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\ オーバータイム!/
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春彼岸の日に
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◆偲ぶという心
春彼岸。
稲積 柚春
と
ウォルター・B
は2人並んで歩く。人通りの少ない、のどかな風景が続く。彼は16歳の頃に親友である獅子堂を喪っている。柚春は以前不思議な世界に迷い込んだ際に、獅子堂が迎えた最期を彼とともに見ていた。
雨でぬれた土の匂いは、あの時のウォルターを悲痛な顔にさせていた。それは親友が埋められた土の香りだから。でも『寝子島で先生になれてよかった』と言った顔は清々しかった。
(ほおずき市で死んだ人に会ったときには動揺していたけど、霊界で獅子堂さんに会ったとき……吹っ切れたような顔をしていたから)
今は大丈夫だろうと思っている。言い残したことはないとも言っていた。けれど、柚春はそれでも彼のことが心配だった。
「ねえワット」
「ん? なんだい?」
「今日はお彼岸だからさ、偲んであげてもいいんじゃないかな」
「……」
「さすがに獅子堂さんも、前を向けって怒らないと思うよ」
魔行列車に乗って、赤朽葉駅で獅子堂に出会ったとき。彼はウォルターに『前を向いて歩けばいい。もう後ろを振り返るなよ』と伝えた。振り返らないと約束もした。それでも、今日くらいはいいのではないだろうか。
「そうかも、しれないねえ」
ウォルターは立ち止まって、寂しさと儚さを含んだ顔で空を見上げた。柚春も同じ方向に目を向ける。彼女がそっとウォルターの手を握ると、彼も握り返した。
(僕は祖父母も元気で、まだ誰かが死んでしまうって感覚は分からない。それでもワットに寄り添い包んであげたい)
彼がいま何を思っているのかは分からない。やがて視線を下ろすといつもの穏やかな顔になった。その顔は柚春に安心を与えた。同時に、ある疑問が彼女のなかで沸いてきた。
(でも、どうして寝子島でよく見かけるのかな? もしかしてお墓が近くにあるとか? それとも、心残りがあったりするのかな……)
考えても答えは出ない。だから彼女はウォルターに提案した。
「ね、獅子堂さんはどんなものが好きだった? お供えを買って話題にしていれば、今日もどこかで会えるかもしれないよ」
その言葉に彼は頷き、獅子堂のことを話しながら2人は寝子島を散策した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年07月10日
参加申し込みの期限
2024年07月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年07月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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