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蛍屋敷からの脱出
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【3】脱出
紫と蒼は、ホタルの元に駆け寄った。
「ホタルちゃんよね。私たちがついてるから、もう大丈夫よ」
「ここから出たいなら、私たちが手助けするわ」
二人がそれぞれ、声をかける。
「おねえちゃんたち……」
うずくまったまま、ホタルは彼女たちをすがるように見上げた。
「わたしを、この屋敷から連れ出して。わたしは、ここから、この屋敷から出たいの」
「わかったわ」
うなずいて紫が差し出した手を取り、ホタルは立ち上がった。
階段は並んで下りるには狭いので、先頭を紫、真ん中にホタル、最後を蒼という順番で一階へと下りた。
一階に着くと、姉妹はホタルとそれぞれ手をつなぎ、土蔵をあとにする。
そのまま庭を抜けて、門へと向かった。
姉妹二人だけで出ようとした時と違い、今度はすぐに門が見えて来る。
ホタルの手を握った紫が、躊躇いのない足取りで、門を抜ける。蒼は、少しドキドキしながら、姉たちに歩調を合わせた。
二人はそのまま、何かに咎められることも留められることもなく、門の外に出る。
出てみるとそこは、耳福池の傍だった。
二人が中に入ってからさほど時間は経っていないのか、あたりはそこまで暗くなっていない。
姉妹は、どちらからともなく、背後をふり返った。その先には、大きな日本家屋ではなく、廃墟の屋敷が広がっていた。
「ここって……」
「蛍屋敷だわ」
驚く紫に、蒼が呟く。ふいに、噂を思い出したのだ。
そんな二人の耳に、「ありがとう……」という声が聞こえた。
同時にホタルは光の塊と化し、次にそれは蛍の群れとなって、瞬きながら、飛び去って行く。
紫と蒼はただそれを、呆然と見送るばかりだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
織人文
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
冒険
定員
10人
参加キャラクター数
2人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年07月18日
参加申し込みの期限
2025年07月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年07月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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