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パカっと駆けてウマくいく!新春初夢☆福笑い満開フェア 茄子編
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向日葵畑と夏の日差し
午前中に降った雨はすっかり上がり、夏の日差しと蝉の声が戻ってきていた。
黄色に広がる向日葵の花弁たちは、水浴びをしていっそう元気そうである。
空の向こうに広がる入道雲を眺めながら、
倉前 七瀬
と
ウォルター・B
は向日葵畑を歩いていた。
七瀬とウォルターの頭の上には、お揃いみたいな麦わら帽子。
七瀬の肩には、ウォルターの髪の色とよく似たお日様色の毛並みの猫、ウォルトもいる。
「ほら七瀬。こっちを向いてよ。今日は君が主役なんだからさぁ」
8mmフィルムカメラをずっと小さくしたような、黒くて可愛らしいトイカメラを手にしたウォルターは、片目を瞑ってレンズを覗き込んでいる。この手のトイカメラはレトロな風合いの写真や動画が撮れるので、密かに人気があったりする。どう撮れているかその場で確認できないのも魅力のひとつだ。手ブレしてうまく映っていないのか、思いがけない素敵なものが映っているのかは、あとでのお楽しみ。中身のわからない福袋をあけるようなわくわく感があるのだ。
「ちょ、近うないですか、ウォルターさん」
「だってこのカメラ、ズーム機能なんてないんだもの。ウォルトの表情を撮ろうと思ったら近づくしかないんだよぉ」
「ウォルト、ですか?」
「うん。すっごく可愛い顔してるんだよぉ。七瀬のほっぺたにすりすりして、気持ちよくってたまらない、みたいな顔」
ウォルトの様子は七瀬からははっきり認識できないものの、言われてみればおひげがこしょこしょとくすぐったい。七瀬は思わず片目を瞑って、くすぐったさに笑ってしまった。
「はは、いい顔。七瀬のそういう自然な笑顔、貴重かもしれないなあ」
「そんなことないでしょう? 僕、けっこう笑いますよ?」
「そうなんだけどさあ、七瀬って、笑いながらいろんなことあれやこれや考えてない? 無心に笑ってることってあんまりない気がするんだよぉ。だからさぁ、たまにはなんにも考えないで笑ってみて?」
言うなり、ウォルトみたいにすりすり肩を摺り寄せてくるウォルター。くすぐろうとしたものの、手がふさがっていたので仕方なしの行動だったようである。
「わっ、やめっ……あははは! もうっ! ウォルトもウォルターさんも僕のことを笑かそうとして」
「笑顔を撮りたいんだよぉ。だって今日は七瀬の誕生日なんだからさあ」
誕生日。
ウォルターの口から発せられたその言葉が、燦々と降り注ぐ夏の日差しみたいな喜びとなって七瀬を満たした。七瀬はリボンで括った向日葵の束を、抱くようにして握りしめる。恩師以上友人以上で恋人未満の彼からのプレゼントは、この花束と、いっしょに歩く向日葵畑の風景。それから――よく冷えて水滴のついた2本のラムネ。
「ふう、すっかり気温が上がってきたね。ひと休みしようか」
ウォルターは特別なご褒美みたいに、2本のラムネを持ちあげて微笑む。
「そうですね」
七瀬はうなずき肩の上からウォルトを降ろすと、ウォルターとふたり、向日葵畑の真ん中に腰を下ろした。
互いに一本ずつラムネをもって、栓の代わりのビー玉を押し込む。
次の瞬間、ぷしゅっと音を立てて甘い泡が溢れてくる。
「おっとと」
七瀬は慌てて瓶の口に吸いつき、そのまま手首まで垂れた泡を舌で舐めとる。
それからふと、ウォルターがそんな七瀬をトイカメラで捉えていたことに気づく。
「えっと……もしかして今のも撮ってました?」
「ん、自然な七瀬がまた撮れたよぉ」
「うあ、恥ずかしい……」
「大丈夫だよぉ。僕と君とウォルトのほかには誰にも見せたりしないから。ねえ、ウォルト?」
ウォルターは同意を求めるようにウォルトの顎を手でくすぐる。ウォルトは気持ちよさそうに顎をあげて目を瞑り、されるがままになっていた。
ちょっとばかり膨れていた七瀬は、不意打ちみたいにインスタントカメラでその光景を撮影した。
「お返しです」
七瀬は笑った。いい写真が撮れた気がする。
夏の日差しがきらきらと、ウォルターの髪とウォルトの毛並みを向日葵みたいに輝かせていた。
冷たいラムネを喉の奥に流し込む。
夏の甘い味がした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年01月03日
参加申し込みの期限
2026年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年01月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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