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半身を燃える炎に包まれた男は、狂おしく何かを叫んだが――清恋には唸り声にしか聞こえない。
男がこちらに一歩踏み出すと同時に、清恋はためらいなく視線を注いだ。
――すると。
だしぬけに、男の足下に猫が現れた。ごろんと寝転び、にゃあおと可愛らしい声を上げる。
男が清恋のろっこん『ダッシュ猫ポップ!』に気をとられているスキに、清恋は踵を返して走り出した。もちろん男も追いかけて来るが、かつて陸上部だった清恋はすぐさま引き離し、2階の警備員室に滑り込む。
「防犯カメラに、何か……」
複数ある画面の中、いくつかに狭山親子が映ったものもある。
ある画面には、レストランから出るところ。
別の画面には、火から逃げ惑う群衆に巻き込まれて離ればなれになる映像。
右端の画面には、必死で子供を探す父親が、人混みに突き飛ばされて頭を打ち、気絶。
為す術もなく炎が迫る映像に、清恋は眉をしかめた。
◆
まゆらは、浩一の頭の傷に応急手当をしてから、1階への道を歩いていた。
「へぇ、落合さんは声優さんなんですか! うちの子は『列車大合戦』が大好きでして」
「日曜日の朝に放映しているアニメですね! 新幹線がロボットに変形するシーンがかっこいい!」
雑談で気を紛らせながら、なんとか階段を降りていると、下から低い唸り声が聞こえくる。
「ひっ」
手すりの隙間から見下ろしたまゆらは、そこに蠢く炎と目が合った気がして、声が漏れた。
その、人の形をした炎が階段を上ってくる様にぞっとして後じさる。
「……何だアレは?」
隣の浩一も、顔面蒼白で頭を抱えている。
「落合さん……別の道を探しませんか?」
浩一の提案に、まゆらは一も二も無く頷いた。
◆
「君、どこの猫さんなの?」
「にゃー」
「ぼく、狭山拓人。猫さんのお名前は?」
「みゃん」
避難の道中で行き会った男の子に抱き上げられ、タルトは困っていた。
(涙は引っ込んで良かったけど……火事だから避難しよう、って言おうにも猫になっちゃったからなぁ)
元に戻ることもできるが、人前でそんなファンタジーの披露は避けたい。
それに、この拓人という子が、店内放送で言われていた迷子ならば、父親に会わせてあげたいものだ。
タルトがそう思った時。
――背後でごぅっ、と音をたて、火柱が立つ。
その向こう側に、キャンプ用の斧を片手にこちらを向く、人の形をした炎。
それが一歩を踏み出すと、耐えがたい熱波が襲ってきた。
「猫さん、逃げよう!」
「にゃーっ!」
タルトは地に降り、二人で背を向けて走り出す。フロア端にある階段へ向かうと、そこには。
「お父さん!」
「拓人!」
まゆらと浩一の二人が、階段から降りてきたところに行きあい、親子は抱き合ったのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
陣 杏里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年08月19日
参加申し込みの期限
2025年08月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年08月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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