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寝子島高校
気の早い冬菫を待ちながら
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「ふぁ……」
布団から少しばかりはみ出した首元へ感じる冷気に目が覚めた。カーテンの隙間から差し込む白い光も。昨日から降り続いた雪は勢いを弱めつつもまだちらほらと舞っているようだ。薄雲に遮られながら届く陽光は灰色がかって、しかしくっきりとまぶしい。
隣に彼の吐息を感じ、
綾辻 綾花
は寝顔を見つめて微笑む。起こさないようにするりとベッドを抜け出すと朝食の準備にかかる。
早川 珪
の自宅のキッチンは充実しており、冷蔵庫を開ければ食材が過不足なく収められている。几帳面な並びから卵をいくつかとカットキャベツ、トマトを取り出した。
トーストとスクランブルエッグ、サラダの簡単な朝食を用意したら、珪を起こしにかかる。カーテンを開けると窓の向こうは純白で、家々も道も色をなくしたまま静かに佇んでいた。明滅する信号機の青や赤が何だかやけに神秘的に思える。
「ん……やぁ。もう朝かい」
「ふふ。おはようございます、珪さん」
「おはよう。綾花さん」
綾花の手を握り身を起こした彼の頬へ唇を寄せる。このところ通例の起床の儀式となっていた。恋人同士となってからいくらか時が経ったがこなれたものだ。
「今日も美味しそうだね。いつもありがとう。いただきます」
「はい、いただきます」
リビングで朝食を食べながらテレビをつけ、ローカル局のニュースを流す。国営放送程堅苦しくなく、民放の全国ニュースのほとんどバラエティと変わらないようなノリと比べればいくばくか落ち着いた空気感が、朝の半覚醒状態の頭には丁度よい。
画面に映し出されるのは真っ白な街並みとそこへ唐突に現れる雪像だ。
寝子 サンマ
さんや
浜 マンボウ
君の像が並んで建っており、子供たちが嬉しそうにはしゃいでいる。
「そういえば、今日から寝子島雪まつりですよね」
「ああ、何日か前にニュースを見たね。寝子島で雪まつりなんて、驚いたなぁ」
「本当ですね。行ってみますか?」
そういう綾花の瞳は輝いていたし半ば彼の答えを期待してもいた。今日はどちらも休みだし終日ゆっくりと過ごせる。デートに雪像氷像見物など乙ではないか。もちろん珪も頷いた。
「うん、行こうか。こんな機会は滅多にないからね。楽しみだ」
そう言って彼は特段の脈絡もなく手を伸ばし、綾花の艶めく髪を優しくなぞる。これもまた通例となっていた。
寝子島雪まつりの会場は中々の人出だが、列の整頓が上手くいっているのかそれほど混雑に辟易とすることもなかった。
「珪さん、見てください。大きなにゃんこですよ!」
「やぁ、これは大きいね。それによくできてる」
会場には二基の大雪像と無数の小雪像がずらりと並んでいる。眺めるだけで実に壮観だ。綾花が真っ先に駆け寄ったのは寝子島らしく愛らしい猫の小雪像で、市民グループが制作したものだがこれが精緻な出来栄えなのだ。コミカルと写実の間の表現は何とも絶妙であり愛着が湧いた。
「あっ、あっちにも何だか可愛らしい雪像が。行ってみましょう、珪さん」
「どれどれ。あれは確か、マンガかアニメのキャラクターだったかな?」
いずれの雪像もよくできており見応えがある。サンマさんにマンボウ君。今季最新アニメの主人公の勇ましい姿。地方のゆるキャラ。風刺の効いた社会派雪像などバリエーションに富む作品が目白押しだ。
「すごいですね。どうやってあんな風に、雪を形にするんでしょう……」
「作っているところも見て見たいよね。そうだ、綾花さん、写真を撮ろうか。さっきの猫といっしょにどう?」
「! 撮りたいです!」
寝子島にこれほどの降雪があったのは、様々な要因が重なったことによる稀な事象だ。故に溶けてしまうのも早く、この場にいられるのは幸運な機会と言える。儚き運命を背負って生まれた雪像たちの姿をせめて記憶と写真の中へ収めておこうと、二人は多くの写真を撮った。一人ずつ、あるいはツーショットで、瞬く間にストレージは埋まっていった。
ベンチに並んで腰かけ、温かいドリンクを飲みながら休憩する。雪像たちを一望にしながらいただくカフェオレは格別な味わいだった。
「雪まつり、楽しいですね。珪さん」
「そうだね。思ったより迫力があるし、すごくよく出来ているし」
二人のお気に入りはやはり始めに見たあの猫の雪像だ。通行人に少しばかりお願いして、二人と猫のスリーショットを撮ってもらった。寝子島観光大使の二人をかたどった像ももちろん激写したし、大雪像の一つであるヨーロッパの古城の雄々しい姿もばっちり収めた。
ふと珪がつぶやく。
「いつか、本場の雪まつりも見て見たいものだね。一緒にさ」
「いいですね。いつかきっと……」
雪国に肩を寄せ合い、雪像を眺める時も、いつか訪れるかもしれない。そう思えば綾花は雪模様にもぽかぽかと、火照る程に全身が温かくなった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年02月15日
参加申し込みの期限
2026年02月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年02月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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