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気の早い冬菫を待ちながら
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「もー。寒さより好奇心が勝つなんて、誰かさんみたいだね?」
「いやぁ、誰のことかなぁ?」
稲積 柚春
の腕に抱かれ、香凛はきゃっきゃと喜んでいる。無論
ウォルター・B
もデレデレだ。職場では万能ハイスペック教師で通る彼も愛娘の可憐を前にしては形無しである。
島には冷たい風が吹き抜けるが心は温もりに包まれた。
「今年も寝子島で雪まつりが見られるなんてね」
寝子島の降雪量は今年も例年を大きく上回る模様だ。数年前から始まった催しだが、当然にして必要十分な降雪が開催の前提となる。北の豪雪地帯でもなし、毎年のように綱渡りの開催となっているがどうにかこうにか、今回も雪像たちを目にすることができた。もこもこに着膨れた香凛は寒さも物ともせず、並ぶ雪像に目を輝かせている。
「サンマさんにマンボウ君に……あっちのはアニメのキャラクターかな?」
「見応えあるよねぇ」
「あ、あれあれ! あのキャラ、テレビで見たことあるかも!」
何だかんだと柚春もはしゃぎがちである。あるいは両親の等しく幸福な様子こそ愛娘を喜ばせているのかもしれない。
「香凛はどれが好きかな? あれ? あっちのあのキャラ? それともやっぱり、サンマさんかな?」
露店で昂揚と人いきれに寒さも和らぐ。我が子と夫を腕に抱けば凍えることもない。
「そうだ、記念撮影しようかぁ」
「うん、撮ろう撮ろう。三人でね!」
雪像をバックに自撮りする。画角へいささか窮屈そうに収まる三人はしかし、それが故にこそ幸福の密度の高さが見て取れた。気に入った雪像を見つけるたび、香凛がはしゃぐたび、一枚一枚と思い出が増えてゆく。
「香凛はマンボウ君が好きみたい……かな?」
「確かに、ちょっと気に入ってるっぽい。丸っこいフォルムが親しみやすいのかなぁ」
舌足らずに声を上げて両親を見上げる香凛のもちもちの頬を二人でなぞると、あどけない笑みはどこまでも深まった。
ベンチで温かい飲み物にちょっとした軽食などいただきながら休憩とする。
「香凛はほんと、いつも幸せそうにしてるねぇ」
「全然手がかからないんだよ」
香凛はあまり泣かない子だ。時には大泣きもあるが両親がこぞってあやせばすぐに泣き止み、けろりとして笑い出すような子である。
「パパとママがデートしてるのが嬉しいのかな?」
「僕らの気持ちとか機嫌とか、雰囲気とか、伝わってるのかもしれないねぇ」
確かにそうだろう。幼く無垢が故に周囲の感情や空気を敏感に感じ取る、というのはあり得ることだ。何しろ齢数か月の香凛にとって、父母は世界の全てなのだから。その二人が仲睦まじく揃って愛情を向けて育つ子が幸福を感じないわけもない。そう二人も信じている。
しかし柚春は少しばかり複雑な表情も浮かべた。
「う~ん。もしかしたら将来、パパとデートしたい! とか、大きくなったらパパと結婚するもん! とか言い出したりして」
「ははは、僕はまんざらでもないねぇ」
「あー、そんなこと言って! ダメだよ香凛、パパとデートするのはママの特権なんだからね!」
わけもわからず、香凛はきょとんとして両親を見上げている。
「ワットはどう? 僕と娘と、どっちとデートしたい?」
「ええ? それは迷ってしまうなぁ。両方じゃダメ?」
「ダメでーす、それは認められませーん」
「ははは、困ったなぁ」
「ふふふ!」
眼前を四、五歳くらいの子供連れが楽しそうに談笑しながら通り過ぎてゆく。そんな年頃の子を見ると、親としては今は幼い娘の将来にどうしても考えが及ぶ。
「どうする、ワット? 香凛が中学生……いや高校生くらいになってさ。突然、男の子を連れてきてさ。彼氏だよ、あたしたち今付き合ってるの! なーんて紹介されたりしてさ」
「うわぁ。何か……考えたくないなぁ、それは」
大げさに頭を抱える彼の仕草に思わず、ふき出した。
「でも、お父さんがこんなに格好いいからなぁ。彼氏君はハードル上がっちゃうね」
「いやいや。香凛が好きになった子なら、きっといい子だよ。そうに決まってる、うん」
「そう? 自分よりすごい人じゃないと! とか言わない?」
「言わない、言わない。多分ね……?」
などと冗談めかして交わす会話も、現実となるのはそう遠くないことだ。若くして嫁いだ早熟な柚春であるからこそ深い実感があった。
とはいえだ。
「ま、香凛が選んだ道なら、どんなことでも応援しちゃうけどね」
「うん。そうだねぇ」
ウォルターがさらりと柚春の髪を撫で、次いで香凛の頭を撫でる。いずれにしても、幸福がそこにあることに変わりはない。
「お、可愛い子じゃねぇか~。一緒に写真撮ろうぜ~」
「あっ、サンマさんにマンボウ君! うわぁ、ほらほら香凛、本物だよ!」
雪まつり会場を訪れていた本物のサンマさん、マンボウ君と共に映る記念写真は、忘れられない一枚となったことだろう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年02月15日
参加申し込みの期限
2026年02月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年02月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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