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木天蓼大学法学部の
佐藤 英二
は、アパートに帰宅して郵便受けにあった町からのおしらせを眺めた。
「町主催のハイキングかぁ。温泉にも入れるみたいだし、のんびり楽しめそうだよね。野々さんも誘って参加しようかな?」
野々 ののこ
は同じアパートの二階に住んでいるが、いまだに進路が決まったという話は聞いていない。
英二は始まったばかりの大学生活が忙しく、いくら同じアパートでも寝子高や寮と違って毎日会えるわけではないから、こういう機会に一緒に出掛けられたら、と思うのだ。
「ゴールデンウィーク? ……あー、昔は楽しかったなあ。今は毎日が日曜でありがたみがないよ」
開口一番ぼやくののこ。
「ハイキングねえ……」
「気が進まない?」
「悪くないとは思うけど、うーん、起きられるかなあ」
相変わらずゲームで昼夜逆転生活をしているのだろう。ののこは少し難色を示した。
「さわやかな景色を見ながら食べるお弁当は美味しいと思うよ」
英二が言うと、
「そうだね。家でくすぶってるのもなんだし、行こうかな」
どうやら行く気になったらしい。
「起きられそうにないなら電話しようか?」
「いちおう早く寝てがんばってみる」
「まあ学校行事でもないし遅刻なら遅刻で構わないけど……」
そして当日。
「おはよう、英二くん」
「おはよう、野々さん。ちゃんと起きられたんだね。……徹夜したりしてないよね?」
ののこが時間通りに現れたことに、英二は少々感動してしまった。
「大丈夫、ちゃんと寝たよ。やるときはやるからね!」
「ならよかった」
リュックサックを背負った英二とののこは、アパートの前で待ち合わせハイキングへと出かけた。
「学校のときと違って色々な人が参加してるね」
周囲を見回してののこが言う。
「そうだね」
カップルや友達らしい女子たちの姿を見て、英二は思う。
(僕と野々さんも、周りからはカップルに見えているのかな……)
途中キャンセルだった告白のタイミングは、まだまだ遠そうだけど。
(今は野々さんの進路のほうが大事だし)
「あっ、英二くん、かわいい花が咲いてる!」
ののこの指さす方を見て、英二は微笑む。
「そうだね」
「なんていう花?」
そう言ったのは、先を歩いていた女子二人のうちの一人だ。
「さあ……」
連れの子は知らないようで、ののこが尋ねるようにこちらに視線を向ける。
「あれは……オオイヌノフグリだね」
そう答えた英二に、女子たちが反応した。
「そうなんですね」
「ありがとうございます」
「いや、お礼を言われるほどじゃ」
頭をかきながら英二は、爽やかな景色を楽しみながら普段接点の無い人と話したりして山歩きを楽しめるのはいいな、と思う。
「英二くん詳しいね。さすが大学生……と思ったけど、高校の時からいろんなこと知ってたよね」
ののこの言葉に少し照れる。
「学校のイベントでいろんな所に出掛けたっけ」
「そういえば『ねこじま挑戦バトルショー』に野々さんと一緒に出演して」
「ああ、豪華スィーツ福袋をゲットしたんだよね」
話題は尽きない。
そんなふうに和気藹々と話して、ばてることなく無事目的地に到着できた。
「ゴール!」
「おつかれさま。寝子島温泉につかってのんびりしようか」
「うん!」
「湯上がりに飲む冷たいお茶もきっと美味しそうだよね」
温泉から出て合流すると、ののこは出発のときより生き生きして見えた。
「楽しかったー」
隣を歩きながらののこが言う。
「よかった。僕もだよ」
心地よい疲れを感じながら英二が言うと、ののこがしみじみと言った。
「やっぱりゴールデンウィークはたまの休みだから楽しいんだよね。もっと休みを楽しむために、ちゃんとがんばってみようかな」
「野々さん……」
ののこの成長に感動を覚える英二。
「なんて、らしくなかったかな? でもなるべくちゃんとご飯食べて、学校とか仕事探してみたい」
「がんばって。僕にできることがあったら協力するよ」
ののこのこれからの道に、英二は自分のことよりワクワクを覚えるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年04月18日
参加申し込みの期限
2025年04月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年04月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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