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海上リゾート・ネコトピア ねことにゃんことひととひと
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【にゃんにゃんプール】
太陽さんさん! ギラッギラな太陽が頭上からつやめく黒髪へと降りそそぎ、寄せる波音。響く嬌声はにゃんにゃん、にゃおん。
向こうから黒と白の大きな影が近づいてきたかと思うと、どっぱん! 巨大な波がざんぶと押し寄せて、
綾辻 綾花
を押し流します。
「きゃあ、珪さん!」
「おおっと、あぶない! つかまえた。ははは、すごい波だなぁ。流されてしまうところだったよ」
「す、スリル満点ですね……!」
早川 珪
の意外と引き締まった身体にぴたり寄り添い支えられたところへ、横合いからふたたびの強い波。どっぱーん!
「きゃあああ! は、離さないでくださいね、珪さん……!」
「おっととと! 大丈夫、離さないよ」
波打つプールのおとなり、大きな水槽の中を悠々と泳いでいるのは、二頭のシャチ。彼らがイキオイよく壁に向かって水を押し出すことで、プールに巨大な白波が飛びこんでゆくというスンポーです。そんな仕組みを、ここでは『おさかなサイエンス』と呼んでおりました……まあ、シャチさんたちは哺乳類ですけれど。
「わわわ、水着がっ」
水に濡れてはしゃぐ綾花のグラマーボディを包み込む、鮮やかなブルーの水着までも流されてしまいそうになり、慌てて胸元をおおいます。珪さんは苦笑い。みたび押し寄せる波から恋人を守るべく、むぎゅっと胸の内に抱き込みました。
「わにゃーっ」
「すごいにゃー」
「たのしいにゃーっ」
にゃにゃにゃん、きゃっきゃと流れてゆく『ねこ』たち。二本足で立って歩いて言葉もしゃべる、彼らねこたちとおさかなたちの共存のために築かれたのがここ、海上リゾート施設『ネコトピア』です。多種多様なプール、アトラクション、それに施設のすべてをおさかなたちの力によって動かす、画期的な技術によって築かれたこの場所は、ねことおさかなの楽園であり、もちろん頑張ってくれるおさかなたちへの対価も忘れず、無理なく楽しく働いた後にはオイシイごはんをいただけるという、実にウィン・ウィンな関係性をもとに運営されておりました。
「にゃ、にゃんこたち、大丈夫ですか? おぼれちゃわない?」
「大丈夫だにゃー」
「たのしいにゃー」
「にんげんのおねえさんとおにいさんも、いっしょに遊ぶのにゃー」
人懐っこいねこたちとあっという間にお友だちになり、みんなでいっしょにざっぱ~~~ん!!
「あははは、すごいです! こんなににゃんこと触れ合えるなんて、幸せです~」
くんずほぐれつ、にゃんこスキーでにゃんこマニアでにゃんこマイラブな綾花には実に、天国のようなシチュエーションでありました。
もちろんむぎゅっ、支えてくれる珪さんの頼れるところや、彼の濡れ姿のツヤやかさ、カッコよさもばっちり堪能しちゃいます。
「濡れていても、珪さんは素敵ですね♪」
「君もね。いつもより、その……すごいね。うん」
綾花の大胆水着に目を白黒させる珪さん。綾花はあでやかに微笑みました。
そんなわけで、『ネコトピア』。今回は二泊三日の日程で、のんびりゆったりと滞在することにしました。
かつては海中に築かれ、多くの争いや悲しみの舞台ともなった巨大都市……けれど綾花をはじめ、たくさんの優しい人たちの助力や画期的なアイディアを得て、今ではすばらしい海上リゾートとして生まれ変わりました。明るいお日さまの下でぬくぬくぽかぽか、ぱしゃぱしゃにゃおん。ねこたちの幸せなお顔があふれる、綾花の大好きな場所です。
「ふう~。楽しかったですね、シャチのプール」
「そうだね、大はしゃぎだったね、綾花さん」
「だってにゃんこが! にゃんこたちがあんなに可愛いんですもの……!」
ひとしきり遊んで、しばし休憩。今度は先ほどよりも緩やかな波がゆらゆら、穏やかに揺れるプールでのんびりと過ごすことにします。波を起こしているのはたくさんの小魚たちで、彼らが泳ぐたびに虹色の鱗が陽の光にきらめいて、何とも神秘的です。
浮かぶボートに乗ってぷかぷか、揺れる綾花とにゃんこたち。珪さんはプールサイドでネオンカラーのドリンクをいただきながら読書タイム。の~んびり、ゆ~ったり。
「あれれー。アヤカも来てたニャー?」
ぽやぽやぽやん、おっとりとしたねこの声。ぺたぺたとやってきたやってきた黒猫が綾花を見て、呆けたように言いました。すんすん、鼻をひくひくさせて、
「あれれー。でも、アヤカのニオイと違うニャー? アヤカだけど、アヤカじゃないニャー?」
「えっと? 私は確かに、綾花ですけど……あれ?」
ぼんやりとした黒猫に、綾花はなんだか既視感を覚えます。どこかで見たことあるような? 知らない子のはずなのに、よく知っている子のような?
「ニャー。アヤカはアヤカだし、べつにいっかニャー。いっしょに遊ぶニャー」
と、マイペースな黒猫はぽちょんとプールへ飛び込み、犬かきならぬねこかきでぱしゃぱしゃ、綾花の周りを泳ぎ始めました。
むむむむむ。どこかで会ったことがあるような、見覚えあるような……それも、いつも仲良くしているにゃんこであったような。お昼寝が好きで、マイペースで、綾花がさみしい時にはぴたりと寄り添ってくれて、毎夜のようにお布団の中に入り込んできては添い寝をしてくれる、
「あの。もしかして……
クロワ
?」
「んニャ? そうだニャー。アヤカもいっしょに遊ぼうニャー、泳ぐニャー」
「え、ちょっと待って、わ、わっ!」
ボートがぐるりとひっくり返って、ばっしゃん!
クロワは今ごろおうちでお留守番をしているはずですけれど、得意の神出鬼没でしゅぱしゅぱん! とついてきてしまったのでしょうか? 不思議なことが起こりがちな寝子島在住、綾花は首をひねりながらも、
「まあ、いっか♪」
けれどにゃんこたちと楽しくぱしゃぱしゃ、ぱしゃん。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオSSS(600)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
恋愛
SF・ファンタジー
NPC交流
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年03月28日
参加申し込みの期限
2025年04月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年04月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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