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\ オーバータイム!/
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◆天使との邂逅
ある晩。
佐藤 瀬莉
は夢を見た。
どこかの病院の個室にあるベッドの上で、腕も足も動かすことができずにただ横たわっている。腕には何かの管が繋がっていて、近くから定期的な電子音が聞こえる。
(ああ……そうか……)
彼女は生まれた際、医師から長くは生きられないと宣言された。元々体が弱く、何度か生死の境をさまよったことがある。しかし一家そろって寝子島へ転地療養したのが功を奏して、今は健康を取り戻している。
健康になった今は将来の夢もできた。
18歳になったらスイスへ留学し、とある有名な時計学校に入って時計職人になるという夢。それでも時折、ふとしたきっかけであの大病が再発するのではないかと、かすかな不安がよぎることがある。そして、今がまさにそうだ。
どうやら病魔は瀬莉のことを放ってはくれなかったようだ。それどころか、残酷なタイミングで牙を剥いてきた。夢を追いかけようと駆けだした足を突然掴まれたような感覚。先ほどよりも電子音が耳に響く。そこに一つの影が現れた。その姿は天使そのものだった。
(ああ……あたし、今まさに天に召されようとしているんだ)
瀬莉の前に天使がやってきたことで、彼女はそう確信した。これが運命なのだとあきらめて、それを受け入れようと目を閉じた。そのときだった。
「まだここへ来るのは早いよ」
聞き覚えのある声に思わず目を開く。よく見れば、その天使は幼いころに入院した際に、隣の病室に居た子だった。名前はユウキ。彼は瀬莉が幼い頃に入院していた病室に突然現れた。
時計が大好きな少年で、度々瀬莉の病室を訪ねては色々なことを話した。二人とも退院したら一緒に時計の博物館へ行こうと約束をした。けれど、ユウキは瀬莉よりも先に旅立ってしまった。
「ユウキくん……」
「今ここから走り去れば、まだ間に合う」
ユウキは病室の扉を指さした。気づくとさっきまで横になっていたベッドも、自分に繋がっていた管も無くなっていた。彼に促されるまま、背を向けてしゃにむに走った。
「はぁ……はぁ……」
瀬莉は走っている途中で夢から覚めた。あまりに生々しい夢だったせいか、ひどく汗をかいている。時刻は深夜の3時。朝日が昇るまでまだ時間がある。汗を拭いてからもう一度眠ろうと横になった。
(今度、ユウキ君の墓参りに行こうか)
少しずつ微睡む意識のなかで、瀬莉はなぜかそう思った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年07月10日
参加申し込みの期限
2024年07月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年07月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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