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ゆふに立つ雨
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「優芽、ちょっとお使い頼まれて」
「えぇ~、まあ、良いですけどぉ」
そういうことになった。
買い物を済ませてスーパーを出ると、微かに冷たいものが、顔に当たった。
金剛 優芽
は、空を見上げた。
「むむ。これは、お天気雨さんでしょうか? 降ってきますかねぇ……」
空は明るく、まだ日は高かった。すぐにということはなさそうだった。
「あ」
そろそろ、お気に入りの小説の新刊が入荷している筈だ。優芽は遅くなることを内心で母親に詫びつつ、しかし足取りは軽く、本屋に向かった。
お目当ての新刊は、入口近くに平積みされていたので、すぐに見つかった。
本屋を出ようとすると、雨が降り出していた。
間の悪い、雨だった。
本が濡れるとごわごわになるし、紙が貼り付いて、無理に開こうとすると破けることもある。買ったばかりでそれは、あんまりだった。
「傘を買って帰るとしますか……」
コンビニは数軒先だった。そちらに向かおうとすると、一軒隣の軒下に佇んでいる、一人の少女が目に入った。
鳥が、道路すれすれを飛んでいた。いずれ、一雨来そうだった。
予感はあたって、案の定、午後から雨が降り出した。
旅鴉 月詠
は、シーサイドタウンの一角に、少し前から避難していた。隣は本屋らしい。
水筒を開ける。熱い茶を啜ると、ほう、と息が漏れた。
こんな日は、いつも持ち歩いているスケッチブックも、いささか重く感じられる。それでも一度開いてしまえば、不思議と気にならなくなる。
足早に行き過ぎる人々をモデルに、鉛筆を走らせる。
描き始めると、時間を忘れた。
「お絵かきですか~?」
顔を上げると、少女が月詠の手元を覗き込んでいた。本屋から出て来たばかりらしく、小さな袋を抱えている。もっと大きな、どこかのスーパーのレジ袋を手に提げてもいる。買い物帰りだろうか。
月詠は、くすっと笑った。
「できれば、スケッチと言ってほしいな」
「そっか、そうでした。ええと、私は──」
互いに自己紹介した。
「小説かな?」
月詠は、優芽の抱えた紙袋について尋ねた。
「あ、そうなんです。待ちに待った、新刊なんですよ~」
「へえ」
「ファンタジーものの恋愛小説なんですけど、主人公の女の子が魔法学校に通っていてですね! そこで出会う男の子が実はお忍びで学校に来ている王子様だったりするんです! 他にも魅力的な登場人物も多くて、見逃せない展開がいっぱいあるんですよ!」
「それはなかなか、面白そうだな」
「でしょでしょ~」
優芽は、そこで我に返った。
「す、すみません。つい、興奮してしまいました」
「いや。物事に熱中している時は、誰でもそんなものさ」
「旅鴉さんもですか?」
「私は、どちらかというと没頭するタイプかな。凝り性というか」
二人は話し始めた。
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担当ゲームマスター
湖水映
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月24日
参加申し込みの期限
2014年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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