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寝子島高校
霊界幼稚園はてんてこまい
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◆絵本の読み聞かせ
綾辻 綾花
と
早川 珪
先生は休日に2人で出かけていた。その途中、ふと見慣れない街並みに迷い込み、辿り着いたのは幼稚園だった。
「寝子島にこんな幼稚園ありましたか?」
「僕は見覚えがないな」
2人で訝しんでいると、幼稚園のなかから眼鏡をかけた女性が声をかけてきた。
「あなたがた、子どもはお好き? ちょっと手伝ってくださらない?」
どうやら人手が足りないようで、なかなか大変そうだ。2人とも顔を見合わせて、笑顔で了承した。
園内に入ると、個性的な子たちが元気に遊んでいた。その様子からここが寝子島ではないことも察する。だが、それは大した問題では無かった。
「しかし、何をお手伝いしましょうか」
「そうだね……」
綾花は部屋のなかをぐるりと見まわす。置かれているものは自分の知る幼稚園のイメージとあまり変わらない。そのとき、本棚にあった絵本が目に入った。綾花は珪先生の袖を軽く引っ張り、それを指差す。
「珪先生、読み聞かせはどうでしょうか?」
「いいかもしれないね。どんな本が置いてあるかな」
適当に一冊手に取って、パラパラと中身を確認する。初めて見る内容だが、とくに問題なく読めそうだ。本を手にする2人のまわりに自然と子供たちも集まってきた。
セリフ部分を2人で分けて読んでみる。最初は少し緊張したものの、読んでいくうちに慣れてきて楽しくなってくる。子供たちはリアクションを返す子、黙々と聞く子とさまざまだが、皆それぞれに楽しんでいるようだ。
(絵本のなかで夫婦役とか王子様とお姫様のセリフを言ってるとちょっと照れますね。好きな人だから気持ちを込めて言ってるからかな)
そんなことを思っている内に最後のページまで読み終わった。子供たちから拍手が送られる。
「つぎこれがいい」
今度は子供たちからのリクエストを受けて読み始める。何冊か読んでいくと、どんどん珪先生と息が合ってくる。ようやく子供たちも満足したのか、別のところへ遊びに行ったり昼寝を始めた。
「珪さん、上手ですね。私ももっと聞いていたくなりました」
「綾辻さんもよかったよ」
「ありがとうございます」
珪先生が読み聞かせているときの声も、こうやって褒めてくれる声も耳に心地よかった。2人は一仕事終えて、園児たちを眺めていた。
「子供、欲しいですね」
もちろん珪先生との子供だ。目の前で駆け回る子供たちをみていると、いつか母親になりたいと彼女は思った。綾花はそっと珪先生に肩を寄せる。
(まだ私も子供に入るんですけど)
珪先生はそんな綾花を見て静かに微笑んでいる。
「子供のお世話って大変だけど楽しいです」
「そうだね」
仲睦まじく過ごしていたら子供たちから冷やかされてしまった。自分たちの両親と同じことしてると言う子もいた。その瞳があまりに純真で、綾花は耳まで赤くなっている気がした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
動物・自然
神話・伝説
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年09月28日
参加申し込みの期限
2024年10月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年10月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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