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猫鳴館、ネズミ騒動
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荒太郎は空を飛んでいた。
ろっこんではなく純粋に、この世の物理法則に従って。
真下に穴の空いた猫鳴館の屋根。
東には寝子島の海。
水平線に一筋光が射し。
――夜が、明ける。
● なんて素敵な猫鳴館の夜明け
「きれいな夜明けだなー」なんて、荒太郎は呑気につぶやいてしまったのだけれど。彼の身体は確実に落ちていた。一緒に吹っ飛んだ、ねずみや、屋根のかけらや、そういったものたちと等しく、重力に引かれて。
近づく裏庭菜園。
爆発音を聞きつけて飛び出してくる寮生たち。
その中に、
御巫 時子
の姿があった。
彼女は空中の荒太郎の姿を見つけ、慌てて小鳥たちに頼む。
「お願い! 彼を助けて!」
無意識に、小鳥に声を届ける時子のろっこん『鳥の囀り』が発動していた。あたりの木々で朝を囀っていた小鳥たちが、時子の願いを聞き届けいっせいに飛び立つ。
この小鳥たちのおかげで、荒太郎のろっこん『コノオオゾラニー』が今度こそ発動した。
朝焼けの中、荒太郎は小鳥たちと空を飛んだ。その表情は晴れやかだ。
しばらく小鳥と滑空したこと荒太郎は怪我なく地面に着地した。
それを見て、時子はほっと胸をなでおろす。
一方、吹き飛ばされた大量のネズミは、雨のごとく猫鳴館の周辺に降り注いだ。この事件はのちに、猫鳴館ネズミ雨の怪奇として話題になったが、幸いなことに、ネズミたちは気絶していただけだった。
ぴくぴく、と息を吹き返しはじめたネズミたちの前に現れたのは、手作りラスクの入った大きな袋を手にした
天馬 ひびき
。彼女は、手にしたラスクの袋を頭上に高く掲げ、振り回し始める。
「こっちだよー」
ラスクの袋はどういうわけか、ひゅぅぅん、ひゅぅぅんと虫笛風の音を立てて。
「森へお帰り」
こうしてネズミたちを引き連れたひびきは、ハーメルンよろしく猫鳴館裏手の森の中へと消えていった。
● 穴探索隊の帰還
食堂の穴の奥から、歌が聴こえる。
九夜のお山の中ほどに
猫鳴く館があるという
げに恐ろしきその場所に
智慧あるねずは近づくな
穴探索隊の帰還だ。
鬼久保 美桜
は人形とスネコスリを、
難波 辰
が白ネズミのネズを、隊長の
龍目 豪
がねず族の少年を連れている。
屍 骸
はうぃんうぃーんと伴奏役だ。
「ねず族に伝わる歌です。そのために、この猫鳴館地下に住もうという〈ねず〉は長らくいませんでした。私は、おそらく変わり者なのでしょう」
「そういえば名前を訊いてなかったな……もしよければ、教えてくれないか」
「
鳶色彦
(とびいろひこ)。私の名は、鳶色彦です」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
冒険
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月09日
参加申し込みの期限
2013年01月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年01月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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