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散歩に行こうよ
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【海岸と猫】
ある日の早朝のこと。
小山内 海
は、海岸線の小さな岩に腰を下ろして、目の前の景色をスケッチしていた。
早くに目が覚めて、少し涼しかったこともあり、ここまで散歩して来たのだ。もちろん、いつもどおり、2冊のスケッチブックと筆記用具は持参している。
ここはよく来る場所なので、景色は見慣れていた。それでも眺めているうちに、やはり残しておきたいと強く感じて、スケッチを始めたのだ。
せっせと鉛筆を走らせながら、彼女はふと思う。
(まだ時間はあるし……描き終わったら次は、どこに行こうかな? 今日の予定のことを考えたら、あまり遠くには行けないし。……港の方、行ってみようかな)
やがてスケッチが終わると、海は考えていたとおり、港の方まで足を伸ばした。
(ふふっ、近くまではよく来るけど、こっち側になるとあんまり来たことなかったんだよね。ちょっと新鮮かも)
あたりを見回し、胸に呟く。
その足元に、一匹の猫がすり寄って来た。
(……? あげれるような食べ物は持ってないけど……そうじゃないのかな。撫でてほしいのかな)
内心に首をかしげつつ、彼女は身を屈めて猫の頭や背を撫でる。
猫は大人しく撫でられていたが、しばらくすると伸びをして、身をひるがえして歩き出した。
(ついて行ってみよう)
なんとなく興味を惹かれて、海はそのあとを追った。
しばらく行くと、護岸に並ぶテトラポットの間に、光るものが見えた。
なんだろうと、海が足を止めて見下ろすと、それはシーグラスが溜まって光っているもののようだ。
(きれい……)
海はしばし、それに見惚れた。
ふと顔を上げると、猫の姿がない。
(どこに行ったんだろう……)
首をかしげてあたりを見回すが、どこにも猫は見当たらなかった。
(まあ、いいか。……それより)
シーグラスの方が気になる。
改めて周囲を見ると、階段があってそちらに降りて行けるようになっていた。
海は階段を降りて、シーグラスの吹き溜まりへと向かう。
近くで見ると、面白い光景で、じっくりスケッチしたいと思った。ただ、帰りのことを考えると、あまり時間がない。
(時間がある時に、また来よう)
そう決めて、海は吹き溜まりの中から、一番目立つ綺麗なシーグラスを手に取った。光に透かすとキラキラと輝いて、宝石のようだ。
(今日の記念に)
ふふっと笑い、海はそれをハンカチにくるむとポケットに入れた。そして、踵を返すと家路に向かうため、階段を昇り始めるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
織人文
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年10月10日
参加申し込みの期限
2025年10月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年10月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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