this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
春探しの彩色マーチ
<< もどる
1
2
3
4
5
…
10
つぎへ >>
★醍醐味は桜散る前に!
咲き誇るピンクの花――桜は満開、ひらりと舞う桜はまだ春の終わりを告げる様子はない。
辿り着いた者たちは、既に各々の春探しを開始している。
そんな散らばる人の中で、花見の参加者を確認しているのは
下月 ウェマー 龍人
だ。
お弁当を忘れた人だって安心、オレが持ってるから、その笑顔付きで。
そんな龍人の目に写ったのは、おっきな箱。重箱を抱えた
白浜 渚
が危なっかしい足取りで皆を追っている様子だった。
眼鏡と長い前髪で隠された彼女の表情は読めないけれど、ふらふら、ふらふら。右へ、左へ、見ている方がそわそわする程には不安定なのは確かだ。
手伝おうと龍人が近づいた、その時! バランスを崩した、渚の身体がぐらりと盛大に傾いた。
「あっ……!」
見ていた数人から同じような声が上がり、揺れた箱は宙を舞って。
間一髪という所で渚の身体は龍人が支え、難は逃れた……が、もう一方は話が別だ。
誰もが宙に浮いた重箱の絶望的な未来を見た――はずだったのだが悲惨な音が響くことは無かったのである。
皆の視線の先には何事もなかったかのように、安定した状態で積み上がった重箱と、それを手にしている
上泉 睡蓮
の姿。長い濡烏の髪に琥珀色の瞳、その外見と花びらが重なる図は、麗しい絵のよう。
しかし――?
「お弁当が地面と仲良くならなくて良かったですねー?」
その外見とは対象に、零れた言葉はなんだかちょっと残念だ。きっと誰かが思った。
「ん……なんだか桜餅が食べたくなってきましたねー」
桜を見上げる姿もとても綺麗なのだが、やっぱりちょっと残念な気がしてならない。
もちろん、誰も口には出していないはず……なのだが。
「そこっ、口を開いたら台無しだとか、そういうこと言うの禁止ですっ」
ぐぬぬっと悔しそうな表情を浮かべるも、言ってない、言ってないと皆が揃って首を振るものだから。
あちゃーと自分の額をぺしりとして睡蓮がおどけてみせれば、周りの空気は一気に和みで彩られた。
「そろそろ花見にしようか。ねぇ、あなたも行こう?」
「え……と、」
呆然としている渚に龍人が手を差し出せば、ハッと気づいて、発動する渚の人見知り。
木に隠れるにしても受け取る重箱を見ればそれも出来ず、俯いてズレかけた眼鏡を直しただけ。
睡蓮から返して貰った重箱を持ち直してみても、先程と同じくやはりふらふらしている。
そんな横から、とん、と音がして。
重さが安定したことに首を傾げていると、反対側を龍人が支えてくれていることに気がついた。
「あ、」
「一緒に持てば、少しは軽いよ」
こうなればもう甘えるしか無い。
完全に隠れるタイミングも失ってしまった渚だったが、人見知りを治したい――その思いから参加した事を思えば、良いハプニングになったのかもしれない。
「あ……りがとう、ございます」
形になった声は、人見知りが少しだけ緩んだ証。
積極的に準備に参加する
奈良橋 博美
は、ひらりひらりと舞う花びらに時折目を奪われていた。
今から楽しみで仕方ない、どんな春に出会えるか。その気持ちは準備する指先にだって宿る。
「お、奈良橋。随分張り切ってんじゃねぇか」
「引率が先生だしな、張り切るよ」
覗きこんだ高野先生は博美の担任だ。なら、より張り切るのだって。
「嬉しいこと言ってくれるねぇ、頑張れよ」
肩をぽんぽんと叩かれれば、より嬉しくもなる。
そんな頑張る博美の横にそっと人影。
「お手伝い……しま、す」
緩んだ人見知りをそのままに勇気を出した声は渚のものだった。
「ん、ありがとな」
「きゃっ……!?」
笑う博美の手伝いをするも、やっぱりぐらっと転んでしまう。
「あ、と大丈夫?」
手を差し出した博美が目の前の彼女が先輩だと知るまで、後もう少し。
並んだのは龍人の定番の玉子焼きからぶりの照り焼きやほうれん草の胡麻和えなどの和食中心のお弁当。渚の重箱にも、見事な品の数が詰まっており、これだけでも十分な量がありそうなものだ。
そこに皆が持ち込んだものを並べれば、これまた色鮮やかで、食欲をよりそそる。
響く声は合図。
「「「いただきます!」」」
龍人のオススメはお稲荷さん――家直伝の味。
「甘くないから、味付けは珍しいかも」
でも、皆に味わって欲しいから。
ひょこっと横から覗きこんだ睡蓮がその稲荷をつまんでパクリと食べれば。
「わ、これ美味しいですねー」
幸せそうな声も響く。
「あ、そういえば皆は高校生活に馴染んだ?」
「慣れたかはわかんないけど、楽しくはやってるかな」
んー、と考えながら博美が答えれば、睡蓮や周りの人もこくりと頷く。
人見知りゲージが振り切って、すっかり隠れてしまった渚も、同じくして。
「あ、先輩たちには高校生活の秘訣とか、美味しい物情報を聞きたいです」
後輩としては、きっと知りたいトコロだから。
此処で飛び出た先輩の秘訣、各々の季節を楽しめ!それが秘訣なのだそうだ。先輩の一人である渚も隠れながらもやっぱり頷いている。
「もちろん、男子も女子もな!」
女子もな!の部分で首を傾げる龍人。
「あ、オレ背丈小さいけどちゃんと男だから! 男だから!」
大事なことなので二回いいました。いいました。
「え……?」
「え、と」
「え」
周りの先輩や博美、渚や睡蓮の表情も一瞬止まって。
ざわ。ざわざわ。
驚きのざわめき。どうやらすでに間違えられていたらしい。
ハーフの龍人は髪が長く顔立ちも女の子、ともなればきっと勘違いも仕方ない。
「オレはこれから成長するんだ……っ!」
いつか皆を見下ろす身長になって、可愛い彼女を作る目標。
そんな一生懸命な龍人がんばれーと皆が笑い、何故か拍手まで。
ちょっと恥ずかしくなった龍人は視線を逸らしての有難うをひとつ。
そう青春だって「春」なのだ。
楽しそうな花見の様子に高野先生が安堵の一息零せば、気持ちも緩む。
そんな先生に突撃した
最上 るるか
の目は輝いてた。さっきからイケメンを見つけては迫っていたポッキーゲームも中断して。イケメンウォッチングは忘れてない、けれど先生の話だって気になる年頃!
「ねぇねぇ、高野先生は恋愛とか興味ある?」
「ぶっ!」
思わず飲んでいたスポーツドリンクを吹き出し、喉にも多大なダメージ!
「で、どーなの、先生?」
「そりゃー……少しはな、」
きらっとるるかの瞳が輝きを増した!
「婚活中ならあたしの知り合い紹介しよっ……」
ぴょん。
はねた、何かがはねた。小さい何かが。
「きゃーっ虫! あたし苦手なの、あっちいって!」
るるかは勢いのまま高野先生に飛びつくのだが、そんな普段から男らしい高野先生も、実は虫が苦手なのである。
「……ひっ!?」
小さく漏れた悲鳴は可愛らしく涙がじわりと浮かぶ。
そんな彼女がとった行動とは!
<< もどる
1
2
3
4
5
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
春探しの彩色マーチ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
癒雨
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年11月24日
参加申し込みの期限
2012年12月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!