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【期末テスト】赤点? 満点?? 夏目前、四日間の死線
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●1日目:休み時間
「やー、机に杖置いてきちゃったから大変だったわ」
テスト回収と同時に戻って来た義足の岬のために、朧は笑って椅子を引いてやった。
「お疲れさーんどうしたんよ?」
「さあ? もう用紙引っ繰り返してたから見逃してやるってせんせーに言われたけれど、何だったのかしら? せんせーと喋れて楽しかったけれど!」
どうやらカンニング疑惑は晴れたらしい。と、岬はにやりと笑みを浮かべ、流れる動作でスマホを構えた。
「うふふっ、激写チャーンス」
それに気づいた朧はすかさず前髪のピンをはずしてガードした。
「……あー! 折角の珍しい姿、待受画面にしようと思ったのにー! うー、残念……」
「危なかった。前髪上げたままだったじゃん。……ってあれ?」
指を咥えてぶーぶーいっている岬。
そんな彼の視線がなぜか怖くなかったことは、朧にとってちょっと不思議なできごとだった。
●1日目:体育その1
たかが2時間耐えればいいと思っていた。
されど2時間だった!
ぐんぐん高くなる太陽に比例して、講堂に籠る熱気も最高潮。
そんな中始まった体育の試験は更なる地獄だった。
「く、……エアコンがないだけでここまで環境が変わるのか」
風雲児 轟
はうんざりとつぶやく。首の裏に貼った熱冷まし用シートは、すっかりぬるくなっている。貼ったり剥がしたりすればすこしは冷たさが戻るかもしれないが、しょせん気休めだ。
しかし、ここでヘコタレないのが、ローカルヒーローを夢見る轟のすごいところ。
(待て。こういう時こそ思い出すことがあるじゃないか!)
俺の夢はスーツアクターになる事だ!
だからどうしたって? 黙って続きを聞け!
スーツアクターってのはヒーローや悪党のスーツを着てアクションをする仕事だ。
マスクの視界が悪かったりスーツの都合で外の環境をモロに受けながら危険なアクションに挑む事もある。
当然、撮影がこんな暑い日になる可能性だってゼロじゃない!
つまり、将来スーツアクターになるなら今のうちにこういう環境に慣れておく必要があるって事だ!
そんな自問自答の末、轟の胸にカッと熱い闘志が燃え上がる!
(たかが今日一日乗り切れないようで、将来の夢を掴む事ができるか! ましてヒーローを目指すなら!)
「おおおおぉお! この程度の暑さがなんだ! こっちは熱さで対抗してやらぁ!」
轟は魂を燃やし、テストという巨大な敵に挑む!
「行くぞテスト、覚悟しろ!」
轟の熱気が、講堂をさらに暑くした! ……かどうかわからないが、この暑さにほとほと困っていたのは女子たちだ。なにに困っていたかって……。
「いやですわ……
胸の谷間に、汗が……
」
寄せてあげなくてもいいくらい豊かな胸というのは、ときに持ち主にさまざまな困難をもたらすものだ。
重くて扱いづらかったり。今日のように暑い日は胸の谷間に汗が溜まってしまったり。
北条 冬華
は、そんなけしからん胸の持ち主だった。
汗でシャツが肌に張り付く感触。
冬華としては、ただそれが不快で……だから、襟元をすこし緩めた。
試験監督として通りかかった桐島先生の目線からは、そのたわわな胸元がよく見えてしまっていたのだが、冬華は気づいていなかった。
(ふう……少し楽かも。緩めすぎると先生に叱られるのでほどほどに……)
そんな冬華の気遣いのせいで、見えそで見えないギリギリ感が高まる。
一方、隣の
宮祀 智瑜
もまた、暑さと戦う女子の一人だった。
試験前に水分補給をしておいたものの、暑いものは暑い。冬華が胸元のボタンを開けたのをみて、
(あんなふうにボタンを開けて煽いだら涼しいんだろうなぁ)
などと夢想してみたものの、やはり先生に叱られないかが気にかかる。
なにしろ、試験監督は、あこがれの桐島先生なのだから!
すこしばかり躊躇した挙句、智瑜は通りかかった桐島先生に小声で尋ねた。
「……先生、ボタンは何個まで開けても大丈夫ですか?」
冬華の胸元に数学的美しさを見出していたためか、桐島先生は突然の問いかけにはっと眼鏡の位置を直した。それから智瑜の胸元をまじまじと見る。とはいえ胸を見たかったのではない、テストに関係ない質問だったので、その内容を咀嚼するのに時間がかかっただけだ。……たぶん。
ところが、智瑜の方はその沈黙の間に、ちょっとした事件が起こってしまった。
背中で、ぷちっと何かが外れる感触。
(うそっ……! ブラのホックが外れたみたい!? ど、どうしよう~っ)
ベストを着ているから、後ろからは見えないとは思うけれど、直すこともできないので凄く気になる。
「先生」
智瑜は先程の返事を待たず、もじもじと切り出した。
「背中が……その、気になって……」
桐島先生は首を傾げて難しい顔をする。残念ながら言わなくても気づいてくれるような気の利いた男ではなかった。仕方なく智瑜は思い切って告白した。
「ブラのホックが外れちゃいました! 直させてください!」
男子諸君が、一斉に顔を上げた!
小声のつもりだったけれど、しんと静まった講堂の中では響いてしまったのだ。
顔を真っ赤にしてうつむく智瑜を、桐島先生は慌てて外へ連れ出した。
――
宮祀 智瑜
、ブラのホックを直すために体育一時退場。
講堂を出たところで、思わず桐島先生にダイブしてしまったのはご愛嬌。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
103人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月27日
参加申し込みの期限
2014年03月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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