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深夜、名前のない屋台にて
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その日、
森篠 琳子
は仕事帰りの道で非常にそそる香りに気づいた。鶏ガラと醤油の匂い。
早く帰って夕ご飯にしようとした思っていたのに、つい誘われて家とは反対の細い路地に入ってしまう。
「あ」
そこに現れたのは、ラーメン屋の屋台だった。赤いのれんには『猫ラーメン』と書いてある。
屋台の椅子には誰も座っていない。ちらっとのれんの向こうを覗いて見ると、
「えっ」
エプロンに頭に布を巻いた茶トラの猫がラーメンの湯切りの網を持っていた。目が合う。
「え、猫? 猫がラーメンを?」
「いらっしゃい。ラーメン、どう? 食べていかない?」
ニカッと笑ったように見えた。何より猫が喋っているが、不思議とそういうこともあるか、と納得出来た。
躊躇ったものの、食べてみることに。
のれんをくぐって、椅子へと座る。
「今日はちょっと冷えるよね。お姉さん、お仕事帰り?」
「ええ。帰る途中で」
「そっか~。お疲れ様! 注文は?」
「醤油ラーメンで」
湯切り用の網、通称てぽの中に麺を一玉入れて湯の中へ。その間に丼を温めて醤油スープを入れる。
「この辺では初めてお店出したんだけど、ぽつぽつとお客さんが入ってくれてね」
「普段は別のところで?」
「そうそう。今日は気分を変えてね!」
頃合がきたら麺の湯切りをして丼のスープの中に麺を入れ、箸を使って麺を整え、その上にチャーシュー、メンマ、海苔、ネギ、鳴門を入れる。喋りながらも、猫が器用に肉球でそれらの動作をこなしている。
「へい、お待ち!」
出されたそれは、湯気を立てていて、良い香りが直に鼻腔をくすぐった。
「人間用で作ってあるから、大丈夫だよ!」
(猫用もあるのね)
それはそれで気になったが、まずはスープをレンゲに掬って一口。
「あ、おいしい」
麺をすする。ゆで加減もちょうどいい。
空腹もあり、一気に食べ終えた。
と、その時。
「やっ、店主! 今日はここかい?」
猫が入ってきた。椅子に飛び乗った後に、すぐに人間のように椅子に座り直す。
「おー、よくここがわかったね」
「探してたからな! いやあ、寒い寒い。味噌よろしくー」
「あいよ!」
猫のお客さんも対象らしい。
「ん? お姉さんはここのラーメン初めて?」
「えっと、はい。たまたま見つけて」
「そっか~」
と、味噌ラーメンがすぐに猫の目の前に。
「いただきまーす」
ふと気づく。湯気があまりたっていない。
(猫用って、猫舌用ってこと?)
ついつい笑ってしまいそうになる。
「お姉さん、替え玉もいっとく?」
はっとして店主を見る。
確かに物足りないかもしれない。
「お願いします」
「あいよ!」
3人(うち2匹)でぽつぽつ雑談をした後、屋台を出た。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年10月22日
参加申し込みの期限
2024年10月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年10月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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