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【旧市街でデート!】
ねこぴょんの日の翌年の夏。
羽生 碧南
は、忙しい日々を送っていた。
というのも彼女は、木天蓼大学女子バスケットボール部「スカーレットキャッツ」のレギュラーになり、大学の授業の他に、練習や試合の予定が入るようになったのだ。
しかも、8月下旬からは、大学リーグ戦も始まる。おかげで、彼女のスケジュールはパンパンだ。
ただ、部活に関しては適度にオフ日も設けられていて、彼女はその都度、ちゃんと息抜きしてはいた。
そんなわけで、7月下旬のある日のこと。
(今日は気分転換に、久しぶりに寝子島へ行こうかな)
設けられたオフ日に、碧南はふと思いついた。普段は、木天蓼市内の大学の女子寮でくらしている彼女は、しばらく寝子島の方には行っていない。
碧南は、ねこでんに乗って寝子島駅で降り、旧市街をぶらつくことにした。
(高校時代は、よくこの辺に遊びに来たりしてたっけ)
風情のある通りを歩きながら、彼女は思う。
(あのころは、この辺りを歩きながら、乙女ゲーの展開を思い返しては、1人妄想に耽っていたよね)
高校時代の思い出に、彼女は1人苦笑した。
今でも乙女ゲームはやっているが、時間がなかなか取れないので、年に3~4本プレイするのがやっとだった。
(それでも、忙しさの度合を考えると、多いかも?)
そんなふうにも思うが、他人と較べたことがないので、そこはよくわからない。ただ――
(なんにしても、さすがに今は昔みたいな妄想はしない……)
と思いかけて、ふと気づく。
「あれ? そういえば昔プレイした乙女ゲーで、似たようなシチュがあったかも……。やだ、じゃあ私、今あの主人公と同じ?」
思わず声に出して呟き、そのまま妄想に突入しようとした時。
「碧南さん!」
「え?」
声をかけられ、我に返って振り返ると、そこには彼氏の
鷹取 洋二
が立っていた。
(やだ、今の聞かれてた?)
碧南は焦って赤面し、あたふたと声を上げる。
「よ、洋二さん……!」
だが、洋二にはさっきの碧南の呟きは、聞こえていなかったようだ。純粋に会えたことがうれしいのか、笑顔で声をかけて来る。
「碧南さんとここで会えるなんて、奇遇だねぇ」
「え、ええ……。本当に」
碧南も内心にホッとして、うなずいた。
それへ洋二が言う。
「せっかく会えたんだし、このあと時間が大丈夫なら、デートしないかい?」
「いいの? 私は全然大丈夫よ。……でも、洋二さんはどこかに行く途中だったんじゃないの?」
碧南は申し出を快く了承しつつも、気になって問うた。
「僕も大丈夫だよ。僕の目的地は、この先の弁天猫の社だからねぇ」
洋二が答えて、通りの先を示す。
弁天猫の社は、参道商店街の西側にある社だ。音楽と勉学に加護があると言われており、バイオリンをやっている洋二にとっては、時おり手を合わせに行く場所でもある。
「それなら、喜んで」
彼の答えに、碧南は笑顔でうなずいた。
そこから2人は、通りを並んで歩き始める。
(ただ気分転換に来ただけだったのに、洋二さんと会えて、デートできるなんて、ラッキー!)
碧南は、改めて隣の洋二を見やって、自分の幸運を噛みしめた。
「今日は、部活はオフかい?」
そんな彼女に、洋二が訊いて来る。
「ええ! 適度な休息も必要だって、コーチが」
「ふむ、なるほど。おかげで僕は、碧南さんとこうして会えたわけだ」
うなずく碧南に、洋二は納得顔でうれしそうに返した。
そうやって、話しながら歩くうち、2人は弁天猫の社に到着した。
洋二と共に、碧南もお参りをする。
(スポーツは管轄外かもしれませんが、リーグ戦でいい成績を残せますように)
管轄は違っても、多少はご利益があるかもしれないと、碧南は心に願いを呟いた。
「どこか、座って話せるところに入らないかい?」
社を出て、洋二がそう言ったので、2人は通りを駅の方へと引き返し始めた。
しばらく歩いて、目についた喫茶店に入った。
碧南がメニューを見ていると、洋二が尋ねた。
「何か軽く食べて行くかい?」
「そうね」
問われて碧南は、考える。
せっかく店に入ったのだし、食べ物も注文すれば、それだけ彼と一緒にいられる時間も長くなるだろう。
「じゃあ、私はこのパンケーキセットを注文するわ」
「それなら僕は――」
碧南の言葉に、洋二も軽食を何か注文しようと、メニューを眺め始めた。
そんな彼を見やって碧南は、改めて寝子島に来てよかったと、幸せな気持ちになるのだった。
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年10月10日
参加申し込みの期限
2025年10月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年10月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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