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ゆふに立つ雨
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「雨かよ……くそ、天気予報見てくればよかったな」
伊木成 爆
は顔をしかめ、溜め息をついた。黒い染みが、歩道を濡らしていく。
爆を押しのけるようにして、後ろからピンクのランドセルが走り抜けていった。その後を黄色い傘が追いかける。待って、待たないと言いあいながら、角を曲がっていなくなった。
爆は、急がなかった。
医者に止められているからだ。本当は、雨に打たれるのも良くないのだ。
「どうってこと、ねえよ」
呟いてみた。けれど、足は、近くのコンビニの庇に向かった。
震えが来た。息が、少し苦しくなる。
季節の変わり目や、天候が崩れる時期は、こうなのだ。
「大したことねえだろ、雨ぐらい!」
爆はその言葉に振り向いた。
自動ドアのところで、二人連れの男が話していた。勢いよく雨の中に走り出た。駐車場を突っ切り、信号の点滅する横断歩道を渡って、向かいの小路に消えていった。
喉につかえるものがあって、爆は小さく咳き込んだ。胸を抑えようとする手を、無理矢理げんこつに固めて、苦しくなる呼吸に耐える。耐えるというより、だます。
(どうして俺は、こんなに弱いんだろう……せめて普通に、なりたい)
強くなくても──そんな風に、つい挫けそうになってしまうのが、こんな日だった。
コンビニのガラスの前で、濡れた灰色の空を見上げていると、不意に、傘がさしかけられた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
湖水映
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月24日
参加申し込みの期限
2014年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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