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テスト勉強はスイーツと共に?
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(何だったんだ……、あれ)
白熱する八神&音海ゼミナールの光景を思い出しつつ離れた刀の肩を叩いたのは、レイだった。彼は不思議そうに刀をみる。
「そういえばさ、えーっと、ののこちゃんだっけ? どうしてその子と一緒に勉強しないんだい?」
「あっ……えーっと……」
刀が答えに詰まっていると、レイはくすくす笑いながら、
「もしかして、あの子が好きだとか?」
「ぶっ?!」
思わぬ言葉に、刀が吹き出す。何を言うかと思えば……と刀は平静を装って違う事を伝えた。それにレイは「ふぅん……」と疑うような目を向ける。ややあって彼は窘めるように言った。
「それじゃあ、何故彼女を避けるんだい? 『フツウ』、嫌いでもなければあんな風にしないよ? でも、そんな感じは見えなかったんだけど……」
刀は、レイの言葉に僅かな苛立ちを覚えそうになるも、一方で自分の行動があからさますぎただろうかとも考察する。そうしている間に、レイは真面目な顔で言った。
「李下に冠、瓜田に履、だよ」
彼はそれだけ言うと刀の肩をぽん、と叩き、書道教室の方へ行った。刀はレイの背中を見送り……ため息をつく。刀はののこの『フツウ』を守る為にあえて距離を置いている。しかし、先ほどのレイの言葉に、刀は胸を突かれていた。
唱華から相談を受けたレイによって観葉植物は交換され、変な現象は起こらなくなった。けれどもポトスの効果で不思議なトキメキを覚えた面々は思い出して赤面するなり狼狽えたりしている。その中でも一番ドキドキしてしまったのは久雨だった。
(わ、私は一体なんてことを……!!)
「実に嬉しかったよ。ああいう面を持ち合わせていたとはね?」
言嗣は満更でもない様子で柔かに笑う。が、久雨はその時の事を思い出すと顔から火が出るほど恥ずかしかった。その一方、ほんのりと『何か』別の感情が満たされているような気がしたのだが……恥ずかしさの方が勝っていった。
ひと段落した所で、目を覚ました真央はレイの元を訪れていた。彼女は猫鳴館で育てられているウツボカズラの様子を彼に教えたかったのだ。元気いっぱいに自分が猫鳴館の寮生だと宣言すれば、レイは嬉しそうに真央をみる。
「この写真のウツボカズラ、もしかして猫鳴館のか?」
「そうなのだ。寮にあったこの子を寮生で育てているのだ」
にんまりと笑って報告すれば、レイは嬉しそうに瞳を細める。真央はその他にも在寮生が裏庭で野菜や鶏を育てている事、地下に秘密の温泉がある事を告げれば興味深そうに「行ってみたいな」と呟いた。
また、真央がレイに「センパイの居た頃の猫鳴館話聞きたいのだ」とおねだりすれば、小さく苦笑する。
「俺は、猫鳴館に行けば幽霊と友達になれるって思ってたんだよ。まぁ、会えなかったけどな。でも、本当に楽しい仲間と出会えた場所だ。思い出も沢山あるけど勉強の邪魔になっちゃうからまた今度な?」
と真央の頭を撫でながらウインクするのであった。
気がつけば、終了時間まで残りわずかとなった。唱華も生徒たちに質問されればアドバイスをし、お菓子やお茶を運んだり、と最後までてきぱき働く。その間に時子が少しずつ片付けの手伝いを始めれば駒鳥や椿姫など数人も手伝った。
そのあいだも時子はちらりとレイを見、胸がドキドキしていた。この感覚が何なのかは解らなかったが、ポトスがない今、彼女には『恋』のときめきではない、という事がおぼろげながらわかっていた。
「皆さん、勉強会はどうでしたか?」
終了の時間となり、最後の挨拶としてメイは生徒たちの前に立った。彼女の言葉に「楽しかった」とか「疲れた」など色々な生徒たちの反応が帰ってきて、思わず笑みがこぼれる。
「チーズケーキが美味しかった!」
「シュークリームもなかなかだった」
ラッセルの言葉に対し神無が呟き、その傍らでは「葛饅頭も美味しかったぞ」と駒鳥が言う。そして、さり気なく信彦が爽やかに笑った。
「メイ先生の作るお菓子はどれもさいこっ?!」
「お菓子はどれも美味しかったのだーっ! また食べたいのだっ!」
最後まで言い切る事無く真央に押しきられ、勢い余って顎をぶつける。それを見たなぎさと美咲紀に介抱される信彦。メイはそんな生徒たちのやり取りを見て擽ったそうに笑い、貴子と椿姫は顔を見合わせると苦笑した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月17日
参加申し込みの期限
2014年01月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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