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寝子島、停電の熱帯夜
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【PM10:42 猫鳴館】
人々は電気に頼りっきりである。電気がなかったら安心して暮らすことはできない。今夜、あと数時間もすれば停電になる。人々は電気のない夜を堪能しながらも、一方で、ああ電気があって本当によかった、としみじみ思うに違いない。
しかしこんなエレクトリカルな現代において、文明の利器とは全く無縁の生き方を選ぶ場所もある。
それが、猫鳴館である。
猫鳴館の夜はねっとりと暑い。特に今夜のような無風の日はなおさらに。「もうすでに停電始まっちゃった?」的な物々しい雰囲気を醸し出している。自家発電でぼんやり灯る玄関の灯りと、それにまとわりつく虫の群れが、不気味さを5倍増しにしていた。
真辺 伸幸
が趣味としていることは2つあった。寝ることと書を読むこと。
電気に乏しい猫鳴館で、夜に読むことは叶わない。そこで伸幸は、太陽の出ていない時間は寝ることにしているのだが……今夜のような熱帯夜ではさすがの彼でも寝付けない。
「寝苦しいのよー……」
気だるく窓から手と顔を出しだらりとしていた。窓の向こうは緑を深くした森が茂っている。その木々の間にうっすらと、寝子島の明かりを垣間みることができる。
(そういえば、街のスピーカーで今日は停電だって言ってたねぇ)
クーラーや扇風機のないここにとってはどうでもいいことだった。街では皆落ち着きなく、停電への準備を始めているのだろうか。
ちょっと興味が沸いてきた。
靴をつまみ上げると、窓の外へひょいと落とす。
「寝てる人が居たら悪いしねぇ」
小声で言い外へと出た。足音の響く廊下は避け、低い草を踏み踏み、猫鳴館を後にする。
伸幸、馴染みの街を見下ろせる場所を目指し、手ぶらで山を上がり始めた。
【PM10:48 シーサイドタウンのとあるマンション】
(これでよし)
空っぽになった冷蔵庫を閉じた
大天使 天吏
は、窓際に立ち夜のシーサイドタウンを見下ろした。
もう間もなくすれば電気の供給は停まり、まるで文明のない真っ暗な景色が広がることになる。
愚かな人間も一緒にいなくなればいいのに……。
という穏やかではない思いも浮かぶ。人間のいない動物たちだけの世界になればきっと、戦争や破壊行為のない真の平和が訪れるだろうに。
(そういえば)
動物のことを考えたら、ふとある心配がよぎった。
(あそこは電気が供給されているのだろうか)
思い立つと本能のままに動く行動派。
彼女もまた、手ぶらで夜の街へと駆け出すのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
4人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月12日
参加申し込みの期限
2014年04月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月19日 11時00分
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