例えば残業だったり。親の帰宅が遅い日の居残り授業だったり、部活の練習だったり。
いろいろあって帰りが遅くなってしまった。さて腹が減ったぞ、今夜の晩メシはどうしようか……なんて思った時に、あなたの前へ現れるのだ。その屋台は。
「すっかり遅くなってしまったわ……」
とある夜、道を歩く
森篠 琳子の前にもそれは現れた。
「あら? こんなところにラーメン屋さんが」
醤油だしのいい香りが琳子の鼻をくすぐる。
赤い暖簾に赤提灯。ずいぶんと古く年季の入った屋台だ。
暖簾の向こうからこちらを見つけた、店主らしき猫が琳子へ笑いかけた。
「……えっ、猫? 猫がラーメンを……?」
「いらっしゃい。ラーメン、どう? 食べていかない?」
その時、琳子のお腹がぐうと鳴った。
いつもの夕飯時はとっくに過ぎていて、確かに空腹だ。たまには屋台でラーメンなんていうのも、いいかもしれない。
店主が猫というのが、ちょっと気になるが。
「どうしようかしら……」
提灯の赤い光に照らされながら、しばし悩む。
こんにちは、高城ヒトです。
森篠 琳子さん、ご登場いただきましてありがとうございます。
ご参加の際はガイドに関わらず、自由にアクションをお書きください。
概要
深夜、寝子島のあちこちに、不思議な屋台が出ているようです。
猫がやってるラーメン屋だったり。
狐がやってるおでん屋だったり、狸のもつ鍋屋だったり。
鬼の大将が焼き鳥屋やってたり、ろくろ首の女将が小料理とお酒出してたり。
タコがタコ焼き焼いてたり。
など、いろんなお店があるようです。
『時の流れ』は、特に決まっていません。
学生が部活の帰りにちょっとラーメン食べたり。
『ねこぴょんの日』の5年後や10年後に、同級生とお酒飲んで語ったり。
結婚後、夫婦で寝子島高校での日々を思い出しながらおでんつついたり。
成人した弟や妹、子どもと乾杯したり。
などなど、自由にお楽しみください。
どなたでもお気軽にご参加くださいませ。
NPCについて
登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、
PCとXキャラの2人あわせて「1人分」の描写なので、無関係の行動などはお控えください。
※Xキャラだけで1人分の描写とすることも可能です。
その場合は、PCさん自身は描写がなく、Xキャラだけが描写されます。
Xキャラのみの描写をご希望である旨を、アクションにわかるようにご記入ください。
※Xキャラをご希望の場合は、口調などのキャラ設定をアクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いていただければ大丈夫です。
以上です。
それでは、皆さまのご参加お待ちしております。