- 0
- 0
- 種族
-
- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
テスト勉強はスイーツと共に？
| 参加キャラクター一覧 | コメントページ | ダイアリー一覧 |  |
――７月のある日・星ヶ丘
星ヶ丘にある、とある場所。広い畳の部屋で、和服を纏った女性たちが慌ただしく動いている。
「うーん、これぐらいでいいかしら」
若草色の着物を来た小柄な女性……瓜山 メイは心配そうに並べられた平たい机を見、小さくため息をついた。
ここは寝子高の書道担当教諭である彼女の実家。その離れで、祖父母が経営している書道教室の一つだった。今日はここを期末試験に備えた勉強会を開くために借りているのだ。
「お菓子とお茶のの準備はよし、テーブルもよし。あとは……」
「あれー？ メイちゃん何してんの？」
使用人である女性たちと一緒に確認していると、１人の男性がひょっこりと姿を表した。メイと同じ髪と瞳の色をした、人懐っこそうな男性でカジュアルな格好をしている。その声に振り返ったメイは思わず素っ頓狂な声を上げた。
「お、お兄様！ いつの間に？」
「今さっき。何か楽しそうじゃないか。俺にも手伝わせてくれよ」
メイの兄、瓜山 レイはにっこりと笑いかける。メイは小さくため息をついて兄に事情を説明する。と、彼はにぃ、と笑って「可愛い後輩のためだ」と手伝いを買って出るのだった。
その頃、星ヶ丘駅前。
「えーっと、この辺だったかな？」
「落ち着きなさい。地図からして向こうの方よ」
１年生の野々 ののこは３年生の北風 貴子と共に瓜山邸へ向かうところだった。ののこは友達から話を聞き、貴子はメイから手伝いを頼まれて今日の勉強会に参加する。
「瓜山先生のご実家は、書道教室をされているの」
貴子は記憶を呼び起こしつつ地図で場所を確認し、呟く。傍らでののこが感嘆の息を吐いていると時計を見た。
「勉強会開始まで時間があるみたいだね」
「そうね。暑いけど歩いていきましょ」
ののこと貴子は並んで共に瓜山邸へと歩き始めた。
厨房には夏にふさわしいデザートやお菓子が用意され、会場にはテスト勉強用にと用意された過去問やプリントや問題集等が準備済みだ。
「少しでも役にたてたら、いいのだけれども」
メイがそう言いながら、慣れた手つきでたすきをかけて袖を捲くっていると、レイが何かを運んできた。よく見るとそれは観葉植物の鉢植えだった。
「お兄様、それは？」
「植物があるとなんとなく休まるじゃないか。それで用意したんだ」
笑いながら部屋の隅などに置いていくレイだったが……その植物に神魂が宿っているなどと『ひと』である２人には全くわからない事なのであった。
果たして、勉強会はうまくいくのだろうか？
星ヶ丘にある、とある場所。広い畳の部屋で、和服を纏った女性たちが慌ただしく動いている。
「うーん、これぐらいでいいかしら」
若草色の着物を来た小柄な女性……瓜山 メイは心配そうに並べられた平たい机を見、小さくため息をついた。
ここは寝子高の書道担当教諭である彼女の実家。その離れで、祖父母が経営している書道教室の一つだった。今日はここを期末試験に備えた勉強会を開くために借りているのだ。
「お菓子とお茶のの準備はよし、テーブルもよし。あとは……」
「あれー？ メイちゃん何してんの？」
使用人である女性たちと一緒に確認していると、１人の男性がひょっこりと姿を表した。メイと同じ髪と瞳の色をした、人懐っこそうな男性でカジュアルな格好をしている。その声に振り返ったメイは思わず素っ頓狂な声を上げた。
「お、お兄様！ いつの間に？」
「今さっき。何か楽しそうじゃないか。俺にも手伝わせてくれよ」
メイの兄、瓜山 レイはにっこりと笑いかける。メイは小さくため息をついて兄に事情を説明する。と、彼はにぃ、と笑って「可愛い後輩のためだ」と手伝いを買って出るのだった。
その頃、星ヶ丘駅前。
「えーっと、この辺だったかな？」
「落ち着きなさい。地図からして向こうの方よ」
