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深夜、名前のない屋台にて
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その日、
虎尾 花
はいつもより遅めに帰宅した。
「ただいまー」
玄関は鍵がかかっていたので、おかしいとは思ったが、どうやら出かけているらしい。
リビングの机に書き置きがあった。
『最強にきゃわわな花ちゃんへ☆ママとパパは仕事で遅くなっちゃうからお兄ちゃんとお弁当とか買って一緒に食べてね♪お財布は引き出しにあります(*^-^*)好きなだけ食べてね♪』
とのことだ。
(癖つよっ)
それはそれとして、兄の真白は図書館が閉館するまで調べ物をするらしい。
つまり、今日は1人で夕ご飯を済まさなくてはならない。
(あれ? 何気に初めてじゃね?)
キッチンや冷蔵庫には何も入っていなかったので、外へ出ることにした。財布の中身はありがたく使わせて貰うことにして、
「お弁当屋さんで弁当でも……ん」
良い香りが鼻について、脇道を見る。
「うどん?」
見ると、うどんの屋台が出ていた。のれんの向こうには、着物姿の綺麗な女性がうどん用の丼ぶりを丁寧に磨いていた。ちなみに頭にキツネらしき獣耳付きなので人間ではなさそうだ。
「あら、いらっしゃい」
目が合ってしまったので少し慌てたが、弁当より温かいうどんの方が良いかも知れない、一人ご飯なので誰かに伺いを立てることもない。
(ここにしよう)
花は、のれんをくぐって椅子へと座った。
「おすすめはなんですか?」
「京うどんとミニ丼ぶりのセットなんていかが?」
つまり、うどんにご飯物がついてくるらしい。
「なら、それで」
着物の店主はにっこりと笑って、生うどんを取っ手付きの湯切り網に入れて熱湯へとつける。箸でかき混ぜながら、声をかけてきた。
「今日はお嬢さん一人?」
「あ、家族皆用事があって」
「あらあら、そうなのね」
うどんはすぐに出きた。薄めの透き通った汁に、つやつやしたうどん、ミニ天丼は天ぷらの揚げたてを用意してもらったので湯気が出ている。
「はい、おまちどうさま」
「……!」
うどんの出汁の香りと、天丼の醤油ダレの匂い。非常に食欲を誘う。
「いただきまーす!」
しかし、花が箸を持つと、店主が
「あれ、お嬢さん、写真は良いの? 若いお客さんはよく撮ってSNSにあげてるよ?」
「あー、それはありかも」
普段、家族との食事でそんなことをしたことはないが、確かに外食に来ていて一人なら、取りあえず写真を撮っておくのも良いだろう。
「店主さんも撮って良い? 着物素敵だからさ!料理と一緒に!」
「そうねえ。着物は良いけど顔はダメよ?」
「おっけー」
花は少し考え、うどん天丼セットをスマホの写真に収めた。
(SNS、か)
思いの外綺麗に撮れたので、少しテンションが上がった。
「うまく撮れた?」
「見て! 店主さんの着物が綺麗過ぎて。美人確定って感じ」
屋台の提灯の明かりと相まって、雰囲気のあるご飯写真である。
店主に見せると、嬉しそうである。
「綺麗に撮れてるじゃない!」
「お店の雰囲気もだけど、料理も美味しそうだし、店主さんも綺麗だし、撮りやすいかも」
「ふふ、ありがと」
うどんの汁をすすり、麺を一口。薄味だが、出汁がきいていて非常に美味しい。天丼も甘めの醤油ダレがご飯と天ぷらに絡んで絶妙だった。
「ん〜」
見た目通りの味である。
うどんと汁物、ご飯と天ぷら。それぞれが美味しくて、ぺろりと食べてしまった。
「ふぁ……」
見ると、店主が欠伸をしていて、あまり顔色が良くないことに気づいた。
「店主さん、体調悪いの?」
「あ、あら。ごめんなさいねぇ。少し寝不足なのよ」
そう言って、花の前にほうれん草の胡麻和えと、鶏肉の照り焼きを置いた。
「サービス。もうすぐお店閉めちゃうから」
「わ、ありがとう」
ありがたくサービスを食べつつ、店主の様子を観察する。
(大変な仕事そうだし。てか……店主さんほぼすっぴんじゃね?)
顔立ちが美人なので、メイクはしがいがありそうだ。それはそうと、疲れが酷いのか頻繁に欠伸をしている。
「店主さん!」
「どうかした?」
「マッサージ、してあげる」
気分屋マッサージ後、店主は少しだけ顔色が良くなったような気がする。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年10月22日
参加申し込みの期限
2024年10月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年10月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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