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二時間らっかみサスペンス 湯煙の向こうの美女と空飛ぶサメ
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「二サス探偵団?」
「そう! 来年の夏にアニメ化するのよ!」
火土温泉郷に向かうバスの中。
同僚であり恋人でもある
姫木 じゅん
の言葉に、
朝鳥 さゆる
は思い出した。
「この前、お客様が『まみ子ちゃん、これ好きだったでしょ』ってプレゼントしてくれた雑誌に載ってたわね」
「そうそう! あの号、描き下ろしイラスト額の全員サービスがあったから、すごく嬉しくて!」
じゅんとさゆるは、『プロムナード』というキャバクラで働くキャバ嬢である。お客様からのプレゼントはよくあることなのだ。
件の『二サス探偵団』は小学生が探偵団を結成し、二時間サスペンスっぽい謎を追う漫画なのだと、じゅんは熱っぽく語った。
「それで、この火土温泉郷が聖地だと」
「そうなの! 作者さんが、コミックス10巻の『空へ続く足跡』で、火土の崖をモデルにしたって、ねこったーで言っているし! あ、あと真っ赤な大吊橋もあってね、目撃者の証言の矛盾を暴くのが、13巻の『凍てつく橋』っていう事件で……」
「ふぅん」
そんな訳で、今日のさゆるは『オタクの聖地巡礼の旅』に連れられて来たのだ。
――ところが。
「……ねぇ」
「なに」
「……サメって空飛ぶ生き物なの? 大学でそう教わるの?」
「法律学科ではサメの勉強はしないわ。気のせいじゃない?」
聖地巡礼の旅は、のっけから妙な雲行きになってきた。
探偵団が犯人を追い詰めた『崖』では、サメ(にしてはやけに丸かったが)が崖下から空へ、猛スピードで飛び去ったり。
真っ赤な吊り橋から下を見ると、探偵団がキャンプをしたという河原で、釣り人に絡んでいるサメを目撃。
じゅんの双眸がキラリと輝き、バッグから虫眼鏡を取り出した。
その頃、作家である
月原 想花
もまた火土の地にいた。
人生で初の『カンヅメ』になるためだ。
(担当さんは『二時間サスペンスっぽい土地柄ですし、ネットも繋がりにくいから、執筆にはうってつけですよ!』って言っていたけど……)
今進めている推理小説は、これまでファンタジー小説を書いてきた想花にとっては新境地である。
何事も挑戦と始めたけれど、トリックで行き詰まってしまい、原稿をせっつく担当編集に火土の地を勧められたのだ。
(温泉地に逗留して傑作を書き上げた文豪もいることだし、僕もそれにならってみるか)
「すみません、静かに仕事に集中したいのですが、いい宿を教えて貰えませんか?」
想花は、買い物帰りらしき二人連れのマダムに尋ねる。
「静かに? それなら、雨宮旅館はどうかしら。あそこはプレオープンでモニター募集中だし、まだお客さんは少ないはずよ」
「あら~、ダメよあそこは。りんご風呂からりんごが無くなる事件があったじゃない」
「事件? 詳しく聞かせてもらえませんか?」
何が小説のネタになるか分からない、と思って聞いてみると。
「信じられないんだけど……サメが空飛んでりんごを盗んでいったって噂があって……まさかねぇ」
「あれれーっ、そっちでもサメの話?」
想花とマダム二人に声をかけてきたのは、髪をツインテールにした女性だ。物憂げなショートカットの女性と一緒である。
「そっちでも、とは?」
「あたし達も、さっき空飛ぶサメを目撃したばかりなのよ」
「えっ、本当?」
姫木 じゅん
と
朝鳥 さゆる
の二人は、漫画『二サス探偵団』の聖地巡礼の途中なのだと言う。
「あぁ、向学館の『週刊ハチワレ』に連載中のやつだね」
「知ってるの?」
「あぁ。知り合いが読ませてくれるんだ」
想花の本を出してくれているのも同じ向学館で、担当編集は『先生、ノベライズの仕事とか欲しいですねぇ』と夢を語っている。
「あっ、あたし達三人になったわ……ということは『二サス探偵団』といっしょ!」
「じゅん、ちょっと……さっきから興奮しすぎよ」
「よぉし、この謎、俺が解いてやろうじゃねぇか!」
虫眼鏡を誇らかに掲げて叫ぶじゅん。
「おぉ、『二サス探偵団』と同じ台詞だな」
感心する想花の横で、さゆるは肩をすくめてため息をついた。
(これは……今すぐスマホで漫画を読んで、じゅんをうまく誘導しなきゃ)
~らっかみサスペンス劇場~
~CM~
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
陣 杏里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年05月24日
参加申し込みの期限
2025年05月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年05月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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