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異世界駅からの脱出
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【4】
影は、拳で殴っただけで消える弱いものだった。
ただ、次々と湧いて来て数が多い。それに、捕らわれたらどうなるのかがわからず、恐怖を誘う。
それでも四人は、抗った。
タルトがろっこんの進化能力で獣人化して、先頭に立つ。信彦とアリサを間に挟んで、後ろの美弥子が、ろっこんで起こした風で、タルトを援護した。
「どけどけどけどけ~!」
タルトは両手でパンチを繰り出しながら、出口めがけて突進する。そのあとに、三人が続いた。
なんとか公民館の外に出ることができた四人は、公民館の裏手に回る。
そこには、地図のとおりに道があった。後ろをふり返ると、影たちは追って来る気配もない。四人は顔を見合わせ、安堵の息をついた。
そしてふとタルトは、自分が握りしめているものに気づく。
あの時拾った紙片を、ずっと持っていたらしい。
二つ折りのそれを広げてみれば、そこには走り書きの文字があった。
「この言葉……もしかして?」
彼女は文字をしげしげと眺める。一つは「トンネル」。一つは――
「タコ……じゃなかった、凪だね」
呟く彼女に、他の三人が歩み寄って来た。
「どうしたんだい? どこか怪我でもしたかい?」
信彦に問われて、タルトはかぶりをふる。
「じゃなくって、これ……脱出のための言葉かも」
言って彼女は、皆に紙片を広げてみせた。
見た途端に、美弥子が息を飲んだ。
「これよ! 凪……そう、駅に降りた時、私の頭にひらめいた言葉」
「ビンゴ、ってことかしら」
叫ぶ美弥子に、アリサが小さくうなずいて言う。
「ねこなぎトンネルとやらで、この言葉を使えっていう?」
「ならば、いざ行かん、トンネルへ!」
信彦が、前方を示してポーズを決めた。
「こちらの道へ来て、正解だったわね」
笑ってアリサが言う。
そうして彼らは、歩き出した。
ほどなく四人は、古いトンネルの前に到着した。
もっとも、トンネルは入口がふさがれている。
「これじゃ、入れないわよ?」
眉をひそめるアリサに、タルトが言った。
「とりあえず、みんなでこの言葉を言ってみようよ。そしたら、何か起こるかもよ?」
「俺も、賛成だ。まずは、やってみよう!」
信彦もうなずき、四人はせーので声を合わせる。
「凪!」
その途端、閉ざされたトンネルがまぶしく光り、同時にどこからか電車がホームに入って来た時の、あの独特の音が聞こえて来たのだった――。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
織人文
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年07月23日
参加申し込みの期限
2024年07月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年07月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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