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ラブレター☆パニック!
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●誰かが誰かを●
【南校舎1F:階段〜屋上】
「全寝子高生の恋ゴコロが具現化した、らぶれたあねぇ……」
一方、ここ掘れワンワンと階段の下で手紙を掘り返していた
宇佐見 望月
は、ハタとその手を休めて、
志波 武道
の方を振り返った。
「いやマテよ、って事はナニか?
武道ちゃんの恋ゴコロなんてーのもあったりするってか?
ちゃーんす、武道ちゃんの好きな人捜しだー!」
嬉しそうに頭から手紙の山に突撃する、そんなクラスメイトの様子に武道の方は苦笑しながら、
「いやーホレタハレタは俺とは無縁だしナー。
あるとしても弟への愛の言葉だったりHAHAHA☆」
「ふにゃああああああああっ!?」
そこで突然大声を上げた
青物 といき
にびっくりして、3人がそっちを振り向く。
楪 櫻
が、
「どうした青物、そんなに跳び上がって」
「あっもしかしてもう、武道ちゃんのラブレター見つけちゃったりとか?」
「マジデ? キャー恥ずかしーやっぱ弟ラブかなーテヘペロ☆」
「にゃ、にゃにゃにゃにゃんでもないにゃ!」
間一髪、皆に見られる前に隠したその胸許を押さえ、慌てて平静を装う といき。すぐさまその場から、ダッシュで走り去りたいという衝動を必死に抑えて、
「にゃーにゃんにゃんだこの手紙! もう踏まないように歩くの大変!
あっそう言えばといき、急用を思い出したのでここで失礼するにゃー」
呆気に取られている先輩たちを置き去りに、すたすたと階段を登って上階へ。足音が3人に聞こえなくなった頃合いを見計らって猛ダッシュ、扉を蹴破るように屋上へと転がり出ると、ポケットから取り出したのは、「差出人」側に自分の名前が記されたラブレターだ!
無味乾燥な白い封筒の封を破ると、中から出てきたのは、ふちが鮮やかな虹色になったキュートなデザインの便箋だ。
すばやくその内容に、焦る視線を走らせてみれば……
浅井センセーへ
にゃにゃ!青物といきだにゃ!
クラスと陸上部、センセーと毎日顔合わせてるから
わざわざ手紙に書く必要なんてあるのかな?て思ってたんだけど
こーゆーのは紙に書いて、見える形にしておきたかったんだ
先生の頑張ってる所とか、でもちょっと抜けてるところとか
といき、見ていて幸せな気持ちになるんだにゃ
だからこれからも浅井センセーらしいセンセーでいてね♪
センセーパワーでといきのタイムも縮むと思うし!
「にゃにゃにゃ……にゃんだこれー!」
誰もいない屋上の青空に、そして といきの悲鳴が高々と響きわたる。
「こんなの絶対誰にも見せない! みせないにゃー!(ゴロゴロゴロ)」
【南校舎1F:廊下】
遠い空から、誰かの絶叫が聞こえた気がして、
鴇波 羽衣
はふと窓の外を見上げた。
「あれ? 何だか知ってる声が聞こえたような……
って、今はそれどころじゃないし!」
ハッと正気に戻ると、廊下を充たす大量のラブレターを改めて見回し、
「きっとあたしの手紙もこの中にある……
しらみつぶしに見ていくしかないけど、とにかく探さなきゃ!」
わたわたと羽衣は、探索を再開する。とにかく目の前にある封筒から、手当たり次第に名前をチェック、けれどもそうこうしているうちに、ちっちゃな彼女の身体は、ずぶずぶと自分の開けた穴に沈み込んでいき……
「えっ、ってきゃあ!(バサドサー)」
蟻地獄よろしく嵌まり込んでしまったその頭上から、周囲の封筒が崩落し、そのまま手紙の山に埋もれてしまう羽衣。もがいてももがいても視界は白い封筒でホワイトアウト、もはやどっちが上で、どっちが床なのかも判別が付かない!
(ああ、もうだめかも……こんなの、いくら探してもキリがないよ)
どこまでも延々と続く周りのラブレターを、絶望して羽衣は見回す。
(誠一くんの手紙もこの中のどこかにあったりするのかな……?)
(……もしあったとしても、あたし宛だなんてこと、あるわけないし)
これ以上頑張る気力が、ついにそこで尽きてしまい。
全身の力を抜いて、彼女が目を閉じたその瞬間──
突然足首を掴まれ、ざばあ!と羽衣は、ラブレターの海から引っ張り出された!
「わわっ、誰が埋まってるのかと思ったら、羽衣ちゃんだ!」
「って、トモエちゃん!?」
羽衣を助け上げてくれたのは、同じ陸上部の
郡 トモエ
だった!
「あ、ありがと……」
「ううん、突然こんな状況でパニックになってるのは皆、お互い様だしね」
羽衣の身だしなみを整えてやり、改めてトモエが周囲を見回して。
「それにしても、すっごい沢山のラブレター……
しかも自分で書いた記憶が無いものもあるっていうから、
何かの事件なのかなぁ……えっまた、神魂のせい?」
そうやって羽衣から状況を聞いたトモエがしみじみと、
「でも、いいなぁ、それって何だか」
「えっ、えっ? いいって何が?」
まだ混乱気味の羽衣に、トモエがちょっぴりまぶしそうな顔で向き直り、
「だってこの学校の誰かが、誰かのことを好きだから、
こんなに沢山のラブレターがあるんだもんね?」
「あ、そっか……」
あんなに障害の山に思えた大量の封筒が、そう言われればまた、違ったものに見えてきて。
(あたし以外にも恋してる人、こんなにいるんだな……)
「うちもそういう人がいたら良いんだけど、あいにくいないから。
こういうの実際に見ちゃうと、何か羨ましいなって」
「うん、そうだね……(しみじみ)Σ なんてしみじみしてる場合じゃなかった!?」
そこでようやく羽衣が、本来の目的を思い出して、
「このどこかにある、あたしのラブレター!
誠一くんに見つかったら大変だよー!」
「えっ、せ……??」
「わ、わわわっ何でもないー!」
幸い名前の方は聞き取れなかったようだけど、この羽衣が自分のラブレターを探していることは、トモエの方にも分かったようだ。
「──うん、分かった羽衣ちゃん。誰にもみられたくない手紙なんだね?
ようっし、じゃあうちも探すの、お手伝いするよ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
恋愛
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月07日
参加申し込みの期限
2014年12月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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