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●みんなで砂遊び(2)●
【寝子ヶ浜海岸・砂浜】
さて、ちょっと寄り道したけど、みんなが打ち解けたところで、また砂遊びの再開だ。
「じゃあ、今度こそサンマさん像を作るよー……あはは! また崩れたー!」
「ののこちゃん、直立してるサンマさんを砂で作るの?
手とか足は、難しいんじゃないかなー」
「そうですね。木の枝で補強してみましょうか?」
そうやってサンマさん像作成に取り組む、
野々 ののこ
、
夢宮 瑠奈
、
綾辻 綾花
の3人。
その様子を見ながら、
恵御納 夏朝
の方はちょっと思案して、
(サンマさんといえば……サンマさんを狙う猫さん、だよね)
「よし、僕は、点目の可愛い猫さん像を作ってみようっと……
深民さんは、何して遊ぶ?」
「えっと、そうだなー、みみはね、」
普段は背伸びして「私」と言っているけれど、今日はすっかり子供の気持ちの
深民 実々
は、
「山作ってトンネル開通とか、穴掘って水入れて池作るとか、
ののこちゃんみたいに像つくるとか……あーやりたいこと色々!
よし、全部やっちゃうから!
トンネル山を作ってそれを改造してお城にして、周りにお堀で水を流すよ、よし完璧!」
目を丸くしている夏朝にガッツポーズして、嬉々として実々も作業に入る。
「ということで、まずは砂の山にトンネルを掘って……(グシャッ)
あ、あれ? 崩れちゃった!
もう1回作って、穴掘って……(グシャッ)
駄目だ出来ない……誰かヘルプヘルプー! コツ教えてー!」
「おやののこ、芸術に目覚めたのかね?」
そこにやって来たのは、寝子高芸術科1年生の、
旅鴉 月詠
と
多喜 勇生
の2人だ。多喜の方は学校水着に、薄水色のパーカーと度入りの水中ゴーグル姿。普段ぼさぼさの髪は1つに縛って後ろで纏めた、海仕様の格好だ。
「あっ、月詠ちゃんに、勇生君! あのね、」
「ふむふむ、サンマ像を作りたいと。なら型だけ手を貸そうか」
「砂像作りかー、面白そう。僕も混ぜて!」
月詠はののこから事情を聞き、また多喜の方は、実々が作ろうとしている砂の城を見て、芸術科コースの血がメラメラと燃えてきたみたい。
「大丈夫だよ。僕、細工や工芸は得意なんだー。
ここは、この僕に任せて!」
弱々しい涙目で見上げる実々に向かって、水中ゴーグルをキラリンと光らせ請け合った。
「おー、頼もしいね!」
「そうだな、サンドアート風に作ってみようか。
まずは大きめのバケツとスコップを用意しないと。
海の家に砂遊び用のがあると思うから買ってくるよ!」
と10Lのバケツ、45Lのポリバケツを調達してきて、それからざっと手順を説明してみせる。
「確かバケツで砂と海水を混ぜて固めれば、
しっかりとした土台が作れるんだよねー。
んで、それをスコップとかで削れば出来上がりー!
ね、簡単だよー」
「そうだな。多喜が今、説明してくれた通りだ」
月詠がさらに、その説明を補足する。
「作る場所は、満潮ギリギリの場所が良いだろう……ふむ、この辺りか。
湿った砂が使えるし、作った作品が潮にさらわれてしまっては勿体無いからな。
せっかくだ、いいものを作ろう」
と芸術家らしい矜恃をのぞかせる月詠。
「多喜が用意してくれたバケツの底を抜き、これを型枠とする。
ののこ、サンマ像はどれぐらいの大きさが良いのかね?」
「あのねー、サンマさんと同じ高さがいいな!」
「等身大か……。ふむ、ではポリバケツを縦に3つ重ねよう。
この中に、砂と水を少しずつ入れて混ぜ、上に乗って踏み固めていく。
やってみるかね、ののこ?」
「わーい、踏っみ踏みー(ギュウギュウ)」
「この時、石や貝殻は全て取り除くこと。
異物が混ざっていると、後でそこから崩れてしまうからな」
綾花や瑠奈が、その除去を手伝い、
「けっこうこれ、辛抱強い作業ですね」
「ああ、作品を彫るよりも、まず型を作るのが面倒なんだ。
だが怠ればいいものはできない」
と重々しく頷く、月詠さん。それをバケツすりきり一杯になるまで繰り返して、
「これで枠を取れば、ちょっとやそっとでは崩れない型の完成だ。
さあののこ、私が手伝うのはここまで。
あとはスコップを使って、君の感性のままに彫るといい」
「どーーーーーーーーん! ホントだ! ダイブしても崩れない!」
「無茶をするな無茶を」
「ありがとう、月詠ちゃん! 大事に大事に作るねっ!」
◇
そして
深民 実々
と
恵御納 夏朝
の2人もまた、
多喜 勇生
からやり方を教えてもらって、ざくざく作業を進めていく。
「夏朝ちゃんの方はそれ、何作ってるのー?」
「僕のは、点目の猫さん像だよ」
「そっかー、じゃあ僕はリアル寄りな猫を作ってみようかな、
砂浜でお昼寝中の猫集団って感じの。どうかな?」
「うん、うん……!(こくこく頷き) きっとかわいい感じになると思う」
「よし、じゃあそれでいこう」
多喜勇生は、作品の数で勝負。芸術科の本領発揮とばかりに、いろんな寝相の猫たちを、またたく間に作っていく彼。スタンダードに丸くなってるの、ごめん寝とか大の字のだらしないの。途中でネタ切れしたら、周囲の猫好きの夏朝やののこ、綾花などに、
「どんな猫の寝相が好き?」
って聞いて、たちまちそれを量産していく多喜だ。
「ふむ、やるな多喜」
その作品群に刺激を受けた
旅鴉 月詠
も、招き猫やたれ猫二段重ねなどを、海のあちこちに作っていく。その合間に、ののこのサンマさん像の経過も見てやり、
「ふむ、ののこ。ちょうどモデルもいることだし、
ここに捕まえてきてポーズを取ってもらったらどうだ?」
ところが、月詠のこの提案には、珍しく強い口調で、ののこがこう答えた。
「だめだよ。サンマさん、海を見張るお仕事中だもん」
「む……そうか」
「だからこのサンマさん像が出来るまでは、ののこ、サンマさんと遊べないの」
……ん? 今何かこの神様、妙なことを言ったぞと、顔を見合わせる月詠と多喜たち。
それに、芸術にでも目覚めたのかと考えていた月詠だったが、さっきから、ののこの様子を見ていると、どうもあまりそんなふうには見えない。
「ねえ、ののこちゃんはそもそも、何でサンマさんを作ってるのかな?」
と改めて訊ねる多喜。
(サンマさんのファンだから? でもそれだったら、せっかくの海開きなんだもの。
砂像のサンマさんを作るより、本物のサンマさんと遊んでた方が、ずっと楽しいよね)
その多喜の問いに、もじもじしながら、ののこはこう答える。
「あのねー……。サンマさん、今日はライフガードのお仕事があるでしょ?」
「うん、そうだね」
「せっかくの海開きなのに、ずっと遊べないとサンマさん、可哀想だよね?」
「そう……だ、ね??」
「だからね、このサンマさん像に、代わりに海を見張ってもらうんだー!
そしたらサンマさん、今日はお仕事しないで、
いっぱいいっぱい遊べるでしょ! ののことも!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
117人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月23日
参加申し込みの期限
2014年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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