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LIQUID -Star Chronicle- 不死創製編
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【ストーリークエスト『不死創製』(10)】
「……ビーハイヴ。ハストラン」
「おっと?」
ポラリスが今は遠き時の彼方に在ろうふたりを抱きしめると、彼らは怪訝そうに眼をまたたいた。
「ああ、ポラリス! 今日のあなたは、いつになく甘えてくれるのですね」
「悪いけど、僕らはまだ仕事さ。この実験場をさらに深く調べなければいけないからね」
「だから、ポラリス。いい子で待っているのですよ? 薄着をせず、風邪を引かないように気をつけなさい。おやつを食べすぎてはいけませんよ。ちゃあんと歯もみがいてね」
「うん……うん」
実験場の響かせる硬質な軋みが、今だけはどこか、聖女のささやく子守歌もかくやと優しく聞こえたものだ。
やがて彼らは、波濤の向こうへと失せてゆく。
「ま、なるべく早く帰るさ。ポラリス、きみがいないとつまらない。ハストランやほかの英傑たちはどうにも、からかいがいがないからねえ……ははは!」
「……待って!」
時の流れは一方的でさかのぼることはない。誰にもくつがえすことかなわない、絶対の法則だ。霧消してゆく。ポラリスが手を伸ばそうとも、届くことは決してない。
「待って……」
「ポラリス」
代わりに、凛風がその細身を抱きとめた。
「僕がいるよ。ポラリス。消えることはない。ずっと君のそばに」
「ん……」
過去の残影が消えようとも、かたわらには今がある。そうして人は先へ先へと歩んでゆく動力源を得る。
世の理はかくあるべきだろう。
目的の大昇降機は、工房区画の奥に隠された扉の向こう、ひっそりとたたずんでいた。幅数十メートルはあろうかという巨大な機械式エレベーターだ。
アンペリアが慣れた様子で操作盤を探り、その電源をオンにすると、程なくして昇降機は冒険者らを乗せ、滑るように降下を始めた。
「最深部への到着までには、しばしの時を要するだろう。各自身体を休めておいてくれ」
「学長……」
冒険者らがそれぞれに落ちつき場所を見つけて腰を下ろす中、ソフィアは微動だにせず立つ人形へと語りかける。
「腕のほうはいかがですか」
「修復は可能だが、今は難しい。こたびの任を終えるまではこのままだな」
切り落とされ隻腕となったが、流れるような動作や駆動は人間よりも人間らしく、支障はないように見える。ソフィアはほうと息を吐いた。
「すまないな」
「えっ?」
「わたしにも語るべきことが多々ありながら、今は語るべきでないと考える……というより、わたしの口から語るべきか。迷っている。直接、お前たちのその目で確かめるのがよいとも思うのだ」
表情を面に表わさないオートマタのボディであり、やはり能面のように冷たく澄んでいたが、ソフィアの目にはそう語る人形の顔がどこか不安げにも映った。
とはいえ、どちらでもよい。ソフィアにとっては、導き手を信ずるに足る理由付けがそこにあればよかった。
「ソフィアちゃん~、今のうちになにか食べておこうよ。わたしのお腹がさあ、くう~っくう~って鳴いてるんだよ~」
「シフォン、もう。能天気なんだから……ソフィア、ふたりでなにか食べていて。私があたりを警戒しておくから」
シフォンとロロの変わらぬ様子は、ソフィアにひとひらの安堵を与えてくれる。もう一度息を吐くと、微笑んだ。
「三人で食べましょう」
アオイとロサヴィアがともに座を囲むにあたっては、ことここにいたりマーナや真珠がにらみあうこともなかった。
「瑠璃さん、これを。保存食の干し肉とポーションですわ。少しは体力と魔力が回復しますわよ。真珠さんと分けてくださいまし」
「あ、ありがとう……シャローテさん……」
先の共闘において少しは距離も縮まっただろうか。あるいはこの先にもきっと待ち受けているだろう激闘を見越し、あえて不和を呼び込むのは得策ではないとの一時的な判断であったかもしれないが。
ともかく、ロサヴィアはほっと胸を撫で下ろし、アオイは苦笑いをうかべた。
「よかった、またケンカになったらどーしようかと……」
「根はいい子たちなのよ。嫌わないであげてね」
「うん、分かってるよ。ロサヴィアさん」
ふたりは降下してゆく昇降機の縁に立ち、そっと眼下をのぞき見る。
「それにしても、深いわね……」
「うん。もうずいぶんと降りた気がするけど、ちっとも底が見えないよ。ウーピー、あとどのくらいか分かる?」
UWP2の瞳が二度ほど明滅した後、彼女は首を振った。
「測定不能です。時の波濤がセンサーを混乱させているものと思われます」
「そっか。なにがあるんだろうね、下には」
ちらと、物言わぬまま立つ人形を見つめるも、クエストを主導するアンペリア自身からはなんら説明もない。
昇降機は下ってゆく。ごうんごうんと響くのはすべて飲み込まんとする巨獣のうなりを思わせるし、眼下にどこまでも続く深淵はその顎か口腔へ飲み込まれてゆくかのようだ。
「まだかな……」
吸い込まれそうだ。もし落ちたらロサヴィアがいっしょに飛び降りて助けてくれるかな、などとつまらないことを考え、アオイは首を振った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年10月22日
参加申し込みの期限
2025年10月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年10月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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