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ある朝焼けの空に
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梓 智依子
は娘の
楓
と祖父母と一緒にフラワーパークまたたびに向かっていた。なぜわざわざ真夜中に本土にある植物園に行くことになったかというと、偶然テレビで見たからだ。ニュースのトピックスか何かで、真夜中のフラワーパークでライトアップされた藤棚が紹介されていた。
「ママ、このおはな、みにいきたい!」
「遅い時間なんだから、子どもは寝なきゃダメよ」
そうは言うものの、素直に聞き入れてくれるような子ではない。それどころか、祖父母まで味方につけてしまい、智依子は楓の要望を受け入れるしかなくなった。
(我が子ながらしたたかというかなんというか)
こうして、4人そろって藤棚見物に来たのだった。深夜なので公共交通機関を使うことはできず、タクシーで行った。結構な額だったのでハラハラした。祖父が地主で莫大な収入があるからこれくらいどうということはないのだが、それでも申し訳ないという感情がある。孫の喜ぶ顔が見たい、その気持ちはよくわかるのだが。
智依子だって、娘である楓の喜ぶ顔はいつだって見たい。
フラワーパークまたたびには、智依子たちと同じ藤棚目当ての人たちがいた。真夜中ということもあって、混んでいるという感じはしない。植物園に入り、実際にライトアップされた藤棚を見る。藤の花は、青や紫色に照らされて幻想的な風景に見えた。
その美しさに圧倒されて、智依子も祖父母も息をのんだ。
「すごい! ママ、おはなかっこいいよ!」
楓も思わずそう大興奮して叫ぶ。もっと近くで見たいと思ったのか、立ち入り禁止のラインを越えそうになっていて、智依子は楓を後ろから抱きしめた。
「ママ、おはなさわりたい!」
「ここから先は行っちゃダメよ」
衝動に任せた子どもの力に負けないように、抱きしめる腕は緩めない。でも決して痛くはないように。
楓の興奮が収まってから、智依子はもう一度静かに藤棚を見上げる。
(本当に綺麗ね)
この美しさを忘れないように目に焼きつけて、智依子は楓に視線を移した。
手を繋いでいる楓は目をこすっていた。本来はもう眠っている時間なのだから、眠くならないはずがない。
「お土産買って帰ろうね」
「うん」
手を繋いだまま、売店へ足を向ける。売店では、お饅頭やハンドクリーム、ハンカチなどが売られていた。
「かえで、これがいい」
楓が指差したのは、藤の花の焼き印が押されたお饅頭。楓の希望通りそれを買って、帰路に着く。
(大変だったけど、楓の笑顔を見られて良かった)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年05月10日
参加申し込みの期限
2025年05月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年05月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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