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パカっと駆けてウマくいく!新春初夢☆福笑い満開フェア 富士編
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紅美はおなじみのスカジャンに袖を通しており、スニーカーの先で地面を、たしかめるようにトントンと打った。
「あたし一年ぶりなんでさあ」
と言って手を伸ばす。水平に。まるで、そうすることが当たり前であるかのように。
「案内してよ、外」
「うん」
真白に否やはない。紅美の手をぎゅっと握る。思ったより温かい。
すると紅美は、するりと腕をからめてきたのだ。これまた当然のような顔で。
「真白、あたしを置いて行くなよ」
「そんなことしないよ」
「ホントか~?」
「本当だよう」
真白はわざとむくれてみせた。
「私が紅ちゃんを置いてくはずないじゃない」
「だってさあ」
紅美はうつむき加減になる。声も、ほんの一段落ちた。
「あたし、やっと寝子高いけそうって思えてきたのにさー。もう真白、卒業しちゃったじゃんかさー」
「あ、いやそれは……」
「二、三年ほど留年してくれてもよかったんやで?」
妙なアクセントの関西弁だ。冗談めかしているけれど、上目づかいの眼差しは冗談ぽくない。
「いやいやいや、そういうわけにはっ」
真白は頬が熱くなるのを感じた。
どこをどう歩いたのかわからないが、やがて公園のような場所にたどりついた。
舗道はゆるやかに曲がり、白い砂利が朝の光を反射している。遠くで子どもの声がするような気もしたが、姿は見えない。
もう、ほとんど春だった。
枝先の蕾はひらきつつあり、ところどころで花が咲いている。
淡い桃色の桜。風に揺れる白い雪柳。足元には、名前も知らない小さな花が点々と顔を出していた。
「ひゃー、気持ちいー」紅美が、驚いたように言う。「なんか解放された気になんなー」
「なるよね」
真白はうなずいた。
紅美の腕は、まだ絡められたままだ。
いくらか歩くと、木陰に古いベンチが見えた。
木製で、背もたれの塗装はところどころ剥げている。不思議と、ずっと待ち望んでいた場所に思えた。
どちらからということもなく、腰を下ろす。
「……会いたかったんだ」
「え?」
「会いたかったよ。真白に。あの部屋でずっと待ってた」
「紅ちゃん……」
「真白が来てくんなかったら、あのまんまあたし石になってたかも。でなきゃミイラ」
「そんな、っていうか、なんていうか、うん……待っててくれて、ありがとう」
「来てくれてありがとう。いてくれてありがとう。つか、なんだ。生まれてくれてありがとう……かな? あたしのほうが年下だから変? なら、真白がいる世界に、生まれたことにあたしは感謝したいよ」
真白は、しばらく何も言えなかった。
ベンチの背もたれ越しに、木々がかすかに揺れている。
「……紅ちゃん」
名前を呼ぶだけで、喉が熱くなる。
紅美は答えず、ただこちらを見る。
挑発的な笑顔。真白の好きな、あの顔だ。
「なに?」
「その……」
言葉がつづかない。
紅美は身を乗り出した。
肘がふれ、肩がふれ、距離が一気に縮まる。
「真白さ」
という紅美の声が低い。
「夢だから、いいよな」
「……なにが?」
「こういうの」
紅美の指が、真白の袖口をつまんだ。
引くでもなく、離すでもなく。
そして顔を寄せる。
息が近い。
こんなに紅ちゃんのこと、近くで見るの、はじめてかも──。
目をそらせばすむのに、それができない。
「真白、顔赤いじゃん」
「紅ちゃんだって」
「へえ」
紅美は楽しそうに言った。
「じゃ、もうちょい近づいたらどうなるかな?」
ほんの数センチ。
それだけで、唇と唇は重なるだろう
真白の心臓が、うるさくなる。
これは夢だ。
夢なのに、夢だからこそ。
けれど直前で、紅美は動きを止めた。
「……やめとこ」
「え」
「ここまで」
指がそっと離れる。
「だってさ」
紅美は照れ隠しみたいに笑った。
「これ以上やったら、目ぇ覚めそうじゃん」
その言葉に、胸が締めつけられる。
切なくて、でも甘い痛み。
「真白」
「うん」
「起きてもさ」
真剣な目になる。
「今日のこと、夢って言わなくていいから」
風が吹いて、水色の花びらが舞った。
視界が白くにじむ。
真白は返事をしようとして──。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年01月01日
参加申し込みの期限
2026年01月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年01月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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