this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
闇曜日の旧市街
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
つぎへ >>
皐月に向いた刃は、ウルフズベインこと常闇月が防いでいた。
コンバットナイフで受けると、素早い身のこなしで相手の背後をとり、グローブをした手をぎゅっと締める。
ゴキッと鈍い音がして、相手が堕ちる。
と同時に別の角度からの刺客の顔面を蹴り飛ばす。
その反動で勢いを付け、皐月を狙う敵に体当たりする。
さらに銃を構える者の腕を蹴り上げ、体当たりされてバランスを崩した敵は糸で拘束。
そのとき、リキヤの弟、リッキーが現れた。
「こんなもんはよおお~、あいつの女を殺っちまえばいいんだよ~~」
「あいつは……!」
情報を聞き出すために痛めつけた松崎や青木は驚いた。
腕を折られ、心も折られたが、極道の端くれだ。意地で這い上がってきた。リッキーは生きている片腕で銃を構えると、皐月に向けた。
松崎も青木も月も、大勢を相手にしていて、間に合わない。届かない。
「極道をなめんじゃねえぞコラァ~」
リッキーが叫びながら引き金をひく。
ダンッ!
一足先に撃ったのは、皐月だった。
月が蹴り上げた敵の銃を拾い、既に覚悟はできていた。
ぷるぷる震えるリッキーに、捨て吐いた。
「極道をなめんじゃねえよ……」
リッキーは倒れ、いよいよ再起不能の状態になってしまった。
庭では、リキヤの前に戦闘狂
犬神 花梨
がどこからともなく現れた。
冷静な武内も、さすがに驚いた。
「て、てめえは確か……」
俺が撃ったはず、という言葉はプライドの高い武内は声に出すことができなかった。
「あんた……この前はよくも俺様を殺してくれたな!」
さすがは花梨というべきか、にたーっと笑って、この状況で不思議なことを言ってる自分を楽しんでいる。
「この恨み、晴らさでおくべきか……ってな」
「ふんっ。何度でも死んでもらうだけだ」
と銃を構える。
「あんたらがこの島で生き残る道は、もうねえんだよ」
「ふっ。神無組と金堂会を壊滅させるという道が残されてるのを忘れるな」
「だから道がないって言ってんだよ、ぶぁかやろうがッ!」
瞬間、武内の動きが止まる。
花梨が匕首を投げていたのだ。
そして一気に間合いをつめ、勝負あり。
が、殺気を感じて振り向けば、リキヤが思い切り拳を振り回してくる。
なんとか引いてかわすが、
「痛ッ」
思ったよりリーチが長い。かわしきれなかった。
リキヤの拳には人間とは思えない、獣のような爪が伸びていた。
「まさか、もれいびか……?」
花梨は傷ついた自分の血をぺろりと舐めた。
これは花梨のろっこんの発動条件。全身の筋力が強化される。
「こいつぁ少々厄介だ。速攻退場してもらうぜ?」
ナックルを付けた右拳で怒濤のラッシュ。
が、相手も速い。ナックルによる打撃と爪による切り裂きの壮絶な撃ち合いが始まる。
「うおおお!」
狂犬同士の我慢比べに、花梨の体からは少しずつ血が噴出。
神魂は花梨に味方したのか、その血は花梨の顔にもとんできて、ぺろりと舐めて再びろっこん発動。
今度はさらにパワーが増して、
「うおらああああ!」
リキヤは吹っ飛んでいって、再起不能の状態に。
しかし、花梨も力尽き、立っていられなくなってしまった。
このとき、ここに集うすべてのヤクザ者が、傷を負い、体力を失い、動きが鈍っていた。
神無月と愛川、この二人をのぞいて――
二人はじりじりと間合いをとりながら、広間から庭に出る。
どちらも戦いに関しては一流。一瞬の油断が命取りとなる。
神無月には地の利がある。庭のどこに灯籠があり、どこに池があるかを把握していた。
「ちっ……」
愛川は池を背負って、それ以上は下がれない。
神無月は一気に詰めて、突いた。
ドボンッ
愛川は池に落ちた。
松崎が思わず近づくが、それを手で制す神無月。
「坊ちゃん、手応えは……」
「わからねえ……ただ、こいつはただものじゃねえ。松崎、手を出すなよ……俺が倒さなくちゃならねえ相手だ」
「……青いですね……だが、それでこそ、それでこそですよ、坊ちゃん」
愛川は、池の向こう岸から這い上がると、ゆっくり橋を渡ってきた。
「くっくっく……追いこんだつもりか?」
「?」
「お前も同じだろう? 持ってんだろう、例の不思議な力をよお」
「……ろっこんか?」
さすがに疲労で神無月の目がかすんだのか、愛川が二人いるように見える。
「俺の能力は、これよ……」
愛川のろっこんは、分身。
二人目の愛川が、落ちている刀を拾った。
発動条件には水が関係しているらしく、池に落ちたのはむしろ狙いだったようだ。
一対二。
左と右から迫る二人の愛川。挟み撃ちの形だ。
絶体絶命のピンチだが、神無月は冷静に熱く怒り狂った。
「ろっこんなんぞに頼りやがって……てめえと一緒にするんじゃねぇ」
左にいる分身を袈裟に斬り、返す刀で右の本体を、斬り上げた。
倒れる二人の愛川。
神無月の背後には、松崎、皐月をはじめ大勢が自分を信じて待っている。
「てめえとは、背負ってるもんが違うんだよ」
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
闇曜日の旧市街
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
漂流サーカスランド
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月12日
参加申し込みの期限
2014年06月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!