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ある朝焼けの空に
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少し肌寒さを感じて、
朝鳥 さゆる
は目を覚ます。スマホに手を伸ばして時刻を確認すると、午前2時すぎだった。明日は大学も店も休み。だからというわけではないが、恋人で同僚の
姫木 じゅん
との情事のあと、幸せな気持ちで眠りに落ちた……はずだった。
それなのに、隣にはじゅんの姿が無い。身体を起こして、辺りを見回す。少しだけ扉が開いているのに気づいて、ベッドから降りる。身を覆っていたシーツが落ちて、一糸まとわぬ姿になる。
「じゅん、どこなの?」
リビングに向かうと、メンソールの煙草の匂いが鼻に届いた。じゅんの姿が見えて我知らず安堵する。
リビングでは月明りの中、じゅんがさゆると同じ姿で煙草を吸っていた。
「眠れないの?」
「中途半端な時間に起きちゃった。明日は休みだからいいけどさ」
さゆるはカーテンを開けて外を見る。雲一つない夜空だ。
「ねえ、じゅん」
「ん?」
「眠くなるまで、マンションの屋上で星でも見ない?」
「いいよ」
さゆるとじゅんは適当な服を着て、静かにドアを閉めて、屋上へ行く。
実は屋上のドアは鍵が壊れていて空きっぱなしだった。住人はそれを知っていて、割とよく勝手に屋上へ行って日向ぼっこしている。
今夜は屋上には誰もいなかった。手すりにもたれながら、さゆるは星座を見上げる。昔、1人で見上げた空はただ冷たいだけだったけれど、じゅんと一緒に見上げる星座はまるで別物のよう。とても美しいものだと、そう思った。
「あの星座、何?」
じゅんが夜空を指差す。
「おとめ座よ……春の大三角の」
「大三角って聞いたことあるかも。ベガだっけ?」
「それは夏の大三角ね」
「さゆる、詳しいね」
特別学んだわけではなく、遠い昔、誰かに教えてもらった知識。ただそれだけだ。
「じゅん、あたしにも煙草ちょうだい」
「よしなよ」
「いいの。あたしも吸いたい気分だから」
シガーキスをして火を貰い、2人で紫煙をくゆらせる。煙は春の風に吹かれてふわりと散っていく。
「ねえ」
吸い終わって、じゅんが言う。
「夏も教えてね、星座。大三角、名前しか知らないからどれがそうなのか、教えて」
「うん、約束ね」
「そう、約束。夏も2人でここで星座を見るの」
小指を絡めて小声で指切りの歌を歌って、少し身震いする。春とはいえ、深夜はまだ肌寒く感じる。
「眠れるかな?」
「眠れなくても朝まで抱き合ってたらあったかいよ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年05月10日
参加申し込みの期限
2025年05月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年05月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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