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ふくびきやの憂うつ
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稲積 柚春
はふくびき屋でふくびきをした後、目を覚まし、すぐに
ウォルター・B
の手にそっと触れた。
お互い、顔を見合わせる。
「……こういう状況はあの約束だよね?」
柚春がそう聞くと、ウォルターは苦笑を浮かべた。
「僕も同じことを考えてたよ」
お互いに怖い時は、手を繋ぐ。それだけの約束だが、今この瞬間に発動すべきだろう。
確認しあってから手を繋いだ。
「さて、やらなきゃならないことがあるみたいだから行こうか」
柚春達が居る場所は夜の歴史博物館である。
時刻は深夜手前で、ミッションはこの美術館の秘密を探ること。
「不老不死だっけ? ワットは聞いたことある?」
どうやらここには「不老不死」に纏わる謎が隠されてるようだが、そんな展示あっただろうか。
「それが、まったくないんだよねぇ」
不老不死の謎、その手がかりを探さなくてはならないらしい。この闇が広がる博物館で。
と、背後で、
ガタンッ
物音が響いた。柚春は無意識にウォルターの腕に飛びつく。ウォルターは物音のした方向を見て、固まるしかない。
「……今の、なんだろ?」
「さ、さあ。警備員さんがいたりするのかもねえ」
「あ、うん。そうだよね。大きい博物館だし」
鉢合わせると面倒なので、速足で進むことにした。
「いきなり走るかもしれないから、しっかり握ってねぇ」
「あ、うん」
お互い、しっかりと握りあう。ウォルターの暖かい手、それだけで安心できてしまう。
「ふふ」
ウォルターの笑いに、柚春がはっとする。
「どうしたの?」
「いや、柚春と一緒で良かったよ。安心するしねぇ」
繋いだ手を見てそう言われ、柚春は少し顔を赤くした。
「うん。僕も」
そこからしばらく何もなく、目も慣れて来た。
「うーん。ないねえ」
「見逃しない気がするけど……大体、本当に不老不死なんてあったら、展示してる恐竜だってミイラだって生き返……っちゃってる!?」
「ん? ああ!?」
目の前にティラノサウルスが佇んでいた。この先は古代の恐竜コーナー、やはりそう言うことなのだろう。
後退る柚春とウォルター。
しかし、次の瞬間。
ぱんと弾ける音がして、ティラノサウルスの体が弾け、鮮血が周辺に飛び散った。
「!?」
声にならない。ぱくぱくとする柚春とウォルターの前に、現れたのは、
「ヒャッハー、彼氏彼女~。チャッキー・マウスだよん」
そう、ふくびき屋でふくびきをした時から、このチャッキー・マウスが出るのは決定していた。
「別名、殺人人形チャッキー。よろしくね~。この博物館を血の海スプラッタにしちゃお~」
このまま博物館のみんながチャッキーに倒されたら、展示が、歴史が変わってしまう。
「柚春」
ウォルターが横道へ駆け出した。
「ど、どうするの!?」
「まずはチャッキーをどうにかしないとねえ。この博物館の展示物は今の状態だと動いてるみたいだから、何か方法があるかも?」
確かに展示されているものががたがたと動いている。
と、通りかかったミイラ展示のコーナー。ガラスの向こうでミイラが向かってガラスを叩いていた。
「ワット、あれ! 何か言いたそう」
歩み寄ってみると、
『コノサキ、モエル、とこある』
「燃える?」
「もしかして火山の展示のことかなぁ? ……使えるかもねぇ」
「あ、そっか、チャッキーは人形だから」
柚春とウォルターは頷き合って、駆け出した。
道の先で、ぴょんぴょんと跳ねながら道を示してくれる展示物の人形達、協力を得ながら火山が展示されているフロアへ。山の模型の上にウォルターが立った。
「ワット!」
「隙ができたら、頼むよ」
柚春は頷いて、模型の陰へ。
血だらけにしながら現れたチャッキーがにやりと笑う。
「きゃははははッ、彼女逃がしたの~? 格好いい~。でも、しねぇ!」
ウォルターにナイフで迫って来る。
その瞬間、柚春が飛び出てきて、チャッキーを思いっきり火口へと突き落とした。
「ぎゃああああっ」
焦げ臭いにおい。やはり、火山も生きているようだ。
そして、火口から代わりに飛び出てきたのは火の鳥だった。
「え……」
「不死鳥……」
天井へ飛び去った美しい鳥は光の粒子となって消え去った。
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担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年08月08日
参加申し込みの期限
2024年08月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年08月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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