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屋台島紀行
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【きみと在る場所】
「あれっ、ここどこだろ?」
寝子島で無邪気に猫を探して、頭から茂みに全力ダイブで突っ込んだ先――
野々 ののこ
が不思議そうに見つめる光景を共有するように、
佐藤 英二
も同じくその光景を目の当たりにした。
屋台が、ある。たくさんの仄明るい光を宿した日本の提灯とは少し異なる灯火で、あちこち飾り染められた活気に溢れて広がる世界が、確かにそこには存在していた。
『少なくとも、寝子島ではない』――それだけは分かる。
「おおおっ、美味しそうな魚のいい匂いする! 英二くん、行ってみよ!」
だが、そんな異常事態もどこ吹く風――ののこは、好奇心に輝く瞳をキラキラさせながら、この上ない満面の笑みで英二の手を取り、無邪気さと共に元気に引っ張る。
賑やかではあるが、同時に雰囲気が張り詰めている感じなどは見受けられない。それはどこまでも人を和ませてくれる――幸せの空気。
「そうだね、行ってみようか」
危険な場所でなく、しかもののこが行きたいと手を引けば、英二にとってそれは行かない理由も無いと言うもの。
そうして、ふたりは祭りの賑々しさに心が沸き立つような空間へと、さっそく足を踏み入れたのだった。
最初に、何より伝わったのは空間に漂う新鮮な潮の香りだった。
寝子島の魚市場に近い気配。立地的に近くに海があるのかも知れない。屋台の食べ物は大半が魚介類を売りにしているのが肌で伝わってくるような、そんな雰囲気が溢れ伝わってきた。
しかし、英二の目に映るそれら、売られている物は極めて個性的極まるものばかりでもあった。
「『かっトビウオ』だって! ばっひゅーん!! ――ねぇ、この羽の部分ニワトリだよねっ? 美味しいかな、むしろ焼き鳥も食べれて一石二ちょ……一魚、一鳥……?」
香ばしく焼かれている、ニワトリの手羽先がついたトビウオ――『かっトビウオ』なる存在を前に、ののこが推理探偵も真っ青の真剣な表情で考え込んでいる。
香ばしい七輪を前に真摯に悩むののこも、なかなか珍しく愛嬌がある。英二がそのような彼女をじっと見つめて微笑んだ、その時。
「へい! お二人さん、お似合いのカップルさんだね! このかっトビウオ丁度2羽美味しく焼けたところだよ!」
「か、カップル……!」
さらりと呼吸するように出された言葉に英二は動揺が隠せない。重ねるように屋台の店主が告げていく。
「1羽300円を、お二人さんならセットで500円! ついでに、プラス200円追加で『さばサバ』と『ブリっこ』『たらタラ』の切り身試食も一緒に付けるよ! どうだい!?」
「やったー! 英二くんっ、お魚食べ放題! 買お買お!!」
「……う、うん」
そうして、二人は少し得なのか少々のぼったくりなのかが分からないラインで、プラスチックトレイには、鶏の手羽先は生えた『かっトビウオ』に、妙にカラフルな三色の切り身魚に少し緊張を湛えつつも。
「ん――この羽部分美味しい」
「だよねー! んまっ♪」
二人で、舌鼓を打つ幸せな光景がそこに生まれたのは言うまでもない――
そして、食べ歩きに洒落込みながら耳にした情報ひとつ。
「そーだっ、英二くん! 向こうの島の奥って何だか寺院みたいなのがあって、この島の神さまみたいなのがドガーンってあるらしいよ! 行ってみよー!」
ののこが先導して向かった先には、祭りの喧噪とは少し外れた静かな寺院。
その奥に鎮座していたのは、巨大な招き猫を彷彿とさせる大きな石像だった。
「これは、凄いね……」
「うんっ、ご利益ありそーっ。拝んどこっと♪ ――きちんと住めるところ決まりますようにー……!」
ののこが少し笑えないけれども、微笑ましくも感じてしまう願いを受けて、せっかくであればと、英二も一緒に願いを掛ける事にする。
願わくは、こんな二人の時間と、相手の幸せがいつまでも続きますようにと――
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あとがき
担当マスター:
斗々
ファンレターはマスターページから!
シナリオのご参加ならびに、ご参加者様には多大なるご迷惑をお掛け致しました。誠に申し訳ございません、MSをつとめさせて頂きました斗々と申します。
今回は、致命的な体調不良を含めまして様々な不幸を5年分一気に来たような騒ぎとなり、納品日を大量に遅れてのお届けとなりました……本当に合わせる顔もありません……深く、深くお詫び申し上げます……。
リアクションの内容には影響が出ないよう全力を尽くさせて頂きましたので、少しでも楽しんで頂けましたならばこの上ない幸いでございます。
それでは、重ねましてご迷惑をお掛けし本当に申し訳ございませんでした。再度このような事態を招かないように努力の限りを尽くさせていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。
この度は、ご参加頂きました皆様、本当に有難うございました……!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
斗々
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
神話・伝説
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年03月16日
参加申し込みの期限
2025年03月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年03月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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