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インビテーション・アリーナ
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「……困りましたね。ウォルター先生」
「ほんとにねぇ。困ったもんだねぇ、早川先生」
教師二名、
早川 珪
に
ウォルター・B
はなるべく互いを目に留めないようそっぽを向きながら、眉をしかめため息をこぼした。ビキニアーマー姿で。どちらもそれなりに鍛えられ引き締まった肉体をしており、それを見て怠惰な生活をしてきたらしい中年男は弛んだ己の腹と見比べては諦観に満ちた表情を浮かべて首を振り、面食いお姉さんは羨望の眼差しで食い入るように二人の偉丈夫を見つめた。
綾辻 綾花
と
稲積 柚春
にしてみればこれが、面白くない状況なわけだ。
「むぅ。あまり珪さんが他の人に見られるのは、何だか……イヤです」
「そうは言ってもね、綾辻さん。着替えもないし、そもそも脱げないみたいだし……」
「ワット、きょろきょろしないで! ううっ、胸圧に押し潰されそうだよ」
「何と戦ってるのかなぁ君は」
柚春は大斧を携え、スレンダーボディをさらしながら身構える。イヤでも目に入るのは周囲の女性闘技者のたわわな双丘であり、隣に居合わせた綾花のそれであった。揺れている。景気よくバウンドしていた。
「……むむむ」
「なーに考えてるのかなぁ?」
ぽむとウォルターが柚春の頭へ手を乗せた。ビキニアーマーだが彼は教師で、男だ。ビキニアーマーではあるが。柚春を案ずる心に偽りなく、故に彼は二丁拳銃を構えて背を守りながら周囲を睥睨し、つぶやくのだ。
「う~んいい尻……ああ、いやァ。何でも」
「何て言ったのかな、ワット? 僕以外の誰のナニを見て言ったのかな、ねぇ?」
憤慨する柚春だが、彼女の黄金に輝くビキニアーマーは勇壮にして美麗、最新ファンタジーゲームかアニメにでも登場しそうなデザインで、纏う当人のスタイルの良さもあってこちらも人目を惹いた。無論、美尻もである。そしてそんな無遠慮な視線からさりげなく身体を張ってブロックしているウォルターの気遣いには、柚春も優越感を感じずにはいられないのだった。
片や一帯で誰よりも視線を集めているのが綾花だった。理由に言及する必要があろうか? 必要ある? ならば率直に述べよう、オッパイである。
「僕もね。正直、あまりいい気はしないのだけどね……ほら、僕の生徒をそんな目で見られるのは」
珪は遠まわしな言い様をするが、もちろん綾花を慮ってのことだろう。それが綾花には嬉しい。同時に彼が見つめるのは有象無象の敵の胸元やら腰つきやらではなく、自分であってほしいとも思う。
「戦いましょう。珪さん!」
「そうだね、身を守らないと。でも、どうやって?」
「大丈夫です。この子がいますから」
この子、は綾花の頭上から舞い降りた。真紅の艶めく鱗、雄々しい翼に太く長大な尾。面構えはやや愛嬌があるが、ドラゴンだった。四つ足のドラゴンの背に綾花は颯爽と跨り、珪へ手を差しのべ誘った。
「これが綾辻さんの武器なのかい? すごいな……」
「さあ、行きますよ。私にちゃんと掴まっててくださいね」
控え目に腰へ回された手のあたたかさを感じながら、綾花はドラゴンへ行く先を示し空へと舞い上がる。ドラゴンは綾花の意思のままに炎を吹き、飛来するミサイルも敵対する飛行生物もみな撃ち落としながら宙を駆ける。
彼女らを見上げてウォルターは口笛を吹き、瞳を輝かせた。
「僕らも負けていられないねぇ」
ビキニアーマー姿はこの際言うまい。双銃の狙いを定めて油断なく構える彼の勇ましさを柚春は惚れ惚れとして見つめて言った。
「ちゃーんと僕のお尻を守ってよね?」
「それは……何だか誤解を招きそうな言い方だけど、ま、善処するよぉ」
頼れるパートナーに尻を任せて柚春は突撃し斧を大上段から斧を振るう。
「たああああっ!」
好色そうな親父が柚春の装いに見とれるうち、ビキニを唐竹割りに斬って捨てた。
インビテーション・アリーナではメンタルがとかく物を言う。こんなモンに何を真面目なコメントしとるか馬鹿馬鹿しいと思われる向きもあろうが、事実なのだから仕方がない。
その好例の一つが
真境名 アリサ
である。
「よっ、と! 悪いわね、ふふん♪」
「きゃああああ、私のビキニがー!」
