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寝子島高校
あれれ? 混沌の寝子高見学会!?
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>寝子高見学会は続く
進学説明会を終え、
佐藤 瀬莉
は自由に校舎や部活を見学していた。
今、彼女が見学していたのは家庭科同好会。ちょうど
水上 桜
に説明を受けながらビーズアクセサリーを作っていた。
瀬莉の目の前には、色も形も様々なビーズが並んでいる。
「ビーズはどれも使っていいわよ」
「これは迷っちゃう……」
そう言いながらも、瀬莉は楽し気にビーズを選び、ブレスレッドを作っていく。彼女は桜にアドバイスをもらったり、見本を観察したりしながら取り組んでいった。そうして出来上がったカラフルなブレスレッドを瀬莉は大事そうに手首につけ、微笑んだ。
その傍らには、
白石 龍樹
の姿もあった。彼もまた手本を見ながらネックレス制作にチャレンジ。途中ビーズを落としたりもしたが、素敵な物が出来上がりそうだ。
「おーっ、なかなかいい感じじゃん!」
龍樹は「ロックな感じがする!」とご満悦。桜も、そんな少年の姿を見なんだか嬉しくなるのだった。
校舎の屋上では、
神薙 焔
が見学者の姉妹と共に屋上で総菜パンを食べていた。
最初に案内したカフェテラスは既に人が多く、座る場所がなかった。だが、購買部は見学会を見越していたのだろう、普段より多めに総菜パンなどを用意しており焔たちはこうして昼食を楽しんでいる。
「風が気持ちいいわね!」など話しながら食事をしていると、一筋の風がふわり、と誰かの帽子を巻き上げた。それを追いかける、見学者だろう少年。その少年がフェンスを越えそうに見えた。
(危ないっ!)
焔が動こうとしたとき、一瞬その少年に翼があったように見えた。帽子を手にした少年は、持ち主に手渡し、微笑む。
「そういうコたちも学校に来るようになるのね」
未来は明るいわね! と焔は明るい笑みで頷いた。
(あれこれ忙しかったなー)
有沢 茉奈
は、進路説明会への案内を終えた後も色んな見学者を案内していた。
例えば見学したい部活の場所を聞いてきた人だったり、カフェテラスへ行きたい人だったり、「なんかこう、どーん! と体を動かせる『ぶかつ』っての知らないか?」と聞いてきた外国人っぽい少年(
ルーク・ポーラスター
だったりする)に運動系の部活を紹介したり……などなど。
(でも……)
笑顔で受験へのアドバイスをしたり、寝子高の雰囲気を話したりしていくうちに、彼らが寝子高に興味を持ってくれる姿や、受験を頑張ろうと意気込む姿を見て茉奈も嬉しくなっていた。
「これで一応、『気さくで優しいお姉さん』に見えるかな?」
なんて呟いて、彼女は小さく笑っていると
牛瀬 巧
が「おつかれさん」と声をかけてきた。
「有沢さん、えらいがんばっとったな。見学者さんも喜んでたで」
「! それ、本当?」
彼の言葉に、茉奈はちょっとびっくりして……じんわりと胸の奥が暖かく、くすぐったくなるような気がした。
「案内お疲れ様。休憩に行ってきなさい」
そう
黒崎 俊介
に言われた
梓 智依子
は、一礼し購買へ向かう事に。その道すがら、どことなく見たような生徒2人が、小さな子を連れているのが見えた。
(? ご兄弟かしら?)
そう考えていると、その子が「ママ~っ!」と言いながら智依子へと向かってくる。よく見れば、愛娘の楓である。そして楓を困った様子で追いかける男子生徒と女子生徒。二人が智依子の名を呼ぶ。それもその筈、二人は彼女の祖父母で……。なるほど、面影があるわけだ。
楓を受け止め、「どういうことなの……?」ときょとんとしてしまう智依子であったが話を聞くとここへ向かっている途中で若返った、という。また、二人は寝子高の卒業生である事も話してくれた。
(不思議な事があるものね)
なんて思っていると、見学者らしき中学生達が不思議そうに様子を見ていた事に気づく。
「この子のお母さんが、貴方ですか?」
「ええ。私の大切な娘です」
智依子が自然と笑顔で頷けば、一人の少年が「よく似てて可愛い」と優しく微笑んだ。
ふと、「事情は色々だよね」という穏やかな声が聞こえた気がした。「そういうもの」というやんわりとした何かがその場にあり、自然と溶けたような感覚がする。
己が「複雑な事情が重なったが故『ちょっと年上』の高校2年になった」ということが明かされ、どんな風に見えるか気になった。だが、それを自然なものと受け取られているように彼女は感じていた。
「ママ、ねここーたのしい?」
「うん。とても楽しいわ」
楓に問われ、智依子はふわりと笑顔で頷いた。
特にトラブルもなく、賑やかな時間は過ぎていく。
寝子島高校見学会は、どうやら好評のうちに幕を下ろすことになりそうだ。
(終)
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あとがき
担当マスター:
菊華 伴
ファンレターはマスターページから!
おまたせしました、菊華です。
今回は寝子島高校の見学会を舞台にしてみましたがいかがだったでしょうか?
トラブルは発生せず、無事に終わった模様。見学者として来た方は高校生活をイメージできましたでしょうか?
見学会のお手伝いをした皆さんは、お疲れさまでした!
少しでも楽しんでいただけたならば嬉しい事です。
因みに、卒業生の方は見学会の後寝子高を離れたら元に戻ったようです。
そしてほしびとやあやかしが来ていたことはPCさんやごく一部の方だけが覚えているような感じです。
それでは、また縁がありましたら宜しくお願いします。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年10月08日
参加申し込みの期限
2025年10月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年10月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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