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ゆふに立つ雨
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栗原 瑞穂
は、苛立たしげにため息をついた。
もう少し降るのが早ければ傘を持ってこれたし、遅ければバイト先に到着できたのに。
「最悪のタイミング……」
シャッターの閉まった店舗の軒先に間借りして、雨を避けた。シフトは4時。時間に余裕を持って家を出たのは、不幸中の幸いだった。
道路の反対側は本屋のようだった。その隣の軒先で、一人の少女がスケッチブックを開いていた。同年代だろうか。
雨が強くなってきた。
遠くから、男が走ってきた。反対側の歩道には、庇が沢山並んでいるのだが、生憎こちら側は、つるっとした気の利かないビルばかりで、雨を避けられるのはここしかない。
瑞穂はちょっと警戒したが、向かいに人もいるし、気が小さい方ではなかった。
「お邪魔しまーす」
誰かの家に上がり込む時のような調子に、瑞穂は思わずふき出した。
「別に。私の家じゃないから」
「ま、人ン家には違いないしさ」
「不法侵入ね」
「黙ってればバレないって。てか、自分も同じじゃん?」
八十八旗 信彦
は笑った。つられて、少し頬が緩んだ。
向かいの少女は、絵に集中しているようだった。もう一人の少女が、いつの間にかそれを覗き込んでいた。
「俺、八十八旗。名前は、信彦」
「ふうん」
「同年代だよね? 寝子高?」
「そうよ」
「俺も」
「そうなんだ」
「あれ、そういえば、見たことある気がする。どっかですれ違ったことない──」
「瑞穂」
「へ?」
「栗原、瑞穂。そんなにおかしな名前かな?」
「全然! けど、いきなりだったから、ちょっちびっくりしたっつーかさ」
「ふうん」
瑞穂は内心、ほっとしていた。軽そうだが、悪い男ではなさそうだ。
「なんか、気ぃ悪くした感じ?」
「いいえ、別に。ふざけただけ」
信彦は、大袈裟に傷付いたという表情をして見せた。
「ひどい!」
情けない言い方に、瑞穂はちょっと笑ってしまった。
雨脚が落ち着いてきた。しかし、まだ降るかも知れない。傘が欲しいが、コンビニは反対側だった。
「どこか、急いでる?」
「ええ。駅の方に用事があるの」
「だったら傘、欲しいよね。また後で降るかもしれないし。ちょっと、買って来る」
走り出そうとする信彦を、瑞穂は呼び止めた。
「一緒に行きましょう」
そんな気になった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
湖水映
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月24日
参加申し込みの期限
2014年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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