貧相なモブのビキニアーマーなどお呼びではない。エメラルドグリーンのアーマーが際立たせる完璧な肢体は踊り、両手に握った長剣二刀流で戦場を首狩り兎もかくやと跳ね回る。たわわな胸も跳ねまくる。アリサは次々にビキニを切り裂き勝利を重ねていった。
そんなアリサの立ち回りを裏付けているのがガールズバーのキャストにして副店長という肩書きであり、夜ごとステージへ立ち鍛え上げた身のこなしやリズム感。そしてクソ度胸というやつだ。あえて断ずるならビキニはアリサの正装であり、故にこそそこには羞恥も躊躇いもなく、普段通りに舞うばかりだ。自身もギャラリーも武器を携えているところは異なるが、何、気にはすまい。刃の一つもかすめれば衆目に裸身を晒す、それも結構ではないか。ひりつくスリルに身体は火照りテンションもうなぎ登りというものだ。
「伯爵だか男爵イモだか知らないけど、好き者ね。あたしのハダカは高いわよ? 全員返り討ちにしてマッパにしてやるから、覚悟してよね!」
「うむ。やはりそれが宿命か」
ばっさばっさと肌色面積を増やしてゆくアリサの前に、ライバル現る。腕組みして立ちはだかるのは銀色の長い髪をポニーテールに結い、アリサに負けず劣らずの素晴らしきスタイルを惜しげもなく見せつける少女だった。
「次の相手はあなたってわけ?」
「我が名は
ルーシー・R・マクミラン
! これぞ我が美と戦いの美を知らしめる最高の舞台というものぞ! 我が真の美を見せつけてやろう!」
「あ、うん」
蒼い刀身のタルワール、いわゆる曲刀を手に美しい所作で身構える。
「では、ゆくぞ!」
ルーシーは叫び、そしてビキニアーマートップを外した。ぷるん。
「ちょっちょっちょっ、何してんの!?」
「む? 何故止めるのだ?」
「何故はこっちのセリフなんだけど!」
バトルは一時中断、気になってそれどころではなかった。アリサは慌てて彼女のビキニを戻しつつ、不可解な行動の理由を尋ねてみるにルーシーの言い分はこうである。
「ルール上は、全裸になれば敗北となる! これに疑問は無かろう?」
「まぁ、うん」
「つまり上だけならセーフなのだ! これにも疑念は無かろう?」
「アウトだよ! セーフって何よ、何がしたいの!?」
「このような無粋な甲冑で我が美を隠さねばならないというのが気に入らぬ!」
つまり、脱ぎたい人らしい。じゃあご勝手にさっさと退場してどうぞと言いたくなるが、それもまた違うらしい。
「我とてこのアリーナの趣旨は理解している。ビキニアーマーなるものも悪くはない、無論肉体そのものの美こそが最も崇高であろうが、それを飾る装いにもまた美は宿ろうというもの」
「はぁ……」
「そしてそれを剥ぎ取る、解放の瞬間! 散り行く花のごとき美の昇華! ふむ。なるほどそなた、我がその瞬間を逸することを嘆き、止めてくれたというわけか。秘められた芸術がベールを取り去りつまびらかとなる一瞬もまた耽美なもの、我が肉体もまたそうであるかもしれぬな!」
「はぁ……?」
「ではこの甲冑は今しばらく身につけておくことにしよう。ところでそなた!」
一方的にまくしたてアリサの目を白黒とさせたところで、ルーシーが戦場を見渡しその一角を真っすぐに指差した。
「美を追求するならばやはり舞踏、転じて武闘を究めねばな。あのような輩は無粋の極みだとは思わぬか?」
そこにはライフルを構え実に整然と厳密な布陣を施す一団がずらり並んでいた。ノブナガ・オダのごとくリロードの隙を生じぬ二段三段構えで、近づく者のビキニもパンツも撃ち抜き全裸の山を築いているようだ。さらには後方に備え付けのバリスタや大砲の類も占有しているから手が付けられない。
掴みどころ無くアリサには理解しがたいルーシーであるが、言わんとするところは理解できた。
「遠くからパーン! なんていうのは確かに、盛り上がらないわね。やっちゃう?」
「うむ、我らの美を存分に見せつけてくれようぞ!」
「自分から脱ぐのはもうやめてよね……?」
一時休戦。即席コンビはいささかデコボコながら、剣を携え並び立ち駆け出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年08月29日
参加申し込みの期限
2024年09月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年09月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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