１年生の野々 ののこは３年生の北風 貴子と共に瓜山邸へ向かうところだった。ののこは友達から話を聞き、貴子はメイから手伝いを頼まれて今日の勉強会に参加する。
「瓜山先生のご実家は、書道教室をされているの」
貴子は記憶を呼び起こしつつ地図で場所を確認し、呟く。傍らでののこが感嘆の息を吐いていると時計を見た。
「勉強会開始まで時間があるみたいだね」
「そうね。暑いけど歩いていきましょ」
ののこと貴子は並んで共に瓜山邸へと歩き始めた。
厨房には夏にふさわしいデザートやお菓子が用意され、会場にはテスト勉強用にと用意された過去問やプリントや問題集等が準備済みだ。
「少しでも役にたてたら、いいのだけれども」
メイがそう言いながら、慣れた手つきでたすきをかけて袖を捲くっていると、レイが何かを運んできた。よく見るとそれは観葉植物の鉢植えだった。
「お兄様、それは？」
「植物があるとなんとなく休まるじゃないか。それで用意したんだ」
笑いながら部屋の隅などに置いていくレイだったが……その植物に神魂が宿っているなどと『ひと』である２人には全くわからない事なのであった。
果たして、勉強会はうまくいくのだろうか？
ゲームマスターより
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2014年01月17日
- 参加申し込みの期限
-
- 2014年01月24日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2014年01月24日 11時00分
菊華です。
呼ばれた気がしたのでやってきました。今回は期末テスト前としてテスト勉強シナをお届けいたします。
概要
会場：瓜山先生の実家にある、書道教室。
畳の部屋で、けっこう広いです。
平たい机が並んでおり、奥には書道関連の道具が仕舞われている
場所があります。
瓜山先生の実家は星ヶ丘駅より徒歩１０分の所にあります。
和風なお屋敷ですが、星ヶ丘にある家でいえばまだ小さい方です。
お庭には小さな池があり、金魚が数匹泳いでいます。
日時：７月のとある土曜日です。
時間は午前１０時から午後６時まで。
デザートとお昼ご飯が用意されています。
因みにデザートは瓜山先生のお手製です。
出来ること
今回は勉強会です。瓜山先生は基本苦手としている世界史、日本史以外ならば教える事ができます（現代文、古文、漢文、英語はどちらかと言えば得意な模様です）。また、瓜山先生のお兄さんである瓜山 レイと３年生の北風 貴子がお手伝いします。また、ののこは勉強会に参加します（が、お目当てはスイーツのような感じです）。
この機会に友達との仲を深めるもよし、先生たちを手伝うもよし、甘いお菓子や料理を楽しむもよし、トラブルを起こすもよし……、とサンプルアクションも多数用意しますので参考にしていただけると嬉しい事です。
因みに瓜山先生お手製スイーツは羊羹や葛饅頭、ババロア、シュークリーム、チーズケーキなどがあります。
瓜山 レイについて。
寝子高の芸術科を卒業したOBで、瓜山先生のお兄さんです。
（猫鳴館のOBでもあり、ウツボカズラの持ち主だった……？）
今まで本土で仕事をしていましたが７月になって寝子島に帰ってきました。書道家と漫画家を兼業しています。理数系が得意なようです。植物を育てる事を趣味としています。
寝子高生以外の方へ
今回は何かしら理由をつけて参加しても大丈夫です（例えば書道教室が休みなのを忘れて来た、とか）
PL情報
レイが用意した観葉植物ですが、神魂が宿っています。
（瓜山兄妹や使用人さん達は全く気付いません）
ガジュマルの鉢植え（部屋の右端にあります）
近くで勉強していると、心地よくなって眠たくなります。
ミリオンバンブー（部屋の中央付近にあります）
近づくとテンションが何故か上がります。
ポトス（部屋の左端にあります）
近くで勉強していると、なんとなく傍にいた異性にトキメキます。
恋人同士だとイチャイチャしたくなります。
※受けたくない効果がありましたらアクションにご記入ください。
その観葉植物のそばには移動させません。
それでは宜しくお願いします。