ん中を我が物顔で歩いてやってきた。
巴はツッパリ不良少女な格好をしているものの、本物のそれと関わる気は毛頭ない。
(面倒事はゴメンだよ……)
と道を譲った。
が、巴は逃げたわけではない。動じることなく、リッキーをじっくり観察していた。
それはまるでガンを飛ばしているかのように……!
リッキーは、巴の前で止まった。
「嬢ちゃん、ちょっといいかな」
「よかないね」
大きな態度、つれない素振り、それはリッキーの興味をますますそそるものであった。
巴にじわじわと迫り、その圧力で壁までおしていくと、巴の耳元で囁いた。
「嬢ちゃん、このシマ案内してくれよ」
「あたしたちのシマに何の用だい」
「ほう、嬢ちゃんのシマかい……」
「このシマで厄介事はやめとくれよ」
「神無月って奴を知ってるかい?」
「ああ、手を組んだこともある仲だけど、奴に用があるってことは厄介事だね。まったく……」
リッキーはさらに巴に迫って、こともあろうか壁ドン。
「ちっ。これがクラスの女子がきゃーきゃー喜んでたアレかい。まさかヤーさんやられるとは、あたしもついてないね」
「嬢ちゃん、最高だな」
リッキーは、ほとんどピアスで埋まった舌を出して、べろんべろんとまわしている。
なんともおぞましい、日本全国全ての女子高生が泣いてしまいそうな光景だ。
が、巴はむしろ笑ってしまった。
「このシマのラーメン屋なら案内してやってもいいけど、あんたに味がわかるのかい?」
「……」
二人の間に静寂が訪れた。
すぐそばをレインボーアフロが歩いていった。
リッキーはキレた。
「なんだあの虹色アフロ野郎はあ~! 日本人なら黒髪だろがッ!」
と拳を振り上げた瞬間、ゴン! と鈍い音がして、リッキーは道ばたに沈んだ。
「あ、やべ」
巴が思わず金属バットで殴りつけてしまったのだ。
「ぐ……あがぁ…………」
「わりいわりい。でもこれでバカもちったあ治るだろ」
と巴はすたこら歩き出した。
と思ったら、目の前にはまた怖い大人が!
「う……」
いっそ海に飛び込んで逃げちまった方がいいか? などと考えるが、よく見ると見覚えのあるような顔だ。
(どこかで見たような……)
さすがの巴もひるんだその相手は、
四角 三角丸
。早くも闇鴉会の情報を掴んで、リッキーを「お迎え」にきていたのだった。
不意を突かれて倒れたリッキーだが、既に立ち上がっていた。
「へへへ、嬢ちゃん……最高に最高な最高の愛を感じたぜ~。次はもっとだ、もっと気持ちよくしてくれい」
リッキーは闇鴉会随一の変態だった。
「うわ……」
巴は味わったことのない敗北感に悩まされながら、四角と入れ替わるようにこの場を去っていった。
リッキーの前に、四角が立ちふさがった。
「闇鴉会のもんか?」
リッキーは惚れた女の背中を、ぼけっと目で追っていた。
「そのバカ面、情報の通りだな……っておい! こっち見ろ!」
「ああ? なんだこら」
「闇鴉会のもんだろって言ってんだ」
「ああ? なんでそんなことがオメエにわかるんだよ?」
「ったりめぇだ! 鴉のもんもんが思い切り掘ってある阿呆がカタギに見える訳無ぇだろ!」
リッキーは左腕の鴉の刺青を見て、そっと撫でた。
「……賢いな、お前」
「バ、バカでもわかるわ!」
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担当ゲームマスター
漂流サーカスランド
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月12日
参加申し込みの期限
2014年06月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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